世界の街角

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関帝廟

2015-03-26 09:39:52 | クアラルンプール
 前回紹介したマハ・マリアマン寺院から100mも離れていない処に関帝廟がある。タイ、シンガポール、マレーシアには、多くの中国人2世ー4世が居住する。そして出身地ごとに同郷開館を建てる。ここKLの関帝廟は広州と肇慶出身者の廣肇会館となっている。
 肇慶は風光明美で、名称を失念したが山水画を見るような公園が存在し、30年前に行ってみたことを思い出した。当時は広州から西への高速道路が建設中であった。端渓の硯は肇慶産である。




 堂内の様子は他の道観(道教寺院)と同じである。独特の螺旋状の線香が天井からぶら下がっている。ここの関帝廟は1887年の創建とある。本尊は関羽雲長で右側に関平、左に周倉を従えている。関羽は信義に厚いことから信用を重んじる商売の神として、信仰されるようになった。ここに媽祖が祀られているかどうか、注意してみなかったので、それは分からない。福建、潮州の同郷会には、媽祖が祀られていることが多い。

 麒麟を見た。一角なのか二角なのか、判然としないが一角のように見える。どうも新しいもの様に見え興趣は湧かない。

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