世界の街角

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紀伊・伊太祁曾神社(壱)

2022-04-15 08:27:58 | 和歌山県

〇五十猛命上陸地から紀伊・伊太祁曾神社へ

五十猛命(いたけるのみこと)を出雲では”イソタケルノミコト”と呼ぶが、その上陸地から最後に降り立った紀伊・伊太祁曾神社へ遣って来た。

五十猛命は父神・素戔嗚尊と共に、新羅から埴船にて出雲(地元伝承では出雲と石見の国境の五十猛の浜)へ渡海し、素戔嗚尊は高天原より持ち来る木の種を五十猛命に渡し、日本国中にその種を蒔くように命じた。五十猛命は妹神と共に、九州から順に日本中に種を蒔きはじめ国中を青山にし、最後に木の国(紀伊)に降り立ったと日本書紀は記す。

(島根県大田市五十猛町 五十猛神社 祭神・五十猛命)

(和歌山市 伊太祁曾神社 祭神・五十猛命)

左右の脇殿には妹神の大屋津比賣命、都麻津比賣命がそれぞれ鎮座されている。

今回、五十猛命の足跡と云うか、上陸の地から最後に降り立たれた、紀伊・伊太祁曾神社に参拝し、それなりの感慨をもったが、後刻、もっとびっくりするモノを見た。これも五十猛命が繋ぐ出雲と紀伊であろうか?・・・これについては、次回紹介したい。

<続く>



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