昨日はトマトの収穫の様子、
今日は加工品のお話です
画像右のカゴメトマトジュース「とれたてストレート 2013年」と
左の「復古版のトマトジュース」
畑で育てた「凛々子」と同じトマトが使用されているんです
「凛々子」は、カゴメが独自に開発したジュース用のトマトで、
生食用トマト(サラダなどそのまま食べるトマト)とは形質などが異なります。
また、トマトの赤い色素「リコピン」の含有量が多く、 生食用トマトに比べ3~4倍多く含まれています
またこちらのトマトジュースはフレッシュでトマトの新鮮な味がしっかりとするので、
私は飲むだけでなくトマトの煮込み料理にも使っています
「イタリアの家庭料理ではトマトがおふくろの味?」
トマトソースが日本でいう味噌や醤油の役割で活躍しています
西洋には「トマトの時期には下手な料理はない」ということわざがあります。トマトは「うまみ成分」である「グルタミン酸」「アスパラギン酸」の宝庫で、「グルタミン酸」と「アスパラギン酸」が4:1の割合で含まれるとき“最もトマトらしい味”になるといわれています。
日本で昆布だしやかつおだしが、さまざまな料理に使われてきたように、南欧州の地中海沿岸地方では、18世紀頃からトマトが料理のベースとして親しまれてきました。その代表格がトマトソース
例えばイタリアでは、夏の終わりのトマトの値段が下がる時期に、各家庭で一年分のトマトソースを作ります。その作業には家族総出で2~3日も費やすほどで、できあがったトマトソースは消毒したビンなどに密封されて保管され、日々の料理のベースとして活躍します。イタリアの家庭のトマトソースは、まさに“イタリア版おふくろの味”で、トマトが日本における味噌・醤油の役割を果たしているのです。
トマトと味噌・醤油に共通するのは“うまみ”成分の「グルタミン酸」。南欧州の地中海地方ではトマトから、日本(を含むアジア)では大豆からという違いはありますが、共に植物由来の「グルタミン酸」を上手に引き出し、様々な食材の味を引き立てる“うまみ”成分として活用しているんですよ