新宿少数民族の声

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「佐々木麟太郎君のスタンフォード大学進学」の続報

2024-02-17 07:03:50 | コラム
「学費も寮費も全額を奨学金で」とは凄い:

昨16日に日刊スポーツのウエブ版で、ここに引用する記事を発見した。今朝は新聞にも出ていたことで、先刻ご承知の方は多いかと思う。

>花巻東・佐々木麟太郎内野手(18)が、米スタンフォード大にフルスカラシップという全額奨学金で進学することが分かった。デービッド・エスカー監督(58)が15日(日本時間16日)、日本の報道陣に取材対応。「彼はフルスカラシップ。学費も寮費も100%大学が負担する」と明かした。同大は奨学金なしで4年間通った場合、約5000万円の学費がかかる。(以下略)

とあった。スタンフォード程の有力な私立大学に「学費も寮費も100%大学が負担する」という点が実に凄いと感じた。

今になって言うのは遅きに失する感があるが、佐々木君がアメリカの大学に進んで野球を続けると知った時には「何で?」と感じていた。それは、長い間アメリカでフットボール、バスケットボール、ベイスボールに接して来たが、大学野球については社内のスポーツ通との談義でも聞いたことがなかったのだ。僅かに、かのヌートバー君が有力な私立大学USCの出身で、スタンフォードにはフットボールのQBの推薦を受けていた程度を承知していた。

佐々木君のスタンフォード大学進学については、カリフォルニア州在住のスポーツに精通しているSM氏も、私から知らされるまでは知らなかったと言うし、アメリカでは余り人気がない「大学での野球」を選んだことには多少の違和感を表明していた。ではあっても、彼が「スタンフォードのような優れた大学に奨学金を貰って進学するとは素晴らしい」と賞賛していた。私は凄いなと讃える前に「驚かされた」というのが本音だ。

佐々木麟太郎君がアメリカの大学の野球部で「アメリカ式の科学的且つ合理的なトレーニングと練習法で、その素質を充分に伸ばしてNPBを超越してMLBにも通用するような打者に成長出来れば、(野球)留学の目的を達成することになるだろう。それと同時に、一刻も早くアメリカ式の勉強法に慣れて、ロッカールームにその場を維持できるような学業成績も挙げることを祈っている。



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