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「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」のシニアの皆様 本当に有難うございます

2011-07-01 01:33:48 | ヨロコビ

遅々として進まない福島原発の処理に業を煮やしたシニアの皆様が立ち上がった!

「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」


「次々と被曝する作業員が出て人手不足の福島原発を救おう」

「若者より被曝による身体への影響が低い我々シニア層が行って作業に当たろう」

「今までの人生で蓄積してきた技術や知識を使って、なんとか原発の暴走を収束させたい」

「若い世代にこの汚染の苦しみを残したくない」

という志を持って集まってくださったシニアの皆様。

頼もしくて、有難くて、涙が出る



彼らの中には元放射線管理士だったり、元原子炉設計技術者だったり、元プラント工事の技術者だったり、そういった特殊な知識と長年の経験を持ち合わせているプロフェッショナルな方々もいらっしゃる。

何もない戦後の焼野原から、こんなに急速にこの国を復興、大発展させてきた、本当に頼りがいのある、実直で勤勉な世代の皆様。

本当に尊敬できる。

しかも、もう400名も集まってくださっているという。

感謝してもしきれない。


今現場にいらっしゃる作業員の多くは、特に原発や放射線等の特有の知識を持ち合わせていない寄せ集められた方たちも多いようだから、こういった専門家たちが実際に現場で作業に当たってくださるというのは非常に有効だと思う。


今回参加を表明してくださった勇士の皆さん、本当に本当に有難うございます。

ぜひ安全に気を付けて行ってらしてください。

人生に余裕がなく、特殊な経験も知識もない自分は、なんとか事態が好転するように祈りつつ、カンパの形で出来る限りのサポートを続けていきたいと思います。

カンパはこちらから


でも、こんなの本当は彼らや我々一般人の善意の上に成り立たせるべきではなく、東電が土下座して、ちゃんと報酬を払って、安全な環境に考慮しつつ、お願いすべきだよね。

そうなっていくことを祈ってる。

 

 


この件を取り上げた記事

「福島原発行動隊」、始動へ=収束作業で現場視察―リタイア組400人志願



そして以下は彼らのHPからの転載

「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
結成へむけて

 福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。

  1. 暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10 年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。
  2. この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。
  3. もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000 万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。

 このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、 数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。さらにもう一方で は、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。現在のような下請け・孫請 けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことでできる仕事ではありません。

 身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。

 まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。

 当面次のことを提案します。

  1. この行動隊に参加していただける方を募集します。原則として60 歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること
  2. この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。

 これらの方々は、下記のページの内容をご確認いただき、フォームからご登録ください。
登録フォーム

 なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。

 また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。

 

Twitter  @officeyam

 


皆さんの行動力、決断力に本当に頭が下がります。

出来る限りのサポートはしていきますので、どうか福島をよろしくお願いいたします

いい人生の先輩を持った、そんな誇らしい気持ちでいっぱいだわ

 


 
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