新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月10日 その2 「ジャニーズ」とは何のことか解らなかった

2023-09-10 10:43:26 | コラム
Johnny’sということらしいのだ:

2019年7月11日に下記のように「ジャニーズ」とは何だろうとの疑問を呈してあった。先ずは、そのブログを引用してみよう。

<引用開始
ジャニーズ事務所の喜多川・ジョン・擴氏が亡くなった。喜多川氏は日系アメリカ人だったようだ。その為だろうが、この事務所の英語表記は“Johnny & Associates”だった。ではJohnnyとは何だろうと思われる方もあるかと思う。これはJohnのニックネームであって、RobertがBob(ボブではない「バブ」だが)となり、WilliamがBillとなっているのと同じ。Johnのニックネームには他にもJackもある。バーボンウイスキーの有名な銘柄にはJack Daniel’s というのもあった。

実は、私の22年半のアメリカの会社暮らしの中にJohnnyをニックネームに使っていたJohnがいなかったこともあって、「ジャニーさん」がニックネームにJohnnyを使って「ジャニー」と読ませているとは知らなかったし、Johnnyはてっきり「ジョニー」と発音するとばかり思っていた。現にウイスキーのJohnny Walkerは「ジョニー・ウオーカー」で昔から通用している。映画の題名でも「ジャニーギター」というのがあったが、英語の表記はJohnny Guitarだった。少し混乱させられた。

そこで、あらためてジーニアス英和の発音記号を見れば、言わば「ジョニー」と「ジャニー」の両論併記だった。Oxfordはアメリカ式では「ジャーニー」のようになっていた。更に検索をかけて発音して貰うと、何度聞いても「ジョニー」だった。私はアメリカ西海岸の発音の信奉者だが、どう考えても「ジョニー」というUK式の方に執着したいのだ。

 極端なことを言えば、こんな些末なことはどっちでも良いのだろうが、英語の発音には色々な基準があって面倒だなとあらためて思い知らされた「ジャニーさん」だった。私はズーッとジャニーズを酷評してきたが、ここにあらためて喜多川氏のご冥福を祈って終わる。
>引用終わる

お分かりの方もおられると思うが、「ジャニーズ」とは英語で書けばJonny’sであり、「ジョン」のニックネームをカタカナ表記して、ご丁寧に「所有格」を表す“s”をつけて「ズ」という発音にしたのだった。要するに「ジャニー」という人物の所有物だと明記したのだ。だから、藤島ジュリー景子氏は代表取締役であり続け、100%の株式も持ち続けると記者会見で宣言したのだ。

混乱しそうだが、事務所が入っているのだろう建物の壁にはJohnny & Associatesとの英語の社名が掲示されているのだ。私には「ジャニーズ事務所」を英訳したのではなく、英語表記の方を日本語にしてカタカナで表したのだろうと解釈した。

今となってはどちらでも良いようなこと。JohnのニックネームのJohnnyの発音が「ジョニー」なのか「ジャニー」なのかは、在職中であれば誰にでも尋ねることが出来た。でも、そこまで気にする問題でもないと思うようにしても構うまい。



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