改定しました。次のブログをご覧ください。
}http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/e/a05e83ae1560d3a8607453aa57bbe8c5
(南フランス・ドライブ旅行(2))
今回はフランスでのドライブ事情を紹介します。フランスに観光ドライブに出かける外国人の数はイギリス人が圧倒的に多いでしょう。そのため、イギリスにはフランス旅行関係のサイトが数多くあります。
では、イギリスのサイトを参考にして、フランス・ドライブで気をつけたいことをお話しましょう。
あるイギリスのサイトでは、次の言葉で始まっています。
「The rumours you heard about driving in France are all true!(あなたがフランスでのドライブに関して耳にしている噂は、すべて真実です)」
ではどんなうわさを耳にしているのでしょうか。
○ フランス人は制限速度を守らない
○ フランス人は道路をラリーに使っている
○ フランス人は車間距離を守らない
○ フランス人はやたらにホーンを鳴らす
映画「プロヴァンスの12ヶ月」を見られた方は、老婦人が猛烈なスピードで田舎道を飛ばすシーンを覚えておられるでしょう。あのシーンは決して映画だけのことではありません。中央線の引かれていないそんなに広くない田舎道で100キロ近いスピードの対向車とすれ違う恐怖をなんども経験しました。右に寄せすぎて側溝に脱輪しないように、運転席から自分の車のボンネットのどの位置の延長線に右側の側溝の位置があるか絶えず意識して走りました。
ルベロンドライブの帰り、ミュールMur越えでカルパントラに戻るとき、カーブというカーブはタイヤのブレーキ痕で真っ黒・・・前日の日曜日、滞在するSt. Didier(サン・デイデイエ村)の小学生が猛スピードで村を通り抜ける何台もの車に声援を送っていましたので、その時のラリーまがいの運転をしていた車が付けた痕跡でした。決して土日や休日には山道を走らないことです。
フランスの農村地帯のブドウ畑やひまわり畑、牧場の間を走る道路は、快適です。周りの景色を楽しみながら制限速度で走っていると、いつの間にか後ろにビッタと車を付けられてしまいます。また、ラウンドアバウトでモタモタしようものなら、すぐホーンを鳴らされてしまします。まさしく“The rumours you heard about driving in France are all true!”なのです。
もうひとつ注意したいことは、フランスの”priorité a droite゛というルールです。‘右側に優先権あり’というこのルールは、都市の信号機のない十字路では右側から入る車に優先権があるということですが、見通しのよい田舎の道などを走行しているとき、右側の細い道から突然、この優先権を主張して飛び出す車があり、これが多くの事故の原因となっています。前方に右側から近づいてくる車を見ましたら、スピードを緩め、いかなる場合にも対応できるようにすることが大切です。
しかし、感心したこともあります。フランスではサイクリングを楽しむ人が大変多く、ドライブをしているとカラフルな服装で走るサイクリストによく出会いますが、どの車のドライバーも彼らには敬意を払います。山道でゆっくり登るサイクリストがいれば、かれらの合図がなければ、決して追い抜こうとしません。これは、第二次世界大戦でフランスが占領された時、サイクリストが国内中からドイツ軍の情報を集めていたという歴史があるからでしょうか・・・。
最後にイギリスのサイトのアドバイスを記しておきます
○ 速度制限を守る
○ 地方道を運転するときは、十分ドライブに注意する
○ 判断に迷ったら、スピードを落とすか、停める
○ ホーンを鳴らされても決してパニックに陥らない
○ ドライブ前には地図でルートを確認しておく
なお、日本にはないために、通行にまごつくラウンドアバウトの通行方法を、イギリスのWIKIPEDIAにリンクを貼っておきますので、ご覧下さい。ページが開いたら、ラウンドアバウトを通過する車の様子をカラー動画で表示しています。但し、イギリスは日本と同じ左側走行ですから、フランスの右側走行に置き換えて見ましょう!
