どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

空気が読めない人

2010-05-26 04:29:27 | かたまった
空気が読めない ということばは、いつの間にか日本語として定着してしまった。

空気が読めるはずはないのだから、(物理的には)つまり、周りの気持ちを察することができない ということだろうか。
周りを意識せず、長いものにまかれない、個性的な人?
一般的にはいい意味で使われているとは思えないが・・・。

正直に告白するなら、私は実は自分を気配りの人だと思っている。あれこれと、特に人の気持ちなどの機微にはとりわけ、敏感に反応すると思っている。しかし、わが息子が言うには、お母さんはKY、つまり空気が読めない人だという。

なあに言ってんだ~くらいに思っていた。

ところが、どっこい、どうもそうだったみたいだ。
そうだったみたいとうのはつまり、人から以前こうでしたね?と、指摘されたというわけ。

人は実は渦中にあっては、何も言ってはくれない。ひとつの境地を得て、スタンスを変えたとき、考えを変えたとき、初めて、そうですか、よかったです。実はね・・・・・以前のことですが・・・となる。
とするなら、このスタンスチェンジがない限りは、だれも何もいってくれないから、自分が空気を感じていないということに気付きはしないということになる。

果実がころりと熟れた頃合いを見計らうように、人にも頃合いがあるような気がする。
果実の頃合いが周りの環境に左右されるように、私も周りの人たちから、頃合いを与えられたような気がしている。

やはり、出会いこそ 人生の醍醐味なのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は晴れだ

2010-05-25 05:56:01 | シュワッチ

晴れた。
昨日までの豪雨がうそのようだ。
息子の決戦の朝。
お弁当は作り終えたよ。

がんばれ、息子たち。
セコンドラグビー部。
相手は格上。
だけど、そんなもん蹴散らすものがあるよ、君たちにはさ。

あれこれ考える前に、突っ走る。

私もしかり。
昨日の雨のなか、大きな決断をしてきた。

そして、前日から悩みぬ抜いて、時間をかけてかいた教案は、あっさりと全否定だった。
指摘されてみると・・・ほんまその通りだ。
あれでは、授業が成り立たない。生徒たちが混乱するするだろう。

出来る気がしないと思わないこと。できると信じていくだけだ。

それにしても、昨日のナショナルチームのサッカーは勝てる気がしなかったなあ。
なんでだろう。代表チームに入ると、どんなやんちゃ坊主も、おとなしく伏せ目がちになってしまう。

さてさて、セコンドラグビー部には、顔を上げて、堂々と緻密にやんちゃに戦ってほしい。

私たちは、めでたい焼きをたべながら、縁起をかついで応援する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知ればしるほどに・・・

2010-05-22 12:45:22 | なっとくる
知れば知る程に、自分の知らなさ加減がわかってくるというのも、皮肉なものだ。

日本語教師の仕事も、きっと他のしごともそうであるのだろうけれど・・・たいへんだ。たいへんなスキルが必要だ。

日本語を話せるということと、教えることは違う。加えて、国語と日本語は違うからさ・・・・。
そんな悩みともつかない思いを抱えている私に偶然のタイミングで契機がやってきた。

決心するまでに時間はかからなかった。ストン・・と、心の中に落ちてきた。

時間的にはとてもたいへんになるけれど、自分自身も学びの場を求めることにした。

さあ、両足、両手、様々な力を総動員だよ。家族の理解も ほんま ありがとう。

***写真はボストン市内での・・・・私です。*********息子たちも元気です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病気じゃない

2010-05-20 13:13:58 | おっとこどっこい

体調が悪い。

右の頬が腫れ、首筋のリンパあたりまで腫れている。頸は熱を持ち、恥ずかしながら顔に湿布を貼っている。
症状は忘れもしない、昨年春、霞ヶ浦のマラソンの当日から始まった。ハチに刺されたのだと思った。皮膚の下が、痛いような痒いような・・・。熱も出てきて(の、ような気がした)、走り終わった後は、車に乗せてもらった帰宅したが、起き上がれないほどに具合が悪かった。

何が誘引になるのかわからないが、同じようなことが年に数回起きた。意を決して、病院に行った。友達からそこは耳下腺だと教えてもらっていたが、もしかして大病かもしれないと思い・・・・念のために内科に行った。

先生は、エコーで見てみましょうとおっしゃる。エコーを操作する人は、なんと本を抱えている。そうか、ここは専門じゃないから慣れてないんだ・・。
結果は、内科ではわからないではないか・・・なんてね。専門医に行くことを薦められる。紹介状を書いていただいた。気分はどんどん落ち込んでいく。きっと大病に違いない。

