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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(12.3.09)

2009-12-02 20:51:47 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

 『乱気流時代におけるマネジメントの最大の責任は、自らの組織の生存を確実にすることである。』(乱気流時代の経営)

今日の金言は読んで字の如くですが、どうやら、日本の官僚組織もこのような責任を果たそうとして、国民の非難を浴びているようです。なぜ非難を浴びるのか?

官僚組織の場合も、税金の投入が一切なく、OBが自己責任で、いわば素っ裸の状態で天下り団体を設立・運営し、赤字になれば自分達が身銭を切るなら、誰も何も文句を言いません。

そうではなく、税金の投入を前提としているから、そこに自ずと腐敗が生じ、世間から非難される組織に堕落している訳です。この腐敗と堕落にまみれることを少しでも自己嫌悪する良心があるなら、何故自ら進んで、この税金の投入を前提としたたかりとピンハネ組織の存在を否定しないのか? ここにも人間のどうしようもない業のようなものを感じます。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.6501日立製作所
 公募発表からも下げ続け、700億円も目減りする株価下落に見舞われております。RSIが5%まで落ちたここからは、少しは切り返すか?公募価格の決定は12月7日から10日。

2.7974任天堂
 103万株の出来高でほぼ独歩安の-650円。いくら何でもこれはチョイとやり過ぎでは。明日、2万円すれすれまで落とされてからは反発があるのでは。

3.1963日揮
 OSCを今日は+6%の53%にも伸ばして、このところのドバイ問題からの押し目を跳ね返す勢い。明日は、1690円から1720円あたりまでの上昇なるか。

4.6310井関農機
 地味ながら、着実にOSCを切り上げてきております。明日は290円あたりまで届くかどうか?

以上です。

今日は日立を余分にリストアップしましたので1つ多くなりました。日立ははっきり言って、値動きが少なく売買にはあまり興味はありません。公募を控えての値動きの特徴を捕まえるのが第一の目的です。
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行ってこいか?

2009-12-02 11:21:00 | 株に出会う
タイトルは、筆者が伝書鳩マニアであることを示すものでは毛頭ありません。あこがれることはあっても、伝書鳩など飼ったことはありません。今は、猫2匹が虎視眈々と狙うのは目に見えておりますので、飼う気など全くありません。

よく花札などで最初は勝っていても、そのうち、運気がなくなり勝っていた分をすっかりなくすことを、昔から「行ってこい」と称します。(こんな解説不必要でしたね。)

どうも、今のところ相場は行ってこい状態ですね。

ここ2日ほど、それまでのあまりにも虐げられた下げからの反動高が続いておりましたので、寄りつき前の外人勢は740万株もの買い越しであることも援軍となり、寄りからは円安のサポートも得て高値圏へと上り詰めました。

ところが、外人勢は日銀の昨日の追加の緩和策が市場の期待外れだっとことを、ひょっとして知らなかったようです。ここは、前場の終わりからいつ売りに出そうかという雰囲気が勝って、円高に少し振れただけで先物が9600円を割り込んでしまいました。

これで、前場の勝負は決着がついたようです。ヘラクレス市場を除いて、各市場ともに、前日の高値を割り込みました。この割り込む段階で売るのがセオリーです。

もし、後場に再度この前日高値を抜く時があれば、また買いに入れば良いだけです。

前場は、その高値を割り込む段階で、きちんと空売りに入れず躊躇している間に終わってしまいました。当然、節目で指していたものは避難させました。

寄りつきからのこの上昇モードのモーメンタムを鋭く察知できなかった筆者の負けです。

場の気配をきちんと読むのは難しいものですが、喩えば、TOPIXの朝方の高値抜きのタイミングを見ていなかったのが敗因ですね。こういう基本は為替相場とともにきちんと押さえねば、いつまでも鳩が豆鉄砲を食らいそう。。。
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市場概況(12.1.09)

