大学院の試験が終わった。
圧迫感が取れて楽になると思いきや・・・あれこれと考えてしまう。もちろん結果も気になる。
でも、とりあえず、何か月間は頑張った。寝食を忘れることなく、がんばれたのは、家族のおかげだと思った。感謝、感謝、感謝。
この間、何がわかったかというと、非常にシンプルなことだった。人間、頑張って勉強すれば、今まで解けなかった問題も解けるようになるし、英語のボキャブラリーも増えるということ。なんだか、資格マニアの人の快感が少しわかったような気がした。つまり「わかる」「正当する」ことが、勉強に対するモチベーションを上げてくれる。わかる問題を解いていると、眠くはならない。飽きてもこない。
もちろん、記憶に頼る部分も多々あるので、覚えられないことにイライラとするこも多かった。でも、短期記憶は、刺激の頻度か強度をあげることによって、長期記憶に変わる、という内容を学習したので、素直にそれに従いなんとかクリアできた。
それでも、試験は知っていることがすべて出たわけでもなく、英語などは覚えた専門用語が使われていない、現在の言語に関する問題だった。
まあ、それでもいい。がんばった。
ところで、ちょっと面白いことがあった。
大学院の試験を社会人から受験する人は、大学の研究員になるという前ステップを踏んでいる人が大半だということ。私のように、いきなり受験する人は少ないのかもしれない。私以外の人たちは、みーんな知り合いだった!!
だから、内部情報もよく知っている。そこで、教えてもらった秘密の話だが・・・(ここだけの話にしておいてください)。 どうも、受験者は5人。そして、日本人は私ひとり。後は全員外国人のそこの大学研究員だった。だから、みんなお友達。先生もお知り合い。
そして、その外国人たちの日本語の上手なことったらなかった。いったいあなた方の先生はどんな方ですか? そっちの方に興味があったりした。
人懐い性格の外国人たちと、面接前にすっかり仲良くなってしまった。(午前中 学科試験 午後 面接 面接だと思っていたら、試験官閣下からは、「口頭試験」といわれ・・・・ビビった)
また、その外国人たちは、ここの研究室は厳しいことで有名です。授業の予習復習で毎日10時間以上は勉強しています。入ってからが大変なんです と、教えてくれた。極め付け、教授の授業は英語です。テキストも英語です。
え?そうなの? と のけぞった。そういえば、言語学研究はアメリカが進んでいて、ほとんどの文献は英語で書かれているのだ。そうか、だから入試に英語、それも英語の専門書が読める英語の力 と書いてあるのか・・・・
なんだか、先行きが不安ではあるが、希望を持って、英語の準備をするつもり。