翌日、万事を切り捨てて病院に向かった。R病院は朝から患者でこった返している。耳鼻科に行ってみると・・・すぐにお呼びがかかった。そこで言われたことは、待ち時間が相当かかります。9時に開始された診察時間だが・・・なんと、私の番は11時過ぎになるという。仕方がない。それでも、自分の番の前に携帯でお知らせ下さるという。まあ。それなら・・・・と、仕事を始めるべく、机のある場所をさがした。
広い待合室の休憩所のようなところに、テーブルやいすがある。そこで、仕事を始めることにする。
その前に、友達に今の私の大変な状況をメールしておく。すると、天気がいいから近くの公園にでも行った見たら・・・・などとメールが返ってきた。

まったく、自分じゃない人はのんきでいいよな。コンナ気持ちで公園を散歩? とんでもない。私は、仕事を始める。30分もすると疲れてきた。ふと、外を見るととってもいい天気。そっか・・・・それもありかもしれない。 私は友達の素敵な助言を取りいれて、散歩をしてみることにした。

木がすきな 私は とりわけこの新緑の季節が大好きだ。紅葉も美しいが、どこか終わりの寂しさがある。それに比べ新緑は脈々とした生命力を感じる。風もここちよい。日差しも明るい・・・・。

待合室に戻ってくる。あらためて待合室を眺めていると、お年寄りが多い。そして、介護をされている娘さんたち、お嫁さんたち。みんな、決して明るいとはいえない。そうか、病気になる、どこか加減が悪いということは・・・・つらいなあ。

それからも私は待ち続け、お呼びがかかったのはもう、お昼も過ぎていた。先生は、ゆっくり私の話を聞いてくださり、丁寧に診察をしてくださった。

そして、腫れてもないようだし、病気だとは認められません とおっっしゃった。

は? と、私。腫れてます。ここは腫れてます。 先生は、いいえ腫れてません。
は? 痛いような痒いような違和感があります。  それは認められないなあ  と先生。

つまり、当人にしか自覚できないものではあるが、病気の症状としてのチェック項目をクリアしていないので、症状としては認められないということらしい。そんなことがあるんだ。

私はちょっと肩透かしにあったような、敗北感があった。が、考えてみると、病気であること、治療しなくてはならないことは、それほど請うて望むようなものでもない。
そっか健康とはいえないが、病気じゃないんだからいいじゃないの。
先生、病気ではないということは、いいことですね? そりゃあ、それが一番です。
私はそこで、にっこり笑えた。よかったんだ。

結果 5時間あまりを使い、初診料800円を安心料として払い、私は病気ではない と証明してもらって帰ってきた。

ははは・・・・・としか、表現のしようがない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メールに見る絵文字の気遣い

2010-05-17 01:47:42 | なっとくる
日本に帰った当時、携帯の進化に驚いた。中でも、メールが通信手段として、その位置を確固たる物に定着させていたことには目を見張ったものだった。学校でもどこでも、連絡網は携帯メールの一斉送信。初対面でのあいさつは、携帯のアドレスや番号を教えあうことから始まっていた。

あれから二年。私が未だに使えていないのが、例の絵文字群だ。とにかく誰からのメールであっても、あの絵文字がないものがない・・・・どうやって、あの意味をみんな知ったんだろう・・・。私には説明がないので、とんと意味が理解できていない。しかしまあ、自分では使えないが、頂いた場合は、前後の脈絡から意味を推し量ることはできる。

慣れてくると、実はあれが重大な役割を負っていることに気付いてきた。『あえません』 一見ネガティブなこんな言葉でも、次にがあれば、そっか『会いたいけど都合が悪くて会えないんだ・・・・』と解釈できる。ただ字面だけを追うと。書いた人、もらった人の気持ちが微妙にずれていくことを、修正するタイミングですら、図れないで、     なんてことになってしまうのかもしれない・・・。使えない私はもしかして、重大なピンチに陥るのかもしれない。

どなたか、あの意味を教えてくださいませんか? 危機は確実に、私に忍び寄ってきているような気がしてなりません。

誤解をしている、されていることを誰かの指摘無しに、認識することは実は大変な勘が必要で・・・・・ただし、その鋭い勘がもしかして、さらに誤解に拍車をかけてしまうということもありそうな・・・・。なんのことはない、気持ちを素直に、加えておけばいいだけなのにね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事に帰国しました

2010-05-16 00:37:20 | 徒然に

一週間のアメリカ旅行から無事帰国。
旅行といっても、今回は長男の卒業式に出席し、次男の大学に行ってみる、そしておまけのボストン観光だった。
第一の目的はなんといっても、長男の晴れの式典、そして彼の新たな旅立ちに立ち会うことだった。

海外に行くチャンスにさえ恵まれなかった、いえそれを求めようとしなかった、私にとっては
棚から牡丹餅のように海外経験をすることができる、子女 つまり海外に赴任する親に同行する子供たちは、華やかに、そしてうらやましく思う存在だった。
ところが、それは結果として彼らの労苦の上にあるのであって、途中でどうしてもなれなくて帰国するお子さんもいるし、大切な友達を失い、異文化に溶け込めず、能力を開花できず心に深い傷を負う子供たちもたくさんいる・・・だろうと思う。異文化の中でで自分の居場所をみつけることは、そう簡単ではない。

