団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

身内だけでしめやかに行う葬儀が当たり前になっているのでは。

2021-11-25 02:36:27 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「お葬式」というタイトルで飛島圭介さんがエッセを書かれていました。


 昨年の暮れ、おじさんの実兄が78歳で他界した。

 新型コロナウィルスが死因原因だと、死に目に会えないどころか、お骨になるまで対面できないと聞く。

 兄は普通の(?)病死だったので、ちゃんと見送ることができた。

 お葬式は兄の娘が喪主となり、ごく少数の身内だけで執り行った。

 この2年間、兄のみならず多くの友人知人、先輩が幽明境を異にした。

 しかし、通常なら必ず出席して、その冥福を祈るべき大切な人の葬儀にも、コロナ禍でおじさんは不参加を余儀なくされたのだ。

 哀悼の気持ちは、供花やお香典に込めるしかなかった。

 弔辞の代わりに、ご遺族に故人との思い出などをしたためたお悔やみ状を出したこともあった。

 事ほどさように、コロナ禍は葬儀の様態を劇的に変えてしまった。

 密接、密集、密閉を避けるために、これまでのようなお葬式ができなくなったのである。

 盛大なお葬式を挙行することが個人の供養になるとの”考え方”が無効となり、近しい身内だけでささやかに見送るというスタイルが一般化せざるを得なくなってしまったのだった。

 新型コロナウィルスは、日本の宗教的儀式まで変容させてしまった。


 以上です。


 私が思うのコロナ禍以前に盛大なお葬式を挙行することが個人の供養になるとの”考え方”が無効となり、近しい身内だけでささやかに見送るというスタイルが一般化されていたように思います。

 葬儀会館も家族葬専用のホールが次々と出来ています。

 身内だけでしめやかに行う葬儀が当たり前になっているのでは。

 私の母親の葬儀も家族葬で行いました。

 じっくり母親を偲ぶことが出来ました。

 身内だけの方が以前の葬儀より慌ただしくなくてよかったように思います。






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他人の悪口を言わない」。なかなか出来ないですね。

2021-11-24 02:47:42 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「悪口言わず いつも感謝」というタイトルで63歳の女性が投稿されていました。

 37年間一緒に暮らす91歳の義母が、他人の悪口を言うところを見たことがありません。

 聞くと自身の母から「他人の悪口は絶対言っちゃいかんよ」と口酸っぱく言われ、その言葉をずっと守ってきているとか。

 義母は、私が茶わんや入れ歯を洗うといったちょっとしたことをしただけでも、「すまんね」「ありがとう」といつも声を掛けてくれます。

 感謝の気持ちを口にしてもらえると、言われた私はとてもうれしくなります。

 昔私が病気になったとき、一切文句を言わず子育てや家事を手伝ってくれました。

 今アルバイトに行く際も「気を付けて行ってこいよ」と送り出してくれます。

 この先も義母のように素直な気持ちで感謝や優しさを示せる人間になりたいです。


 以上です。


>37年間一緒に暮らす91歳の義母が、他人の悪口を言うところを見たことがありません。 

 「他人の悪口を言わない」。なかなか出来ないですね。

 私はけっこう他人の悪口を言っています。

 他人の悪口を言わない方がいいに決まっていますが、つい言ってしまいます。

 人間ができていないです。

 
>義母は、私が茶わんや入れ歯を洗うといったちょっとしたことをしただけでも、「すまんね」「ありがとう」といつも声を掛けてくれます。
 感謝の気持ちを口にしてもらえると、言われた私はとてもうれしくなります。

 お嫁さんだけではなく、世話をしてくれた人には「ありがとう」と声をかけるようにしたいです。

 とくにかみさんには。

 私はかみさんが食事を作ってくれるのを当たり前のように思っていますが、当たり前の行為ではないですよね。

 「ありがとう」と言わなくちゃ。😅





恋の予感 玉置浩二
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親よりお子様が早く亡くなるのは、一番悲しい出来事だと思います。

2021-11-22 00:52:37 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「写真」というタイトルで、87歳の女性が投稿されていました。

