後場は、若干のトレードをしましたが大きな損得はありませんでした。持ち株は4815JDC信託と4340シンプレクス・テクノロジーだけです。
さて、明日(11月7日)の注目銘柄です。
1.2314レントラックジャパン △
この株、一時は低落傾向をたどるかに見えましたが、地道に復活の道のりを歩んでおります。新光証券や三菱UFJ証券がにわかに評価しなおしているようなのです。ブロードバンド時代を迎え、DVDなどのレンタル事業は先が見えているのではと、筆者も思っておりましたが、よく見ると意外に収益構造がしっかりしています。なかでもPPT事業というのがありますが、これはPay Per Transactionの略で、出来高払い制による収益分配方式と呼ばれておりますが、映像ソフトメーカーからパッケージの貸与を受け、レンタルの実績に応じて出来高払いを行うという、他社が真似できない方式のようです。これによりレンタルショップは、従来の仕入れコストに比べて10分の1で済むので、人気商品を大量に並べることができます。今日は、OSCも39%と+11%急伸し、直近のピーク値を抜くと共に、11月1日につけていた975円という安値も抜きました。このパターンだと月曜日の更なる上昇が期待できそうです。この株、975円の次の節目が意外や意外、7月28日の986円になります。非常に珍しい値動きのパターンです。そういえば、25日線も今日で抜いておりますので、これからの千円を目指した反転攻勢の始まりかも知れません。まだ30%台のOSCというのがいいですね。
なお、レンタルショップに脅威のビジネスを手がけているとして、以前ご紹介した4772デジタルアドベンチャーですが、真偽のほどは別にしても、上場時の経営者のことやアダルトサイト運営などのよからぬ噂がありますので、ウォッチ銘柄から外す事としました。
2.2326デジタルアーツ △
高値圏での調整ですので、一定のリスクはありますが、今日で乖離幅が-15Kと拡がりましたので、月曜日にどう出るか注目したいと思います。なお、OSCは-3%の56%、RSIも-4%の57%ですので、下落基調にはあります。
3.2763FTコミュニケーションズ ▲
10月24日の下方修正から約100Kも下げました。この間、だらだらとOSCも下げ続け、2日は何とRSIともに18%です。今日はOSCは20%に回復。RSIはまだ18%ですが、乖離幅もゼロに落ち、何とか当面の下げ圧力は止まった感じです。こういう株はあまり手がけるべきではないものの、奈落のそこからの這い上がりが一度はありますのでとりあえず注目下さい。
4.4794デザインエクスチェンジ △
赤字なのにこのところの株価は右肩上がりの不思議な株です。HPを見ていると昔懐かしい「具満タン」という言葉が見つかりました。また年賀状ソフトの筆自慢もありました。なるほど、こうしたデザイン集などは、パーソナルユースとしても非常になじみ深いものです。個人に人気があるわけです。しかし、最近、上層部の人事に関して何やら紛争があったようです。10月21日の取締役辞任に関する発表レターなど、第三者には非常に奇異に映る内容です。文章も整っておりません。このあたりが業績低迷の理由でしょう。乖離幅-4K、OSCは42%で+1%のコンバージェンスです。グランビルの法則に従うなら、25日移動平均線を今日抜いたので、少々の反発がまたあるかも知れません。
5.2766日本風力開発 △
ジリ下げ傾向が続き、今日でOSCも35%まで落ちました。220K割れ寸前です。指数値が8月5日以来まで落ちました。乖離幅はゼロですので、そろそろ買いが入っても良い頃です。中間期は赤字予想ですが、通期では黒字とはなっています。ところで、風車は写真などでよく見ますが、実物は何と高さが100メートルもあり、ブレード(羽根)の長さだけでも35メートルもあります。霞ヶ関ビルの高さが147メートル、国会議事堂が65.45メートルだそうです。この中間の高さです。これは想像していたよりも大きいです。なお、ヨーロッパではブレードの直径がジャンボジェット機よりも大きい100メートルクラスもあるそうです。これを従業員56人で、こつこつと全国に1つづつ作っているのがこの会社です。そして、なぜか、その風力発電所の建設、運営、発電を行う子会社を作っています。あまり風力発電施設をみかけないと思いますが、これは、石油や石炭と同じく、風力エネルギー資源が地域的に偏在しているためだそうです。石油の埋蔵場所を見つけるのに高度な経験とノウハウが必要なように、風力を見つけるのも同様のノウハウがいるとのことです。これは知りませんでした。年間の風の強さのデータを取れば良いのでは程度に考えていましたが、石油の埋蔵場所を調べるのと同じく大変とは。確かにそれはそうです。風力発電装置は一度作ってしまえば、そこから動かすことができないわけです。昨年度で約93万kWの発電量だそうですが、これを2010年には約3倍の300万kWに引き上げるのが政府の目標だそうですが、こんな悠長且つ計画的なビジネスをしている会社の株を、日々取引するということの意味が段々と分からなくなってきました。どおりで株価もじっとしている訳です。しかし、この株、何故か時折出来高が増えてポンと上がります。一体どなたがどのような理由で突如この株を買うのでしょうか? 環境意識が高い投資家でしょうか?いや、違うと思います。この株を買ってもどうせ売る訳ですから、何ら環境問題には寄与しません。いや~、こんなに論評が難しい銘柄は初めてです。何だか、週末のせいもあり疲れてしまいました。
こうして挙げた銘柄は、どれもこれも一癖も二癖もある銘柄ですね。読み物として暇なときに読むにとどめてください。月曜日は筆者もあまり自信が持てなくなりました。週末に頭がもう少し冴えているときに、穴株でも見つかれば再度ご報告します。
