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市場概況(9.6.11)

2011-09-07 06:59:44 | 市場概況
9月6日(火)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に6日の海外市況

◆日経先物:8610円(-160円)OSC41%(-5%)9月1日のOSC54%、終値9060円から下落に転じる。RSIは35%(-4%)
◆日経平均:8591円(-194円)OSC38%(-8%)9月2日のOSC53%、終値8951円から下落に転じる。RSIは35%(-3%)
◆TOPIX:741(-15)OSC39%(-8%)9月2日のOSC52%、終値770ポイントから下落に転じる。RSIは36%(-3%)
◆マザーズ指数:430(-14)OSC43%(-13%)9月2日のOSC59%、終値446ポイントから下落に転じる。RSIは33%(-13%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:80.58%(-0.02%)-9月6日現在。
 マザーズ:80.14%(-2.29%)-9月6日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率7%(-10%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比77%(+31%)

欧州の金融不安を受けて、後場終盤にかけてジリジリと押される展開。あっという間に10日高値移動平均超の銘柄は一桁に。25日の騰落レシオも、この下落でもまだ80%台をキープ。25日の通算での計算だとこういう結果なんでしょうね。

日経平均のOSCの下落目処としては、8月8日の27%までは落ちないにしても、8月24日の30%あたりまでの押し圧力はある感じですね。

いずれにしても、まだまだ切り返しに転じる機運にはなく、もう少し日柄がかかりそうです。当面は9月16日に行われるEUの財務相会議で、フィンランドが要求しているギリシャ支援の条件としての追加担保問題にケリがつかないと、これはフィンランドに限らず、他の国も要求することになれば、ますます収拾がつかなくなります。ここで何らかの解決案が示されるのかどうかに注目です。

今日のトレードは9984ソフトバンクの空売りで取ったトレードのみ。しかし、この株は市況とは全く別の動きをする時があり、実に難しい株ですね。その他の株はやはり思い切って売りに入れませんでした。昨日損切りしたUBICで何とか一矢を報いようとするあまり、結局UBICに振り回された日でした。

以下は6日の海外市況

◆ドル・円:77.69円(+78銭)OSC62%(+16%)9月5日のOSC46%、終値76.91円から円安方向へと切り返したか?RSIは66%(+14%)
◆ユーロ・ドル:1.4ドル(-0.001ドル)OSC29%(-5%)8月19日のOSC59%、終値1.44ドルからユーロ安に転じる。RSIは28%(-5%)
◆USドルインデックス:74.76(+0.28)50MA(74.51)を下抜く。(2日現在)
◆10年債利回り:1.98%(-0.04%)50MA(2.63%)を大きく割り込み、再度下落中。
◆米3ヶ月国債:0.02%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.96%(-0.04)3%切ると要注意。
◆NYダウ:11139ドル(-101ドル)OSC53%(+5%)RSIは44%(+-0%)8月31日のOSC65%、終値11614ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2474(-7)OSC57%(+8%)RSIは46%(+2%)8月31日のOSC66%、終値2579から下落に転じる。
◆上海総合:2471(-8)OSC31%(-1%)RSIは32%(+-0%)8月29日のOSC56%、終値2576から下落に転じる。
◆VIX指数:37.0(+3.08)200MA(20.39)を遙かに超えて2度天井つけ降下中も再度反発気配。
◆WTI原油先物:86.02ドル(-0.65ドル)200MA(95.36ドル)をも下回って大幅下落から上昇中も反落。
◆CRB指数:335(-3)200MA(340)を一旦抜くも再度割り込む。
◆NY金:1873ドル(-13ドル)50MA(1676ドル)を回復して、コンスタントに上昇中も急落に次ぐ急落からの反転中。
◆バルチックドライ指数:1767(+17)200MA(1496)を抜き急上昇中。
◆セミコンダクターインデックス:339(-2)50MA(375)に届かず急落後のリバウンドのダブルトップから反落。
◆シカゴCME(円建て):8730円(+120円)

NY株は開始直後、欧州債務懸念の再燃と米銀の住宅ローン訴訟に絡む損失が1200億ドルを超えるとの試算も出て大きく売られましたが、ISM非製造業の数字が予想を2.3ポイント上回り53.3となったことで、引けにかけて大きく値を戻しております。

債券はほぼ横ばい。VIX指数は上げたままです。金は1920ドル超えまで行きましたが、梯子を外される恐怖?から大きく反落。

ドル・円は、スイス中銀の防衛措置発表(ユーロ・スイスで1.2以下を許容せず)で、円もなんらかの措置をとるのではとの思惑から、大きく円安へと動いております。

この円安でシカゴCMEの日経先物は+120円で返ってきております。これは昨日の日本株の下げすぎの是正が働いたものと思われ、今日はこの水準から上昇するのか、揉み合うのか、一旦上昇して下げるのか、為替が78円を突破してそのまま円安へと流れるのかどうかで判断。
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9月6日(火)のつぶやき

2011-09-07 02:46:54 | 株に出会う
11:04 from web
前場終了段階の10DHMA超の銘柄数%は13%(-4%)、10DLMA未満の銘柄数%は64%(+18%)と弱い環から切れております。グリーなどのネット株も日経平均と共倒れ。電力株が健闘。ファミマの好決算に引っ張られてローソンも健闘。日医工や沢井が気を吐く。2195アミタが急伸。
15:11 from web
ゴールドが高値を更新している限り、株は下がり続けるようです。今の世界の最大の関心事は、ユーロ圏の金融機関の実態。あれだけ不動産バブルの時に貸し込んだのに果たして1兆ドルの資本注入で間に合うのか?飛ばしの損失が14兆ドルあるという試算も。5兆ドルの公的資金注入で何とかつないでいる。
15:28 from goo
市場概況(9.6.11) #goo_mariomari http://t.co/70c8w4i
15:33 from web
先ほどの14兆ドルの飛ばし損失は、デリバティブの未精算分の概算からの計算ですが、EUだけでなくアメリカの金融機関分も含みます。EU分と誤解される表現になっていることを訂正してお詫びします。
by mariomariot on Twitter
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