<続き>
和歌山で見たかったモノの4つ目は、和歌山市博物館展示の大谷古墳から出土した馬甲冑である。残念ながら馬甲片は目にすることはできず馬冑のみであったが完品状態で、これを見ていると騎馬民族は遣って来たと思わざるを得ない。
この馬冑は、高句麗の騎馬遊牧民の影響であろうが、高句麗から直接渡来したというより、百済・伽耶の地から渡来したであろう。
(釜山・福泉洞古墳出土 福泉博物館)
上掲パンフレットにあるように、馬甲を構成する鉄片がそれなりの数量出土しているが、展示されていたかいなかったのか、残念ながら目にすることはできなかった。
<続く>
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