シニアー個人旅行のかわら版

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長岡花火大会の見学記です

2010-07-10 06:01:34 | Weblog
梅雨明けを待って、各地で花火大会が開催されます。三尺玉が打ち上げられるので有名な、長岡の花火大会に出かけようと考えておられる方へ、一泊二日のバスツアーで出かけた長岡の大花火大会の報告です。

 午後7時15分から始まった花火大会・・・構成が巧みで、贅沢・・・数分おきに「スターマイン」が打ちあがります・・・大正時代から綿々と引き継がれ80年余の伝統がある長岡花火の真骨頂「正三尺玉」を挟み・・・仕掛け花火「天地人」が信濃川を飾ります・・・そして復興祈願花火「フェニックス」・・・感動、また感動・・・あっという間の二時間でした。

しかし、その後、苦難が待っていました。

その一です。
バスに戻ろうとほぼ一斉に観客の皆さんは駐車場への道を目指します。しかし、土手を越えていく道は一本しかありません。細い道に大観衆が集中します。足元を照らす明かりは無く、ただ、黙々と歩みを進めるだけです。一歩一歩少しずつ進むという日常生活では体験したことのない混雑振りです。
子供や年配の方などがおリ、お互いに声を掛け合って歩みを進めます。だれかが転倒でもしたら大事故につながるのではと恐れるほどの混雑です。幸い、我先に進もうとする人もおらず、お互いに声を掛け合って、助け合いながら土手を登るという雰囲気があるので、事故にならずに済んでいるのでしょう。
 10分の道のりが、40分ほどかかりました。

その二です。
バスに乗り込みホッとしましたが、一向に動き出しません。駐車場に通ずる一般道も大渋滞、駐車場から出られないのす。ようやく動き出したのが、花火終了から2時間が過ぎた午後11時頃でした。
 ところが、バスは長岡ICに進むのではなく、反対側の新潟方面を目指します。長岡ICへの抜け道を行くのだろうと考えましたが、国道に出ても相変わらず、そのまま新潟方面へ進んでいます。新潟寄りの中之島見附ICから高速道に入るのが早いと運転手が判断したのだと合点しました。途中、突然、小さなコンビニに車を寄せました。女性の乗客の一人がトイレを借りるためです。
 中之島見附ICに到着したときに午前0時を越えていました。

その三です。
 その後は順調(?)に塩沢石打ICに向かいました。宿は山の中、スキー場のホテルです。ホテル全体は薄暗く、ロビーとみやげ物店だけは明かりがついているだけ、従業員が一人、われわれを出迎えてくれました。
汲み上げ式、循環式の最近掘り当てたという温泉(?)に入浴して、機能的な造りだが快適とは言えないスキー客向けの部屋で就寝したのは午前3時でした。

その四です。
翌朝、「ゆっくり出発」という謳い文句どおり、午前9時にホテルを出発、そのまま、東京方面へ向かうのかと思っていましたが、塩沢から十二峠トンネルを通り、くねくねした山道を津南に向かう353号を進みます。津南からは秘境秋山郷へ向かう道に入りますが、すぐに右折、秋山郷から流れてくる中津川と長野県から流れる千曲川に挟まれた、地質学者にはよく知られている河岸段丘の斜面を登っていきます。観光ヒマワリ園に行くためです。畑に一面ヒマワリを栽培、畑の一角をつぶし、農産物を商う小屋が数軒ある、砂利を敷いた急ごしらえの駐車場に到着です。
 今度は河岸段丘の反対側を、千曲川から名前を変える信濃川に向かって降りていきます。川岸の土産物店に立ち寄り、買い物とトイレ休憩です。ここ117号線を、野沢温泉に向かい、長野市を通って、長野自動車道で東京へ帰るのだ思っていましたら、なんと、再び、十二峠への353号線に逆戻りです。

畑のヒマワリを見るためと、土産物を買うための一泊二日の長岡大花火大会バスツアー旅行でした。

それでも出かけたい方へのアドバイスです
バスツアーで行かれるなら、旅行代金が半額で済み、無駄な観光に連れ回されることのない夜行日帰りコースを選びます。しかし、採算が取れないのか、ぐっと数が少なくなってしまいました。

湯沢温泉から在来線の花火臨時列車を利用して長岡への往復案です。花火見物が終わったら、湯沢温泉に戻り泊まります。
 桟敷の確保を早めに手配しておきましょう。また、駅へ戻る人々の混雑はすさまじいものがあります。花火見物を早めに切り上げ、時間に余裕を持って長岡駅戻りましょう。くれぐれも、臨時列車に乗り遅れないように・・・

東京駅着23:36の増発臨時新幹線利用なら日帰りも可能です。



JR臨時増発列車 http://page.freett.com/izumame/maturi/maturigo.html
長岡まつり予約センターhttp://nagaokahanabi.jp/index.html
湯沢町観光協会http://www.e-yuzawa.gr.jp/


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