まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

深夜の蛾に神秘を想う

2009-06-07 | 随筆
昨夜の午前零時、スナックでカラオケをやって遅くなったカミさんが、ゴミだしに出て帰ってくると、「ねえ、とっても綺麗な蛾がいるわよ」って言うので、どれどれと見に行ったのが上記の写真です。体長15センチくらいの大きな蛾。深夜にひっそりと道路にとまっている姿はとっても神秘的です。オレんちは東京都といっても開発されていない山の裾野にあるので、タヌキやイノシシも出るし、こんな綺麗な蛾にも時々出くわす。みんなが寝静まった人間社会とはまったく異次元で暮らしているものもあるんだなあっと、蛾を見てしみじみ思いました。おおっ、こいつは、ひょっとしたら特別記念物か、かって人間がまったく発見しなかった新種か、と神秘は神秘のままでほっておけばいいものを、インターネットで調べまくり、「オオミズアオ」という蛾であることが判りました。蛾はなんと蝶の300種に比べて3000種類もいるそうです。それにしても実に神秘的で綺麗な蛾でした。