文字標識の例:
・ Aire – サービスエリア ・Aire de Repos – 休息エリア(トイレ) ・Bouchon – 渋滞・ Cèdez le passage -道を譲れ ・Centre ville – 市内 ・L'essence – ガソリン・ Gazole –軽油 ・Gendarmerie –警察 ・Route barrèe – 通行止め・ Toute Droit – 直進 ・Travaux –工事中・ Vous n’avez pas la priorité – 優先権なし(ラウンドアバウトでー他車に優先権あり)
(南フランス・ドライブ旅行(4))
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(南フランス・ドライブ旅行(2))
今回はフランスでのドライブ事情を紹介します。フランスに観光ドライブに出かける外国人の数はイギリス人が圧倒的に多いでしょう。そのため、イギリスにはフランス旅行関係のサイトが数多くあります。
では、イギリスのサイトを参考にして、フランス・ドライブで気をつけたいことをお話しましょう。
あるイギリスのサイトでは、次の言葉で始まっています。
「The rumours you heard about driving in France are all true!(あなたがフランスでのドライブに関して耳にしている噂は、すべて真実です)」
ではどんなうわさを耳にしているのでしょうか。
○ フランス人は制限速度を守らない
○ フランス人は道路をラリーに使っている
○ フランス人は車間距離を守らない
○ フランス人はやたらにホーンを鳴らす
映画「プロヴァンスの12ヶ月」を見られた方は、老婦人が猛烈なスピードで田舎道を飛ばすシーンを覚えておられるでしょう。あのシーンは決して映画だけのことではありません。中央線の引かれていないそんなに広くない田舎道で100キロ近いスピードの対向車とすれ違う恐怖をなんども経験しました。右に寄せすぎて側溝に脱輪しないように、運転席から自分の車のボンネットのどの位置の延長線に右側の側溝の位置があるか絶えず意識して走りました。
ルベロンドライブの帰り、ミュールMur越えでカルパントラに戻るとき、カーブというカーブはタイヤのブレーキ痕で真っ黒・・・前日の日曜日、滞在するSt. Didier(サン・デイデイエ村)の小学生が猛スピードで村を通り抜ける何台もの車に声援を送っていましたので、その時のラリーまがいの運転をしていた車が付けた痕跡でした。決して土日や休日には山道を走らないことです。
フランスの農村地帯のブドウ畑やひまわり畑、牧場の間を走る道路は、快適です。周りの景色を楽しみながら制限速度で走っていると、いつの間にか後ろにビッタと車を付けられてしまいます。また、ラウンドアバウトでモタモタしようものなら、すぐホーンを鳴らされてしまします。まさしく“The rumours you heard about driving in France are all true!”なのです。
もうひとつ注意したいことは、フランスの”priorité a droite゛というルールです。‘右側に優先権あり’というこのルールは、都市の信号機のない十字路では右側から入る車に優先権があるということですが、見通しのよい田舎の道などを走行しているとき、右側の細い道から突然、この優先権を主張して飛び出す車があり、これが多くの事故の原因となっています。前方に右側から近づいてくる車を見ましたら、スピードを緩め、いかなる場合にも対応できるようにすることが大切です。
しかし、感心したこともあります。フランスではサイクリングを楽しむ人が大変多く、ドライブをしているとカラフルな服装で走るサイクリストによく出会いますが、どの車のドライバーも彼らには敬意を払います。山道でゆっくり登るサイクリストがいれば、かれらの合図がなければ、決して追い抜こうとしません。これは、第二次世界大戦でフランスが占領された時、サイクリストが国内中からドイツ軍の情報を集めていたという歴史があるからでしょうか・・・。
最後にイギリスのサイトのアドバイスを記しておきます
○ 速度制限を守る
○ 地方道を運転するときは、十分ドライブに注意する
○ 判断に迷ったら、スピードを落とすか、停める
○ ホーンを鳴らされても決してパニックに陥らない
○ ドライブ前には地図でルートを確認しておく
なお、日本にはないために、通行にまごつくラウンドアバウトの通行方法を、イギリスのWIKIPEDIAにリンクを貼っておきますので、ご覧下さい。ページが開いたら、ラウンドアバウトを通過する車の様子をカラー動画で表示しています。但し、イギリスは日本と同じ左側走行ですから、フランスの右側走行に置き換えて見ましょう!
文字標識の例:
・ Aire – サービスエリア ・Aire de Repos – 休息エリア(トイレ) ・Bouchon – 渋滞・ Cèdez le passage -道を譲れ ・Centre ville – 市内 ・L'essence – ガソリン・ Gazole –軽油 ・Gendarmerie –警察 ・Route barrèe – 通行止め・ Toute Droit – 直進 ・Travaux –工事中・ Vous n’avez pas la priorité – 優先権なし(ラウンドアバウトでー他車に優先権あり)
(南フランス・ドライブ旅行(4))