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忍者訪ねてはるばると・・・ その2

2011-01-22 13:56:04 | 国内旅行

続いては、また一時間一本の電車に乗って、甲賀流忍術屋敷へ移動。

 

あれだね・・・・・・、こう電車に乗るのにいちいち時間がかかると、行動もだいぶ制限されるでござるね・・・。

またまた降り立った駅の前にはこれといった街も無く、ひたすらトボトボと歩きで忍術屋敷へ向かう。

 

途中でようやく見つけた和菓子屋さんに入ってみたら、素敵なお菓子を発見。

巻物型のモナカ。

その名も"甲賀流 忍術もなか"

パッケージにはかっちょいい忍者さんの姿が描いてある

「忍者の書いてあるお菓子なんて、ここだけでしょ~!」と嬉しくなってお買い上げ。

素晴らしいでござる。

 

 

またしてもだいぶ歩いて、ようやく甲賀流忍術屋敷へ到着。

住宅街にひっそり。

看板立ってなければわからないひっそり具合でござる。

ここは300年ほど前に、実際に忍者が住んでいたお屋敷。

本物が当時のままに現存しているのは、世界でもここだけみたいでござる。

超ーーーー貴重ーーーーーーー!

ドキドキ♪

 

 

早速いろんなところに散りばめられているからくりを見てまわるでござる。

 

この壁はどんでん返しになってて、中には屋根裏に上がれる梯子が潜んでる!

 

 

そして壁を閉じて足元の床板を外すと、深い深い水をたたえた落とし穴と、秘密の抜け道が現れる!

 

 

 

別の押入れに隠された梯子から屋根裏に登ってみるでござる。

ハンサム忍者さんがお出迎え♪

 

 

 

言われなきゃそこがカラクリだとは分からないような、いろいろな仕掛けの解説もしてくださる。

一見ただの窓のここは、普通に横には開かなくて、あるものをあるところにスルッとすると、仕掛けが解除されて外側に押し開くことができるようになって、そこから逃げ出せるようになっているでござる。

この仕掛け面白いね~

忍者屋敷を作る暁には、是非採用したい仕掛けでござる。

 

 

 

説明員の方によると、我々が思っている忍者というのは、映画なんかの派手に戦ったりする忍者に大きく影響され過ぎて、実際の忍者とは程遠いイメージが作られているそうだ。

「手裏剣はあんなにシュシュシュシュ~!とは飛びませんよ、だいたい敵から数mくらいの近距離で投げつけるんです。それにあんなにグッサリ刺さって絶命とか、そんな殺傷能力はありませんからね。」ということだった。

考えてみたら、そりゃそうだ。

実物見たってそんな恐ろしい武器ではないわな~。

 

 

基本的に、忍者はなるべく戦わない。

もし戦ったところで相手を殺してしまったら今度はこっちが返り討ちにあって、家族とか皆殺しになってしまう。

だから忍者は身分を絶対に明かさないし、万が一バレて追われた場合はとにかくひたすら逃げるんだそうだ。

そういえば、煙幕とか、手裏剣とか、撒き菱とか、自分たちが逃げるための時間を稼ぐために使われるものばかりだ。

 

 

忍者映画とかで火薬玉みたいのを投げつけて、それがドカンと爆発するようなシーンを見たりするが、それも誇張で、当時の技術で投げただけで派手に爆発するような火薬を作ることはできなかったし、だいたい火薬を作ることもそれを湿気らせずに保存することも難しかったということだ。

 

いろいろと説明していただいて、漠然としていた忍者のお仕事や暮らし向き、よーく分かったでござる。

素晴らしい忍術屋敷。

非常に面白かったでござる。

 

 

 


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