 
 今日も暑くなりそうと思った今年の8月4日の朝、なかなか起きてこない長男を起こしに部屋を開けた。

 「えっ、どうしたの達ちゃん!」。

 ベッドの下に丸くなって動かない長男。

 すぐに抱いてやったが、目は開いてくれない。返事もしない。

 「達ちゃん、達ちゃん」。

 何度も呼び、体をさすり、手を握っても、目を開けず握り返してもくれなかった。

 長男はお浄土へ逝ってしまった。

 どうして、なぜ私より先に。

 頭は真っ白になり、気がついた時には長男を真ん中に、左に孫、右側に私が北向きに寝かされていました。

 悲しみがどんどん押し寄せてきて冷たくなった長男の手を両手で静かに抱き寄せた。

 87歳の私が、こんなにも元気でいるのに、62歳の貴方が母さんより先に逝っちゃうなんて。

 「これから母さんはどうやって生きていけばいいの?」と語りかけたが、何も言ってくれなかった。

 今も涙も枯れ果てて息子の写真を抱き「わんぱくな少年期から、あっという間に3人の孫のおじいちゃんになってしまいましたね」と話し合っています。

 六十二年間、お母さんの子どもであってくれて、ありがとう。

 今はそんな気持ちでいっぱいです。


 以上です。


 親よりお子様が早く亡くなるのは、一番悲しい出来事だと思います。

 でも親が87歳以上も生きれば、起こりうる事だと思います。

 私が疑問に思ったのは、「頭は真っ白になり、気がついた時には長男を真ん中に、左に孫、右側に私が北向きに寝かされていました。」という文章です。

 お子様が亡くなったのなら、まずは救急車を呼ぶのが先決でしょう。

 救急車が来ればまずはご子息が生きていらっしゃるか、亡くなっているか調べるでしょう。
 生きていらっしゃれば救急車で運ぶでしょうが、亡くなっていれば警察に連絡すると思います。

 警察がやってきて、事件性があるかどうかを調べると思います。

 事件性がなければ葬儀屋さんを手配することになります。

 悲しんでいる暇なんてないと思います。

 初七日が終わって、それからご子息の事を思う時間が生まれるのでは。







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長野にいる妹よりお歳暮のリンゴが送られてきました。

2021-11-21 04:23:30 | 日記






 昨日 長野にいる妹よりお歳暮のリンゴが送られてきました。

 25個もあるので息子宅に半分持って行こうと思っています。

 上のリンゴは不揃いです。
 リンゴ農家からもらったリンゴだと言っていました。

 シナノゴールドかな?

 下のリンゴは買ったようですが、低地に出来たリンゴなので早く悪くなると言っていました。
 少し傷がついていました。

 こちらはフジかな?

 まだ食べていないので味は分かりません。

 急いで食べないと悪くなってしまいそうです。



ヘイジュードの訳を読んで初めてこの歌の意味が分かりました。一番最初に耳にした時は柔道のことを言っているのかなと思ったりしました。😅  HEY JUDE - The Beatles (Live Version by Paul McCartney) ザビートルズ「ヘイジュード」和訳

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今週月曜日の朝、「おはようございます!」と元気な声が聞こえた。

2021-11-20 02:45:25 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「ヨーグルト」というタイトルで、69歳の女性が投稿されていました。

 朝食後、オレンジにヨーグルトをかけて食べる。

 オレンジ一個の果肉を夫と私の分に分ける。

 小さめの容器に入れてヨーグルトをかけるだけ。

 このデザートを二人とも気に入っている。

 ヨーグルトは緑色の小さな容器入りで、さっぱりした味で美味しい。

 食事制限中の私たちにとって七十キロカロリーはありがたい。

 毎週月曜日の朝八時ごろに一週間分を配達してもらっている。

 いつも配達の時にニコニコと元気な女性が、ある週から違う人に代わった。

 その男性によると「体調を崩して入院することになりましたが、いずれ復帰する予定です」とのことだった。

 どれくらいお休みされただろうか?

 今週月曜日の朝、「おはようございます!」と元気な声が聞こえた。

 居間のガラス戸を開けて顔を出すと、あの女性がヨーグルトを持って立っておられた。

 「久しぶりですね。お元気になられたのですね?」

 「はい。話し好きな私が、少し喋りにくくなりました」

 舌ガンの手術をしたという彼女のマスクの下から痛々しい傷痕が見えた。

 思わず両手で彼女の腕を握り締めてしまった。

 職場復帰され明るく前を向いておられる人が眩しくて、泣きそうな朝だった。

 以上です。


 いつも見かける配達の方が病気をされていると気になりますね。

 私も私の家へ毎週クリーニングを配達されている男性が来られなくなり娘さんが代わりに来られて「父が検査入院をしましたが、亡くなりました」と仰った時には驚いた覚えがあります。

 このヨーグルトを配達されている女性は、元気になられて職場復帰されてよかったです。

>職場復帰され明るく前を向いておられる人が眩しくて、泣きそうな朝だった。

 投稿者さんは、やさしい性格の持ち主だと思いました。






【歌えるオールディーズ 98】 悲しき足音 (スティーヴ・ローレンス)
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