まる見えが、放送1000回を迎えたらしい!
これはね・・・、すっごいことだよ・・・。
おめでとうございます!
よく続いたなぁ。
私が関わっていた頃は、300回のお祝いをしたなぁ。
それでも、すごいことだと思ってた。
毎週、世界中の映像素材から、放送に使える番組を探し出すのは大変な作業だった。
毎日毎日各国の制作会社や放送局から届く試写テープを、見て、見て、見て、内容をデータベースに記録して、選別して、会議にかけて、版権を購入して、素材を空輸して、編集して、スタジオ収録して、また編集して、完パケになったものが毎週放送されて・・・・・・・・・。
毎週だけでも大変なのに、改変の時期には2時間とかの特番の用意が必要で、そこでは話題作を普段より多く集めなくてはならなくて・・・。
そんな作業が、エンドレスなんだもの・・・。
でも、すごく大変だったけど、すごーーーい楽しかったな!
元々、番組の大ファンだったから♪
毎週見てて、「世界には、こんなに面白いテレビ番組がたくさん有るんだなぁ!!!」って、超楽しんでて。
ある週に、衝撃の映像を紹介してて。
インドかどっかで、数メートルもある超ーーー巨大な蛇を捕獲する方法が紹介されてて、それがあまりにも衝撃的で!!
その蛇の巣があるあたりの地面に、人が入れる穴を掘るんだよね。
そんで、勇敢な若者を一人、そこに入れて、蛇の巣に足を突っ込ませるの。
そんで、巨大蛇が、土の中で彼の足をゆっくり、ゆっくり丸飲みにしていくのを、みんなでじーーーーーっと待つんだよねwww
蛇の一本釣りwww
若者は、見えない恐怖に、自分だけが体感しているそのおぞましい感触に、必死で耐えて・・・。
でも、あんまり早くに引き抜いてしまうと、足がスポッと抜けて蛇に逃げられてしまうんで、腿のほうまでそうとう飲み込まれるまで延々待つんだよね!w
こーーーーーわーーーーいーーーーーよーーーーねーーーーー!www
それに、頃合いを見計らうのが大変難しいよね!
蛇に足が消化されてしまってからでは遅いからね!www
そんで、もう良いだろう!とおっさん達がようやく判断したら、みんなで力を合わせてその若者の身体を引き摺り出すんだよ。
そしたら、彼の足を飲み込んだままのでーーーっかい蛇が、一緒にズルズルと引き摺り出されて来るの!!!w
「あーーーーーんなでっかい蛇居るの???????」ってのが、とにかくビックリで、目玉飛び出そうになったんだよねwww
「マイ人生で、一番のビックリ映像だったよ!」と思ったね。
他にも、アフリカのサバンナの大きな木の下で、現地の医者兼呪術師みたいなおじいちゃんがしゃがんでて、頭の痛みを訴える患者を目の前に座らせて、麻酔も無く開頭手術してて、更に頭の中をいじりながらその患者と会話してる映像にも仰天した!!!
「人って、麻酔無しで、こんなことして大丈夫なんだ???」って、「しかも、頭ぱっかーんと開いたまんまで、普通に話もできるんだ??」って、衝撃を通り越して呆然としたよね。
「制作の皆様は、こーーーんな面白いものを死ぬほど見れるんだなぁ!!!」と思ったら、やりたくてたまんなくなって、会社受けに行ったw
そっからは、世界中のテレビを見ることが仕事になった。
くっそつまらないものも多いけど、たまに「おぉぉぉ!!!!これは!!!!」と思える作品が見つかるのが、それはそれは嬉しくて。
作品を探しに、いろんな国に行かせてもらえるようにもなった。
当時、日テレは視聴率3冠王を独走中の一番勢いのあるテレビ局で、予算も潤沢にあって、番組自体も視聴率が毎回20%越えの局の花形番組だったから、出張は飛行機はもちろんビジネスクラス、ホテルは5つ星ホテル、食事は超高級レストラン、みたいなめちゃくちゃゴージャスな旅をさせてもらえた。
どこの国も楽しかったけど、やっぱ世界中のテレビ関係者が一堂に集まってお祭り騒ぎの、カンヌが一番楽しかったかなぁ。
子供の頃から筋金入りのミーハーだから、収録で有名芸能人に会えるのも楽しかったw
人生の、いい思い出だな
久々に制作スタッフの名前見たら、懐かしいメンバーがまだ全然揃ってた。
みんな・・・・、何十年もあの作業を続けて来てるんだねぇ・・・。
それに、私より先に耐えられずに辞めてった先輩が、復帰してたよ!www
帰ったんだね!よく帰ったねwww
それにしても、1000回はすごいよ。
本当におめでとう。
1500回、2000回を目指して、ますます頑張ってください!