明日の注目銘柄（１１．３０．０５）

後場は、何とか８９１０サンシティを１８６Ｋで売り＋５Ｋとし、その後の反落を待つも上にいったため、しかたなく引けにかけて１８８Ｋで買い戻し。動きがなくチャート的にも悪化した４８０９パラカを引けに２４３Ｋで成り売りでした。－３Ｋ。かけた時間の割には不発もいいところ。３７７８さくらインターネットは、引けに２６６Ｋで厚い買い板が入ったので、そのままホールドし、明日の様子を見ることにしました。４７７７ガーラは、最後まで迷いましたが、３分の１ほど引けの成り売りにかけました。１８６Ｋで終わってくれていますので、これは明日に期待が持てます。２４１３ソネットＭ３は、またまた引け際に落とされましたが、ＰＣ操作が間に合わず、とりあえず前日安値は保持しているので、そのままです。１１月２８日の再来でまた下げるのではと少々懸念しておりますが、同じパターンを繰り返さないのが株というものです。そのため皆さん、都合の良い自分勝手な解釈をつい加えてしまうのですね。ソネットＭ３の唯一の上げ手がかりは、ＲＳＩが＋１％の３７％というコンバージェンスと、乖離幅がゼロということだけです。ＯＳＣは－２％の４６％ですので下げ基調です。今日の引けの下落からすると当然の指標です。

というわけで、通算では今日の取引はほぼ損得ゼロですが、保有株の含み損が少しあるので、明日は何とかリカバリーしたいと思っております。そのための明日の注目銘柄です。

１．３７５４エキサイト　▲

　今日は欲盛り返し、ＯＳＣも＋２％の４５％、そして乖離幅が－１７Ｋと大幅に好転し、当面の売り圧力を凌いだ感じです。明日再度反騰を見せるかどうか注目。

２．３７５３フライトシステム　▲

　今日下げるもＯＳＣは４１％に＋２％のコンバージェンスをし、乖離幅も－２Ｋと良くなりました。何よりも指数値が１１月１６日以来の水準まで落ちておりますので、明日あたりの再度の上昇がみれるかも知れません。この会社、以前にもご紹介の通り、他を寄せ付けない技術を開発することにより、はやる病院のように、黙っていてもお客が行列待ちで発注することを狙っている、非常にユニークな会社です。そのため、時折噴き上げるのです。

３．７７４９メディキット　▲

　この株、いよいよ出来高を伴って上げました。６０Ｋ～７０Ｋまで付けていた会社です。業績も１１月１０日に発表済みでその時上げましたが、今日再度の高騰です。ＯＳＣは５５％ですが、まだ上げ余地ありと見ております。ＰＥＲは１６倍の１００億を超える現金を有するキャッシュリッチの会社です。このまま出来高が増えていけば、７０Ｋあたりまでの上昇も考えられます。

４．３３８６コスモバイオ　○

　もう一度この株取り上げます。今日の３７７Ｋからの切り返しで益々テクニカル条件は良くなりました。ＯＳＣが１１月２日のピーク値とおなじ４０％まで明らかに切り返しました。乖離幅も－４Ｋと良好。

５．３３８７クリエイト・レストランツ　△

　この株の今日の切り返しは後で見てびっくり。それでもＯＳＣは３３％です。昨日までの下げが単なる押し目であったのなら、明日からまた反転するでしょう。

６．８９４７ノエル　▲

　上昇の歩みはのろいのですが、連続でＯＳＣは４２％となりました。ＲＳＩも３５％と明らかに切り返しました。まだＰＥＲが１７倍の株ですので、後は出来高が伴えば１００Ｋ程度までの上昇が見込めるかも知れません。

７．６１５９ミクロン精密　▲

　地味な株ですが、ＯＳＣが４９％と急伸し、このところの下落基調から脱却したようです。乖離幅も－６０円と好転。中堅工作機メーカーですが、このところの景気の回復感でディーゼルエンジン向けなど好調が見込まれます。欧州は環境と燃費面からディーゼルエンジンが約半分を占めておりますが、実は高性能高級車といえば、ガソリンではなくディーゼル車なのです。メルセデスなどもそうです。ＴＤＩと呼ばれるディーゼル車の加速性能はガソリン車を上回ります。日本にもＴＤＩを導入する動きが少しありますが、石原都知事のあのパーフォーマンスで悪者扱いです。また、軽油の質の改良も必要ですので、日本での見直しはもう少しかかりそうです。アメリカはガソリンより軽油が高いそうですが、それでも燃費がよいので大型車がディーゼルにシフトする動きもあります。大きな流れではディーゼルのハイブリッド車という方向なので、この会社は長期では化ける可能性があります。

８．３７７６ブロードバンドタワー　▲

　もうそろそろでしょうか。今日で２日連続ＯＳＣがコンバージェンスし、３０％に回復です。乖離幅も－１Ｋ。ＲＳＩだけは１％ダウンの４３％です。ここのところずっと下げておりますが、実は、乖離幅がプラスでした。やっとマイナスに転化。これは１１月９日、１７日以来のことです。９日はコンバージェンスしておりましたが、１７日はそうではありませんでした。ということは、明日は両方の条件を満たしており、上がる時期と言えそうです。▲としておりますが、これだけ下げた株です。テクニカルだけで◎にはできないでしょう。

９．４３１０ドリームインキュベータ　△
　
　ＯＳＣ、ＲＳＩともにダイバージェンスを示現。寄り付きで上げるようだとそのままいってしまうかも知れません。安値を更新するようなら注意。ＯＳＣ４０％台ですので少々買い時売り時が難しいのですが、分足やＭＡＣＤを確認しながら、下値を拾うようにしたいものです。

