新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月27日 その2 世界の新型コロナウイルスの感染者数に思うこと

2020-12-27 17:05:32 | コラム
全世界では感染者が8,000万人を超えた:

JIJI.COMによれば、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が発表する統計では「全世界の感染者が8,000万人を超えた由」である。当方は自分の国と東京都の感染者の毎日の数字を追うことと、如何にして心不全という基礎疾患を背負っている我が身の安全を図るかに精一杯で、お恥ずかしながら世界の趨勢を案じている余裕などなかった。

その統計によれば、その8,000万人の中ではアメリカが1,900万人を占めており、全世界における死者が176万人に達している中で、アメリかでは30万人となっていた。我が国では12月26日の時点では感染者が21万8,000人で、東京都では5万5,800人である。アメリカとは桁が違うし、感染者の比率は全世界の1%にも達していないのだ。

私は2月に永年の友人である某社の海外の事情に精通している元副社長と語り合った際に、彼が「ウイルスの感染は年内には収束しないだろう」を予想したのを「彼が言う以上そういうことになるのか」と信じていた。だが、アメリカであれほど急速に感染者も死者も増えるとは考えていなかった。事実、3月に一時帰国したSM氏は事前に「意を決して帰ります」とメールしてきたほど、あの頃ではアメリカの状態は我が国ほど悪化してはいなかったのだった。

私は今でも我が国の感染者が諸外国と比較してこれほど少ないのは、我が国の平均した民度の高さと見るべきか、あるいは教育程度のお陰であろうと思っている。だが、それだけではなく、我が国では諸外国と比較した場合に、所謂「少数民族」や移民や難民の流入等の問題の影響がほとんどないと点も貢献していると言えるかと考えている。

ではあっても、変異種の感染者が我が国でも発見された状況下では、我々国民にとっても絶対に油断は禁物だろうし、不要不急の外出や「5名以上の」会食等を控えねばなるまいと思っている。何分にも相手が目に見えず、常に変化する新型のコロナウイルスである以上。



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