新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

立憲民主党の代表選挙

2021-11-30 09:13:23 | コラム
殆ど関心がなかった立憲民主党の代表選挙:

本11月30日で何方になるかが決まるのだそうだが、殆ど何らの関心がなく、テレビ局が取り上げるのが鬱陶しかった。何時かはこの事にも振れようかと思ってはいたが、花田紀凱氏がHANADAで完膚なきまでに批判していたのを見ては、その意欲すら失せかかっていた。私は日本維新の会の馬場幹事長(間もなく当時となるようだが)が「立憲民主党は要らない」と言っていたのを見て「誠に以てその通り」と心の底から同感だったのだ。そう思わせていた最大の原因は、枝野幸男の「反対の為の反対」が主力の姿勢だった。

テレビ局が頼みもしないのに候補者4名を並べては、政権の如き事を語らせてはくれるが「政権を取れればとか」「取る為には」と言ったような趣旨で語っていることの内容は空疎であり、具体性に欠けているので「またやっているのか」と思って聞き流すか、「シカト」することにしていた。あの4名を見せられると、民主党が如何にこの党にはこれという人財が乏しいかが、悲しいほど見えてきたのだ。それが彼らの所為なのか、長い間の自公政権の陰に埋没していたのかは不明だが、もっと他に隠れた賢者はいなかったのかとすら同情したくなった。

確かに泉健太は「批判と非難に明け暮れてばかりでは」と反省の弁を述べていたし、小川淳也のようにフジテレビだったかに頻繁に出ていた、テレビ的には顔が売れていた者もいた。だが、自分の党の代表に選ばれる為に、テレビで売名行為をしようとする意味が不明だった。逢坂に至っては、名前の誠二を思い出せなかったが、彼がPrime Newsに出た時に「立憲民主党にしては筋が通っているまともな議員」と評した記憶があるが、候補者としては空疎なことばかり言っているという印象。西村智奈美は論外だと思う。

泉健太が反省して見せたように「マスコミ、就中朝日新聞の後押しの下の揚げ足取り政党」からの脱却は必要なのだろうが、多数決が大原則の民主主義政治にあっては、野党第一党などとほざいてみても、あれほどの少数派では、聞こえが良いかも知れない政権奪取を掲げることが空疎にしか響かない。連合の芳野会長は国民民主党との連携を示唆されたようだが、今となっては玉木雄一郎が「そうですか」と乗ってくるだろうか。本日でこの鬱陶しい選挙が終わるのが待ち遠しい。



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