１０．４２８６レッグス　▲

　この株、また不穏な動きです。今日の注目銘柄によっぽどしようかと思ったのですが、ちょっとＯＳＣが明らかな反転ではなかったので、乖離幅条件は絶好でしたが取り上げませんでした。今日も出来高が少ないですが、１１月１４日を見てください。翌日も上がりましたね。その日の指数条件はほぼ同じです。明日あたり、出来高を伴っての憂さ晴らしの一夜祭りが見られるかも知れません。

１１．３７３６コネクトテクノロジーズ　△

　今日は押されながらもＯＳＣは４４％と前日同値まで切り返し、指数値では１１月１０日段階まで下げました。乖離幅もゼロ。この株、循環物色のサイクルに入っているなら、そろそろ上がる頃です。そういえば、最近はニュースのネタ切れでちょっと低迷かも知れません。２５日線も間近です。明日の動きにご注意下さい。

１２．８７９８アドバンストクリエイト　△

　この株も実にテクニカルに忠実に反応します。明日は、２５１Ｋあたりで指して、２６３Ｋ～２７０Ｋで売るということで、ちょいと稼げるかも知れません。乖離幅はまだ－５Ｋあります。ＯＳＣが＋３％の４０％になったばかりです。

１３．４８１９デジタルガレージ　▲

　名うての仕手系難解株です。取り上げたのはＯＳＣが４１％と１１月２日以来の高水準まで上げたためです。しかし騙しの多い株です。このＯＳＣのピーク値抜きだけが頼りです。今日は高値で引けておりますが、４５０Ｋあたりの底は意識しながら買いタイミングを計ることです。いずれにしてもほどほど高く始まるようだと乗りかも知れません。、あくまで過去の統計ですが。

１４．２３１７システムプロ　△

　値動きのない株ですが、ＯＳＣが４１％と続伸。乖離幅も－１Ｋです。１０４Ｋを割らないことを横目で見て、買いエントリーし、２－３Ｋで抜く以外にありません。そろそろ膠着状態を脱却する頃です。

１５．８９０７フージャース　▲

　最後に、不動産株からこの株を取り上げます。ＯＳＣが５１％と抜き出ましたが、明日は戻り売りがあるかと思います。そこを５２０Ｋあたりで待ち受けていて、届いたら買うという戦法を筆者ならとります。そのまま、すぅーと上に行ったなら諦めることです。何しろまだマンション構造欠陥問題はケリがついておりません。この会社、リクルートコスモス出身の経営者です。リクルートって、技術に誇りを持っている会社では決してなかった筈です。それどころか、リクルート事件を引き起こしたのはまだ記憶に残っております。今の経営陣はそのころの苦しみを分かっていると思いますので、まさか変な政治的な動きには巻き込まれてはいないと思いますが、そのあたり一応、筆者のこの株への危惧としてはあります。（といいながらも、筆者はサンシティを引けに買っております。よって、こんなケチを付けるようなことは言えた義理ではありません。悪しからず。）

こうやって挙げてみると、いつものことですが、何だか明日こそは勝てそうな気がしてきました。書いているうちに、段々と欲の皮が突っ張ってくるためでしょう。この赤字部、株取引においては、強調してもし過ぎることはありません。あまり突っ張りすぎないよう自戒の心をお忘れなく。それでは、いつものように今晩は良い眠りをどうぞ。

気がついたら不良株ばかり

持ち越し株はパットせず、、反転かと思って１８９Ｋで買った４７７７ガーラは、まだ売り攻勢に晒され、下で待っていた８９１０サンシティは、１８１Ｋで大波にさらわれ、気がつくと、さくら、ガーラ、パラカと、３文字の「不良株」（親不孝株の別名とでもお思い下さい。）ばかりが稼ぎもせず、家でダラダラと遊んでおります。「さくら」を除いて、どうも頭が悪そうな名前なのが少々気にかかります。そうそう、もう１つの持ち越しのＪストリームは見切りました。まだ下降傾向です。－２Ｋ。

「不良株」の稼ぎのなさに懲りて、またまた２４１３ソネットＭ３を４７５Ｋ越えを見越して４７３Ｋで早めに買ってしまいました。まだ子株環流後の調整が済んでいないかも知れないというのに。全く、不良株か超優良株しか追っかけないから、今日のような相場で儲け損なってしまうのですよね。素直に、８９４４ランドビジネス、８６９７大証、２７５９テレウェイブあたりの注目銘柄に寄り付きで乗っておけば、今頃、楽しい気分に浸っていることでしょう。多分潜在的に、そろそろ調整もあり得るとの意識が働き、今ひとつ思い切った行動がとれない筆者の悪い癖です。下げ続けているガーラを買うのと、上げ続けている株をその勢いを信じて買うのと、どちらがリスクが高いかという点を、再度よく反省せねばなりません。

下がっている株を買うなら、明確な損切りポイントまで来ない限り、少々の下落で手放してはならないのです。それは、今日の２７６６日本風力開発の反発をみても明らかです。ＯＳＣは、昨日で＋３％の５３％でした。買値の２１１Ｋで終わっていたのが若干気にはなっていましたが、我慢すべきでした。今日、その瀬戸際にいるのがパラカ、そして早くもガーラです。パラカは２４４Ｋ以下なら、ガーラはＯＳＣがマイナスに転じれば（前場で４３％と前日と同値）売りです。

まあ、こういうちぐはぐな売買もあるのが株式投資ですから、別に大負けした訳でなく、自らの投資スタイルから外れて、欲をかいての大失敗をやらかした訳ではないので、今後の肥やしになればそれはそれで、意味があったとでも考えることとしましょう。後場に良い風が吹くかも知れませんから。（そのためにも、風力発電を残しておくべきだった？！）