ソチオリンピックの影響でテレビを見る機会が増えた。
私は、手も足も動かせるラジオ党なので、ほとんどテレビは見なかったのだが・・・・。
そんな中、ソチオリンピックを見たくて番組表を見ていて、何気なく見たのが小野田さんの特集番組だった。そういえば、最近お亡くなりになられたことは知っていた。番組の作り方というよりは、小野田さんのお話が面白くて、ついつい見てしまった。
終戦後、何年もジャングルに隠れていた人 というだけのイメージだったが、そうではないことがはじめてわかった。いえ、事実はそうに違いないのだが、人柄は奥深くとても知的な人だった。
いくつかの言葉が印象に残った。
もう、もとに戻らない過去を、愚痴ったところでどうしようもないのです。ただ、先に行く力を弱らせるだけです。(正確ではないけど・・・)
喧嘩をするのはよくない。喧嘩をするなら、離れればいいのです。たまに会えば、喧嘩にはならない。とても、いい関係になれる。(これも、意訳)
心に深く残ったお話しだった。
私は、土曜に、歯医者に行き、自分の歯が相当悪い、(前々から知ってはいたが・・・)現実をつきつけられて、落ち込んでいたのですが・・・
過去を悔いても、歯が良くなることはないので、なんとか先に向かって、治療をするしかないと思った。急に現実的な話で、申し訳ないのですが・・・・
ただ、日々の小さな決断をするときに、過去は戻らないし、愚痴ると先に行く力が弱くなってしまうと思えば、なんだかひとつひとつの決断が、ちょっと変わってくるような、そんな感じがしている。