てなことで、なんとか無事にベトナムから帰還。
もーーーーーーね、とにかく疲れ果てた。
嫌い。国として大嫌い。
特に観光業に携わる薄汚い守銭奴ども。
観光客からボッタくること、騙したり盗んだりすることしか考えてないクソ野郎ども。
最低。ほんと最低。
全然気持ちの休まることが無い。
一日でウンザリすることがてんこ盛りになる。苦虫噛み潰したような気持ちにしょっちゅうなる。
バイクタクシーを利用するたびに最初の交渉で決めた値段と違う金額を払えと言われる。
10倍20倍は当たり前だけど、1ドルって言った距離で「100ドルだ」と言われたときは呆れ果てた。
おめーなんかに1ドル以上は絶っっつ対払わねー!
無理矢理ヤツの手元に1ドル札を捻じ込んで、呼び止められても怒鳴られても一切無視して、すぐその場から離れる。
お店やタクシーでお釣を貰うたびに、必ず釣銭をちょろまかそうとするのもセコイ。
必ず少なく渡して来るから、じっと待って相手の様子をうかがい、それ以上出してくるそぶりが無い時には、「残りは???」って突っ込むと渋々出してくる・・・。
けど、それでもまだ足りないことも多い。
本当は有るくせに「細かいのを切らしてる」とも言いはる。
全く油断ならん。
まだ全然現地の物価の相場感とかイカガワシイ野郎どもの狡猾さの実態をつかめてない到着直後に、怪しいガイドに引っかかってしまったのも相当悔しい。
親切そうに近づいてくるやつは、確実にペテン師だと肝に銘じたほうがいい。
バイクで個人ツアーに連れだされて、最後に仲間の野郎どもとグルになってトンデモ価格を吹っ掛けられた時が一番修羅場だった。
「冗談じゃない、そんな馬鹿げた金額払えるか!」と怒り心頭。
「払え!」「払わない!」の延々の怒鳴り合いの喧嘩・・・。
「最初の話と全然違う!どうして騙すんだ?」と言ったら、逆に「自分はいい奴なのに騙すとは何だ??傷ついた、謝れ!!」と激昂されて、テーブルの飲み物なんかを床に叩き落された時は若干ビビッたけど、「なんか芝居くさいな・・・」と思って様子を見てたら、次にヤツがテーブルの上のビール瓶を掴んで殴りかかってくる素振りをした時に、仲間達が「まあまあまあ・・・・・・・、落ち着いて・・・」って感じで一斉に止めにかかったのを見て、
「ああ、これは仕組まれた茶番劇なんだ」と理解してからはすっかり落ち着いて、金は無ぇ、払わねぇ、と言い続けた。
「お前が金を払うまで、お前らをホーチミンには帰す訳にはいかねえぜ!」と、我々が乗ってきたそのインチキガイドのバイクをボート屋の親方が持ち去ってしまった時にも、「ほらー!!あの人本当に怖い人なんだから!!困ったよ!!払わないとホーチミン帰れないよ?」と、なんとか払わせようとするそのタヌキオヤジに、「あんたもバイク無かったら帰れないし、明日から生活するのに困るよ?あんたがなんとか安くするように彼と交渉すればいいじゃん?」とニヤニヤしながら応酬してやる余裕すらできた。
その後も、金は無い、そんな理不尽な要求は呑まない、最初の説明の仕方が汚い、観光客を騙すのは最終的に自分たちのクビを締めることになる、日本に帰ったらネットや観光局やガイド本やらにお前らの悪事を全部言い広めてやるから覚えとけ、と言いたい放題まくし立ててたら、いい加減あっちが折れてなんとか最初言われたプライスの1/4位で済んだけど、それでも相場からすれば払い過ぎなんで、悔しくてたまらない・・・・。
旅慣れてる、なんて思い込んで個人旅行を続ける自分が、まだまだ未熟で、こんな初歩的な間違いを簡単に犯してしまう愚か者なんだ、もっともっと警戒せなあかん・・・と痛感できた、そのためのレッスン料だったと無理矢理思うことにする。
あ゛ぁ゛ーーーーー、悔しい!
一般人は素朴でほんといい人も多いのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あいつらのせいで国全体が大きくイメージダウンだよ。
だって、初日から「一刻も早く帰りたい」って思ったもん。
「また行きたい」って全然思わないもん。
昨日会った友達に、「正月休みはどこへ行って来たの?」と聞かれたんで、「ベトナム・・・」と答えて、「どうだった?」と言われたんで、「最低。もうとにかく初日から帰りたかった」って言ったら、彼の友人にも、ベトナムに数年間滞在して現地で働くつもりで行ったのに、初日から同様の嫌な気持ちに散々させられてウンザリして、翌日の帰りの飛行機のチケットを急遽購入して、たった16時間の滞在でベトナムに別れを告げた人物が居ると教えてくれた(笑)
「あーーーー、やっぱみんなそんな感じなのねぇ」、とちょっと安心した。
旅行先としては、全くオススメしない。