V6が11年間も続けてきた「学校へ行こう!」が終わってしまった
自分は、隣の席の上司が毎週火曜日この番組を自席で見ていて、残業の合間にそれをチラ見しているうちにV6にはまってしまったので、この番組が無ければV6にこんなに入れ込むこともなかったんだろう、そして彼らとこんなに楽しい時間の数々を共有することも無かったんだろう・・・と思うと、非常に大切な番組だ。
録画してあった最終回の2時間スペシャルは、「こんなこともあった」「そんなこともあった」、と懐かしくて懐かしくてたまらないシーンの連続で、とても感慨深かった。
剛くんは、あの象使いのドッキリに行くまでは、クールなふりして虚勢を張ってる、扱いづらい、いきがったただのガキんちょって感じだった。
あのタイの家族の優しさに触れて、自分らしさを素直に表現することを覚えられたのは、とっても重要な転機だったね
いのっちは、彼らしい真面目さで、一度は挫折した高校生活を大人になってからもう一度やり直して、芸能人であるという立場のちょっとした特殊性も乗り越えて、いい友達を作り、充実した学生生活を送り、立派に卒業の資格を得たのは素晴らしかった
他国に比べて、社会人が学生に戻るとか、新しい分野に再挑戦する、といった人生のやり直しのききにくいこの日本で、「自分が望んで懸命に努力すればきっと結果はついてくる」、ということを身をもって示したいのっちの行動は、今仕事や学業で悩む人々の心に明かりを点したと思う
苦手なことを克服する、という難題にもたくさん挑戦したよね。
特に高所恐怖症のまあくんなんて、「なんで番組でこんなに残酷なことをさせるんだろう?」とハラハラしたパラセーリングや高飛び込みなど、「どうやったって無理だろ?」と思うような事に、歯を食いしばって、時には涙を流しながら挑み、そして見事に成功させていった
オカダだって、毎週毎週「急にそんなこと、なんの予備知識も経験もないド素人にやれって言ったって無理だから!」と思うような綱渡りやら、ゴザ渡りやら、竹馬で全力疾走やら、空中ブランコやらに、持ち前の人並みはずれた根性で挑んで、悉く成功させていったよね
あんなにボロボロになるまで練習して、「ちょっといくらなんでもやらせ過ぎでしょ!」と怒りも覚えるような要求に、必死で挑んでいたみんな。そしてやり切れてしまうみんな。
身体能力の高さ、そして精神的な強さに本当に感心させられたよ
いろんなことを経験して、いろんなことを克服して、いろんな人々の優しさ、強さに出会って、V6が大きく成長できた番組。それが「学校へ行こう」だったんだなぁ。
自分も番組を作っていた人間だから判る。11年間、ゴールデンで番組を続ける、というのは本当に本当に大変なことだよ。
スタッフの皆さん、V6のみんな、本当にお疲れ様でした。
いい番組を有難うございました。
また次もいい番組作ってください。期待しています。