<続き>
『第5章:海を越える大壺』
褐釉龍文六耳壺 17-18 高さ:53.2cm 胴径:36.9cm 中国南部
キャップションにもあるように、ベトナム南部のチャンパ陶と見分けが付きかねる。
黒釉四耳壺 年代不記載 高さ:40.4cm 胴径:48.1cm ミャンマー
キャップションには年代未記載であるが、15-16世紀と考えられる、いわゆるマルタバン・ジャーである。
褐釉白堆文四耳壺 年代不記載 高さ:41.5cm 胴径:42.6cm ミャンマー
黒褐釉櫛描文壺 12-13世紀 高さ55.5cm 胴径:42.6cm カンボジアORタイ
焼成地はカンボジア国内か、タイ・コラート高原か不詳としているが、いわゆるクメール陶である。
黒釉四耳壺 15世紀 高さ:39.9cm 胴径:34.2cm タイ・メナムノイ窯
黒釉四耳壺 15世紀 高さ:59.5cm 胴径:43.3cm タイ・メナムノイ窯
今回紹介した壺類はコンテナーとして用いられたもので、飲料水や食料のみならず、商品運搬用として、例えば香辛料などを入れて運んだ。
<続く>
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