株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

株トレンドパターン研究

2024-02-25 09:55:07 | テクニカル分析
これまでに試行錯誤を繰り返しながら、1つの到達したやり方というのは、

1.過去28日間で最低のOSC値をマークした日
2.その日の指数値(窓開けの株価の調整後)
3.その日の終値

3の終値を起点として、翌日以降の安値が上回った時に買いを入れるというものでした。

これはこれで、中期(2週間程度)のスイングトレードにおいては、一定程度の有効性が確認されているのですが、実際に株価が変動している、まさに日中の値動きの中で、的確な値段で買いや売りを入れることが難しく、どうしても様子見姿勢に転じてしまううちに、発作的に飛びつき買いをしたりして失敗するケースがありました。

要するに、デイトレの雰囲気の中で、中期のトレンドで上昇を示す株を的確に掴まえることの困難さです。

そこで、思案した結果、過去の経験から以下の条件を満たす時に、買い又は売りを入れることで、デイトレ中心のトレーディングへの対応力ができることが分かりました。

この場合、売買サインは結構頻繁に出ます。

買いサインの条件は:

1.当日9日RSI>前日9日RSI
2.当日14日RSI>前日14日RSI&前日14日RSI<前々日14日RSI
3.当日OSC>前日OSC

この3つを満たした日の終値をマークします。エクセルのセルを色分けしていれば一目瞭然です。

6146ディスコの1月25日を見ると”BUY"サインが点灯しておりました。
41480円が終値。但し、短期RSIが92%にも達しておりました。

翌日以降のディスコのデータを検証すると、

1.翌26日は前日より高値割れ。かつ、上記の終値も割り込んでおります。41000円超えがもうないと判断して、OSCも前日を割り込んでおり、上記とは逆のRSIの動きが確定したら「売り」ということになります。

2.26日には”SELL"サインに変わっていましたので、終値の39600円を新しくマーク。

3.30日に39600円を抜く40600円が安値でしたので、短期RSIと中期RSIの両方が前日比プラスになっていることを確認しての買い。40700円から800円ぐらいか?大引けに41170円で売り。

4.31日も安値は39760円でしたが、39600円以上でしたので、39900円ぐらいで買いたくなりますが、この日はRSIが前日比でマイナスで推移しており、SELLサインが点灯しておりました。買いは見送りとなります。

5.31にSELLサインが点灯しましたので、その日の終値の40380円が新たなベースラインとなります。

6.1日おいて2月2日には、いきなりベースラインより高く始まり、40540円までしか押されず、短期のRSIは前日比プラスであることが確実になったあたりで買いを入れます。引けまでに10%ほどRSIが上がっております。ついでにOSCも前日比プラスであることを確認。

7.この日以降は、ベースラインの40380円を割ることなく、短期のRSIが値を伸ばしております。朝方の安いところを買って大引けに売りという戦法となります。

以上のような考え方で、他の銘柄についてもデイトレでの参入時期についての検証ができました。タイミングをつかまえて、ベースラインを設定するのは、やはりシステムに頼らざるを得ませんが、この考え方で、デイトレでの売買タイミングについてしばらくは試行をして検証を試みたいと思います。

以上です。ご参考になれば。



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