シニアー個人旅行のかわら版

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高原に秋を求めて・・・野反湖へ日帰りドライブ

2009-08-19 09:29:54 | Weblog
 お盆を過ぎると、朝夕も涼しく、秋がぐっと近づいた感じがします。一足早く、秋を求めて、高原の散策に出かけませんか・・・
 東京から4時間のドライブで、海抜1,500mにある野反湖を一周する3時間10キロの高原ハイキングを楽しむことができます。周辺には、鄙びた多くの温泉地もあります。一泊旅行とすると、夏の疲れを癒す旅ともなります。

出発 東京から関越自動車道へ
1. 渋川伊香保IC 102キロ 
2. 国道353号線を草津方面に17キロ
3. 中之条町から国道145号を草津方面へ25キロ。
4. 長野原町から国道405号を六合村(くにむら)へ10キロ北上。
5. 湯の平温泉、花敷温泉、尻焼温泉を経て、カーブの連続する登り坂を18キロ。
到着 野反湖
6. 六合村へ戻り、県道55号に左折6キロ。
7. 暮坂峠で牧水詩碑を見学。更に10キロ進む。
8. 沢渡温泉で国道353合流、南に4キロで中之条町。
9. 渋川方面へ25キロで渋川伊香保IC
到着 関越自動車道を東京へ。103キロ。


野反湖
 群馬・長野・新潟の県境に位置し、周囲12km、標高1,514mのダム湖で、魚野川の最上流部に作られています。魚野川はここから原生林の深い渓谷を下り、秘境秋山郷として名高い栄村切明で志賀高原から流れ出る雑魚川と合流、中津川となり、津南町で信濃川に合流、日本海に注ぎます。
 湖畔に村営のロッジがあり、キャンプ場も整備されています。キャンパーと釣り人、ハイカーなどが訪れますが、湖水は汚れ知らずで、ここに通ずる道路は六合村からの一本だけということもあり、静寂な湖水です
 

ウォーキング
 六合村(くにむら)から山間路線の405号線を登りきると、湖水を見下ろす最高部の峠に出ます。ここからは野尻湖を一望でき、一番奥にダムがあります。405号線は右岸に沿ってダム側の駐車場まで続きます。峠の駐車場に車を置き、左岸に沿ってウォーキングスタートです。
 湖水に下り、左手に向かいます。しばらく林間の道を進みますが、やがて湿原、草原へと進んで行きます。1500メートルの高地ですが、日差しが強く、夏のウォーキングには紫外線と暑さ対策を十分にしましょう。
 一時間半歩くと、キャンプサイトに出ます。炊飯施設、トイレを備えた立派なキャンプ場です。ここから間もなくバンガローがいくつも見えてきます。入り口の大きな建物が村営ロッジです。
 ダムの上を通り過ぎると、直ぐに405号線の終点と駐車場に出ます。ここからは
道路と並行する湖水に沿った歩道を行くと、出発点の峠の駐車場に戻ります。
10キロも歩くのには抵抗がある方は、村営ロッジで一時間ほど休憩・待機して、車に迎えに来ても貰うのがよいでしょう。タクシーはめったに来ませんので、メンバーに迎えに来てもらいます。
湖を取り巻く2,000m級の山々を仰ぎ見ながら、林間、湿原、草原など変化に富んだ平坦なコースをウオーキングします。

*MTBで1周された方のブログが参考になります。ご覧下さい。MTB親父Reportさん

 
ドライブコース
渋川から353号線、145号線と直進、長野原で405号線に右折、六合村を経て、野反湖へ、2時間半のドライブです。
 草津温泉へは40分のドライブ、花敷温泉で右折、尻焼温泉を通り、曲がりくねった山の中を行くルートと、六合村役場手前を右折して、昔の湯治客が通った道をいくルートの二つがあります。
 若山牧水は草津温泉から六合村を通り、暮坂峠を越えて、沢渡温泉、中之条へ歩きましたが、この県道55号線はロマンチック街道として人気のドライブコースとなっています。
 歴史に関心のある方は、幕末の蘭学者高野長英に関する伝承がある六合村や中之条町のゆかりの地を訪ねてみてください。


一泊するなら:
草津温泉のほかに、湯の平温泉・尻焼温泉・花敷温泉(六合村)、沢渡温泉・四万温泉(中之条町)がありますので、そちらに宿泊するのもよいでしょう。私が泊まったのは、川底から湯が湧き出て川自体が温泉となる珍しい尻焼温泉です。ここの日本秘湯を守る会員である関晴館別館に泊まりました。
 次の日は、尻焼温泉9:00⇒草津温泉9:30⇒10:00白根山10:30⇒万座温泉⇒11:00鎌原観音堂⇒鬼押し出し11:30⇒12:00峰の茶屋(昼食)12:30⇒13:30白糸の滝14:00⇒15:00峰の茶屋⇒中軽井沢⇒16:00碓氷軽井沢ICというルートを走りました。
詳しくは}「火山ルートをドライブ」をお読みください。


野反湖キャンプ場
六合村ホームページ中之条町ホームページ高野長英の人生をたどる(奥州市作成サイト)



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