さて、明日(11月7日)の注目銘柄です。
1.2314レントラックジャパン △
この株、一時は低落傾向をたどるかに見えましたが、地道に復活の道のりを歩んでおります。新光証券や三菱UFJ証券がにわかに評価しなおしているようなのです。ブロードバンド時代を迎え、DVDなどのレンタル事業は先が見えているのではと、筆者も思っておりましたが、よく見ると意外に収益構造がしっかりしています。なかでもPPT事業というのがありますが、これはPay Per Transactionの略で、出来高払い制による収益分配方式と呼ばれておりますが、映像ソフトメーカーからパッケージの貸与を受け、レンタルの実績に応じて出来高払いを行うという、他社が真似できない方式のようです。これによりレンタルショップは、従来の仕入れコストに比べて10分の1で済むので、人気商品を大量に並べることができます。今日は、OSCも39%と+11%急伸し、直近のピーク値を抜くと共に、11月1日につけていた975円という安値も抜きました。このパターンだと月曜日の更なる上昇が期待できそうです。この株、975円の次の節目が意外や意外、7月28日の986円になります。非常に珍しい値動きのパターンです。そういえば、25日線も今日で抜いておりますので、これからの千円を目指した反転攻勢の始まりかも知れません。まだ30%台のOSCというのがいいですね。
なお、レンタルショップに脅威のビジネスを手がけているとして、以前ご紹介した4772デジタルアドベンチャーですが、真偽のほどは別にしても、上場時の経営者のことやアダルトサイト運営などのよからぬ噂がありますので、ウォッチ銘柄から外す事としました。
2.2326デジタルアーツ △
高値圏での調整ですので、一定のリスクはありますが、今日で乖離幅が-15Kと拡がりましたので、月曜日にどう出るか注目したいと思います。なお、OSCは-3%の56%、RSIも-4%の57%ですので、下落基調にはあります。
3.2763FTコミュニケーションズ ▲
10月24日の下方修正から約100Kも下げました。この間、だらだらとOSCも下げ続け、2日は何とRSIともに18%です。今日はOSCは20%に回復。RSIはまだ18%ですが、乖離幅もゼロに落ち、何とか当面の下げ圧力は止まった感じです。こういう株はあまり手がけるべきではないものの、奈落のそこからの這い上がりが一度はありますのでとりあえず注目下さい。
4.4794デザインエクスチェンジ △
赤字なのにこのところの株価は右肩上がりの不思議な株です。HPを見ていると昔懐かしい「具満タン」という言葉が見つかりました。また年賀状ソフトの筆自慢もありました。なるほど、こうしたデザイン集などは、パーソナルユースとしても非常になじみ深いものです。個人に人気があるわけです。しかし、最近、上層部の人事に関して何やら紛争があったようです。10月21日の取締役辞任に関する発表レターなど、第三者には非常に奇異に映る内容です。文章も整っておりません。このあたりが業績低迷の理由でしょう。乖離幅-4K、OSCは42%で+1%のコンバージェンスです。グランビルの法則に従うなら、25日移動平均線を今日抜いたので、少々の反発がまたあるかも知れません。
5.2766日本風力開発 △
ジリ下げ傾向が続き、今日でOSCも35%まで落ちました。220K割れ寸前です。指数値が8月5日以来まで落ちました。乖離幅はゼロですので、そろそろ買いが入っても良い頃です。中間期は赤字予想ですが、通期では黒字とはなっています。ところで、風車は写真などでよく見ますが、実物は何と高さが100メートルもあり、ブレード(羽根)の長さだけでも35メートルもあります。霞ヶ関ビルの高さが147メートル、国会議事堂が65.45メートルだそうです。この中間の高さです。これは想像していたよりも大きいです。なお、ヨーロッパではブレードの直径がジャンボジェット機よりも大きい100メートルクラスもあるそうです。これを従業員56人で、こつこつと全国に1つづつ作っているのがこの会社です。そして、なぜか、その風力発電所の建設、運営、発電を行う子会社を作っています。あまり風力発電施設をみかけないと思いますが、これは、石油や石炭と同じく、風力エネルギー資源が地域的に偏在しているためだそうです。石油の埋蔵場所を見つけるのに高度な経験とノウハウが必要なように、風力を見つけるのも同様のノウハウがいるとのことです。これは知りませんでした。年間の風の強さのデータを取れば良いのでは程度に考えていましたが、石油の埋蔵場所を調べるのと同じく大変とは。確かにそれはそうです。風力発電装置は一度作ってしまえば、そこから動かすことができないわけです。昨年度で約93万kWの発電量だそうですが、これを2010年には約3倍の300万kWに引き上げるのが政府の目標だそうですが、こんな悠長且つ計画的なビジネスをしている会社の株を、日々取引するということの意味が段々と分からなくなってきました。どおりで株価もじっとしている訳です。しかし、この株、何故か時折出来高が増えてポンと上がります。一体どなたがどのような理由で突如この株を買うのでしょうか? 環境意識が高い投資家でしょうか?いや、違うと思います。この株を買ってもどうせ売る訳ですから、何ら環境問題には寄与しません。いや~、こんなに論評が難しい銘柄は初めてです。何だか、週末のせいもあり疲れてしまいました。
こうして挙げた銘柄は、どれもこれも一癖も二癖もある銘柄ですね。読み物として暇なときに読むにとどめてください。月曜日は筆者もあまり自信が持てなくなりました。週末に頭がもう少し冴えているときに、穴株でも見つかれば再度ご報告します。