我が家の三人息子の中でも、優等生で品行方正、だれもに存在を一目おかれていた長男は、それら今までのステータスのすべてを異文化の中で否定された。それどころか、英語もわからん、つまりまともに発言できない、何にも自己表現できない人間に突然変えられた・・。親がその現実に気付いたとき、逃げる選択肢はなかった。極端な話、悪に走るにも、コミュニケーション能力は必要で・・・彼はそれら全てを失った。
同じ思いを私が感じた?・・そんなことはありえない。彼は、それに一人で立ち向かった。長い道のりだったにちがいない。

卒業式、大勢のアメリカ人の集団の中、スタジアムの観客席で。私はひとりで彼を探していた。名前を呼ばれた彼は、堂々と卒業のデプロマを受け取り、高らかに左手を上げた。私がどこにいるかわからなかっただろうから、あの手は誰に向かって、どこに向かって振り上げたのだろうか。私は、彼が今までの自分に 長い8年間に自分に対して、静かにこみ上げるものをこめて振り上げた手のように感じていた。

自信に満ちた彼の雄姿を見たとき、私は泣かなかった。誇らしく、アメリカ人のように、声をあげて彼に、good job! と言いたかった。

長い間の肩の荷がひとつ降りた。息子は間違いなくアメリカに渡ったことを自分で有意義な経験にしてみせてくれた。
彼が高校を卒業するときは、私はただただ申し訳なくて涙が流れた。その涙を誰にも見せることはできなかった。それは当人も傷つけるし、また他の人たちも傷つけると思ったから。ただただ、辛いだろう、辛かっただろうと、苦しい涙だった。
今、晴れやかな彼の門出に立ち会えたこと。心から感謝したいと思った。

二人でボストンローガン空港から飛び立ったとき、私は『ありがとう』と、感謝の気持ちでいっぱいだった。
そして、また来るからねと思った。
マジでマイレージ貯めなくっちゃ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボストン

2010-05-14 10:18:49 | 舞いあがる
一日中ボストンの街を歩いた。
古い教会を訪ねた時、パイプオルガンの荘厳な響が有った。アーティストが練習している場面に偶然行き当たった。魂を揺さぶる響だった。後ろからみると完全に電子制御されていたのに驚いた。
ボストンは歴史が今も動いているように感じた。今も脈々と呼吸している軌跡!
大切にされている歴史はその地のインテリジェンスに支えられている!
ほんまにみんな賢こそうです。
そして私は日本人としての誇りを持って、毅然と、そしてニコニコとしていました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボストン到着

2010-05-13 09:13:43 | シュワッチ
ついにミシガンからボストンに到着。本当に長いドライブだった。ミシガンでは住んでいた街を尋ねた。二年前にかの地を離れた時、たぶん私はひどく緊張していたのだと思う。わかれを悲しむことはなかった。いま改めて友だちに会って別れが寂しいと思った。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカにいます

2010-05-10 20:12:04 | シュワッチ
なんとか到着。フライトが遅れること四時間。デトロイトからの国内線は滑走路に入ってから突然停止。何事?と思いきや、サンダーストームの襲来だった。狭い機内に2時間缶詰めだった。機長が出てきて説明。その後乗客に飲み物をサービスしてくれた。お酒もありで、なんだかみんな楽しそう。アメリカにきたと、実感した瞬間だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セーフ

2010-05-05 16:27:00 | おろおろおろろ
連日が綱渡り状態だ。

昨日は息子の試合を急遽福島まで見に行った。つい午前仕事のつもりが帰宅したのは午後5時過ぎ。そこから、あわてて荷物を空港に届けてもらう空港便の手配をした。連休中のことで心配したが、なんとか集荷に来てもらえることになった。

そして、今日は集荷にあわせて荷造りをした。色々と洋服を出しているうちに、『えいっ!!』と、夏物を冬物の入れ替えもやってしまうことにした。
私がいない間、暑い日があるとも限らないし・・・それに、なにやら整理されてないごっちゃとしている状態が嫌だった。
なんとかなった。

さて、あさってから渡米。友達とは再会の約束もすませた。次男とは、大学内をいっしょにランニングすることになっている。長男とは、彼の大学生活の最後に立ち会うという大仕事が待っている。長男に関しては、今やっと、アメリカに行ってよかったね と声を大にして言えるようになった。

ボストンにもよって来る。もっと年老いたら、ボストンに何年か住みたいと思っている。日本語を教える先生でもいいなあ。異文化に向き合うカウンセラーとして、もう一度学びの場としてもいいと思う。

今日日中は思わぬ心豊かな時間を過ごした。本来は、あれもこれもとやらなくてはならないことを抱えて、パニックになってもおかしくない状況ではあったが、ひとえに ラジオのおかげだった。荷造りをしながら、衣類の整理をしながら、何度も涙をぬぐい、何度も笑った。
http://www.nhk.or.jp/r1/inochi/#foot
HNKのホームページからも聴けるので、是非聴いてみて欲しいです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする