今日は市川市の公民館にて
スリランカ料理「アーユルヴェーダな料理教室」
2回コースの2回目に参加してきました。
市内に住んでいるスリランカ出身の
Janaka Wickramasinghe(ジャナカ ウイクラマシンハ)さんが
講師を務めてくれました。
今回も品数が多いため4つの班に分かれ、
それぞれ1品ずつ調理開始です。
スリランカ料理の特徴は、
料理にココナッツミルクやココナッツファインを使用して、
そしてココナッツミルクが味の決め手となり、
味のアクセントになります。
今回のメニューは。。。
1.ベジタブルライス
インディカ米を炊いて、炒めたネギ、人参、インゲンを
ターメリックなどのスパイスで炒めたものを
炊き上がったライスと混ぜ合わせます。
デトックス効果のあるターメリックが消化を促し、
代謝のバランスを整えます。
2.そば粉のロテェ
そば粉と強力粉を混ぜ合わせたボールの中に
ココナッツファイン、ココナッツミルク、水で混ぜ合わせ、
フライ返しで押し付けながら焼き目がつくまで弱火でやいた素朴なパン。
今回は日本ということでそば粉を入れましたが
スリランカでは強力粉のみで作ります。
みじん切りの人参や万能ネギを入れて焼くなど
様々なバリエーションがあります。
3.魚のカレー
今回はマグロを贅沢に使用しました。
カツオや鮭、さわら、スズキなども美味しく作れます。
DHA,EPA,ビタミンDなどの効果、
くすみのないイキイキとした美肌効果があります。
4.ポテトカレー
スリランカでは定番のカレーメニューのひとつ。
じゃがいもを1/4個に切り、
形が崩れないように鍋は手前に振りながら
スパイスと混ぜ合わせます。
蓋をして中火でじゃがいもに火が通るまで煮込みます。
5.シー二・サンボーラ(砂糖 ・ サラダ)
玉ねぎの日本で言う佃煮のような存在。
砂糖抜きでさっと炒め煮したタイプは
ルーヌ(玉ねぎ)・テルダーラと言います。
砂糖を入れ煮詰めると「シー二・サンボーラ」となります。
インドカレーのチャツネのような役割です。
6.キャベツのマッルン
マッルンは「しんなり」と言う意味。
生野菜に火を通し、素材から水が出てくる前に
火を止めてさっと調理します。
しっかりした素材が合うので、キャベツは外葉が向いています。
他にもインゲンやミツバ、レンコンなどもオススメ。
7.コキス
コキスはポルトガルが植民地として
スリランカを統治していた時代から
伝わるお菓子です。
作り方は。。。ココナッツミルク、ターメリック、塩、卵を混ぜた生地の中に
コキスの金型を落とします。
そしてフライパンの油の中に金型を入れるとすぐに生地がフワッと
浮かび上がります。両面をしっかりと揚げて形を整えて出来上がり。
プレーンなタイプは子供のおやつに、
チリパウダーを生地に加えると大人用のビールのつまみに合います!
今回でスリランカ料理講座は終了。。。残念(涙)
ですが、Janaka Wickramasingheさんは
ケータリング形式にて
スリランカ料理や得意な飴細工、お菓子を振舞い
おもてなしをしてくださいますので
機会がありましたらぜひお願いしたいと思います☆
そして先生をはじめ
若宮公民館の館長さん、料理講習会担当者の方々、
スパイスや資料、材料などの準備が大変だったと思います。
本場のスリランカの味を
皆さんと楽しみながら調理や試食ができて、
スパイスが揃えば自宅でも簡単に作れるように
わかりやすく説明してくださって、
とても充実した講習会でした。
皆様、楽しい一時をありがとうございました♡