2009-12-02 06:46:23 | 市場概況
後場寄り付きから大波乱を演じた12月1日(火)の市場概況です。 赤字部は2日朝の更新

◆日経先物:9550円(+220円)OSC50%(+10%)11月27日の30%から切り返しに転じる。 
◆日経平均:9572円(+227円)OC54%(+12%)11月27日の31%から切り返しに転じる。
 日経平均指数値倍率:105(-2)-数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:857.76(+17.8)OSC62%(+11%)11月27日の38%から切り返しに転じる。
◆マザーズ指数:396.83(+9.64)OSC59%(+3%)11月19日の34%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:520.74(+8.09)OSC56%(+5%)11月19日の30%から切り返し中。
◆ドル・円:86.72円(41銭の円安)OSC43%(-1%)11月26日の39%からの当面の底打ち完了か?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.25656%(前日比+0.00093%)11月30日現在。わずかな下降。
◆米10年債利回り:3.271(+0.073)-NY時間午後3時現在。
◆日経先物イーブニングセッション:9510円(大証終値比-40円)
◆シカゴ日経先物:9625円(円建て、大証終値比+75円)更新
◆NYダウ:10472ドル(+127ドル)OSC63%(+4%)再度切り返し体勢に。71%が直近の高値。更新

いやはや、いくら何でも、前場終了後の日銀の臨時の政策決定会合のニュースはないでしょう。

これで円安へと鰻登り。先物の気配値は前場より100円ほども高い値。少し動きが鈍い6798SMKを464円で指しておりましたが、これは成り買いで行くべきでした。わずかの差で約定せず。

その後、相場全体の上げモードに少々乗り遅れていた1605国際石油帝石を675Kで拾うも、13時にかけて670Kまで落とす始末。

しかし、これは安く拾いたい向きの「眠狂四郎のふて寝」でした。眠狂四郎ほどの修行を積んでいない筆者は、まんまと-2Kで振り落とされました。

後は、一時大きく上げた9983ファーストリテイリングも15980円で拾うも、こちらは分足を見れば分かるように、14時半頃まではじり安の展開。仕方なくたったの+10円で降りたのは良いとして、その後に2780円で買った7267ホンダが、やはり25本線を14時半頃にかけて割り込み、その戻しがあった2775円で降りた途端に先物が爆発。

ホンダと同時に拾っておいた6762TDKが、ホンダのような狼狽を見せなかったことが幸いし、この銘柄だけ引け際に+60円で利確し、何とか今日のちぐはぐトレードの落とし前を付けることが出来ました。

その後の日銀を巡るニュースがどうなったかは、まだ分かりませんが、16時から白川総裁の記者会見が予定されております。そこで何らかのデフレ対策が打ち出されるものと思います。

しかし、後場にかなりそのことは市場が折り込んだものと思います。持ち越しはなし。

-------2日朝の市場コメント-------

欧州株は2%を超える7月以降で最大の大幅高。この流れはNY市場にも引き継がれました。主因は1日発表の11月のHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI)の過去18ヶ月での最高値達成と、ユーロ圏製造業景気指数の上昇、それにドバイ懸念の後退です。

今日の東京市場は中国関連株と資源株に注目。アメリカ市場でもキャタピラーとアルコアが上げております。

中古住宅販売の成約も予想に反して10月は3.7%上昇したのも後押し。これはタックスクレジットの当初の期限切れを睨んだ駆け込み需要が旺盛だったため。

反面、ドルは売られ債権も売られております。金は1200ドル達成。1500ドルの目標までまた近づきました。

11月のアメリカの自動車販売は、年率で1050万台ペースとなり、前年同月の1017万台を上回りました。クライスラーだけ25%の大幅ダウンでホンダより1万台以上も少ない6万3560台の販売。フィアットとの共同開発車が出てくるまでは苦しいか。そもそも、ファンドに売り飛ばした段階で命運が尽きていたメーカーです。

クリスマス・プライス・インデックスという指数があることを筆者は初めて知りました。12品目が指定されており、それぞれ何日目に贈るかも決まっております。もっとも高額なのが7日目に贈る7羽の白鳥の値段で5250ドルだそうです。昨年からの値上がり上位は、3日目に贈る3羽のフランス雌鳥で50%増、次に5日目に贈る金の指輪の42.9%増。金は分かるが、なぜフランスの雌鳥がこんなに高くなったのかねぇ??トリシェさん、フランスのせいでインフレが既に燃えさかっておりますよ。早く消火を!
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