どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

手締め

2006-04-24 22:20:53 | 舞いあがる

水曜のこと。日本語授業で、た行を説明した。て のところで、手伝う とか 手袋 とか、手に関する言葉を何個か紹介し、最後に手締めを実演つきで紹介した。これが、馬鹿ウケ。一本締めから、三三七拍子まで、なんどやらされたことか。

授業の冒頭に、5月の第二週に、ボランティア行事で、アメリカの傷痍軍人の方が入院している病院で、日本人として盆踊りを披露する話をすると、やってみてと、せがまれる。まあ、いいやと、やってみると、皆が一緒に踊りだす。見よう見まねで、どんどん踊りだす。はっきりいって、私よりもよほど楽しそうに踊っている。

逆があるだろうかと考える。ちょっと考えられないかなあ・・・。人によるかなああ・・・。この、積極的な人間性は、もって生まれた民族の違いとしかいいようがない。しかし、ルーツをたどれば、ノルウエー、ドイツ、アイリッシュと違った民族だったりするのだから、不思議でしょうがない。北欧は日照時間が少ないので、うつになる人が多いと聞いたのも今週のことだった。

不思議な現象にたじろいでしまう。

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感情

2006-04-21 22:16:22 | なっとくる

私が欲しているからなのか、偶然からなのか、はたまた、友人の思いやりなのか・・・・最近友人が貸してくれる、CDであったりTV番組であったりの、トーク番組の話の内容が面白く、感動もし、考えさせられることが多い。高田さんという脳の研究をされている先生の話は、まさに脳に関係する話だった。最近多い、うつ病とかの対処法、克服法にも触れられている。

面白かったのは感情にかんするもの。氏がおっしゃるには、感情は物事の事象に人間が無意識に反応するような感があるが(私の意訳かも・・・)実は、それは人間が持っている情報、知識をもとに、人間の脳が反応するという、無意識のものではなく、意識的なものだということ。リストラされる、収入がなくなる、その後の生活をどうやるか・・・不安になる。ところが、リストラされても、次に自分ができるものがある、たとえば著名な賞をとって作家業に専念すことが出来るなら、リストラ、イコール不安という図式はでて来ない。脳は恐ろしく早く回転し、まるで意識していないかのように錯覚させるが、実は自分のもっている、価値観、知識、情報を総動員して、自分自身が結果を予測し、その作業の結果、それが不安要因になったりするらしい。

感情というものはどこか、自分ではなかなかにコントロールできないものだと思っていたけれど、もしかして違う知識を持っていたりすると、それだけで違った感情が出てくるのだとしたら面白い。打たれづよいとか、弱いとかいう言葉があるけれど、それは性格でもあるのかもしれないが、根本的に元になる材料の、情報とか知識が違う内容なのだと思うと面白いし、克服できない先天的なものではないと、理解も出来る。

次に、それを自分に当てはめる作業をしなくてはいけない。

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困った

2006-04-20 21:28:57 | うるるん

私は正真正銘、英語が大嫌いだった。恥ずかしいことに、教育熱心な母親から、そろばんよりも英語教育と、今で言う早期教育を施してもらった。なるほどやり始め当初から中学にかけてと、テストの成績はよかった。しかし、性格も災いして、発音に対するコンプレックスと、高校でも中学と同じレベルの努力しかしなかったことにより、成績はがた落ち。早々にやっても無駄なことに対する努力を放棄し、やって伸びる教科に努力を集中させた。嫌いは増幅していった。

長じてから、隣人と仲良くしたいと、韓国語を勉強し始めた。先生を探し、生徒を集め(骨のありそうな友人二人を勧誘)、結構努力を惜しまず準備したが、肝心の内容での努力をしないから、やはり勉強を放棄してしまった。今でこそ、ドラマも入ってくるようになり、楽しんで韓国語を聞く環境もできたが、その当時は苦痛以外の何者でもなかった。そこで、得た教訓は、英語をやってもダメな人間は、他の言語の習得も絶望的だろうということ。つまり、地道な努力が出来ない人は、他の国の言語の習得は無理だろうということだった。

しかし、あろうことか私は今、米国に住んでいる。なんとも、母の先見性を尊敬したことか・・・・。長々と書いたが、実は、とんでもないことを、英語で言ってしまった。困った。カレッジの先生に、シリアスな講義(serious Lecture)を、聞きたいといってしまった。言った瞬間に彼の顔色を見て、しまった!!と思ったが、なんとも貧弱な英語能力では、取り繕うこともできなかった。おまけに、廊下で歩きながらの話だったので、その後時間もなかった。気にはなったが、仕方ない。過去と人は変わらない。忘れるように努力した。しかし、昨日の講義のなかで、彼はまともに、生徒達にむかって、私が(名指しで)シリアスレクチャーをしろと言ってると話した。皆がいっせいに私を見た。仕方ないから、にっこり笑って見せた。私の英語ではきっと、もっとまじめにやれ!と、聞こえたに違いない。先生は、まじめなレクチャーでは学生が寝てしまうと言った。真面目な講義と退屈な講義はイコールではないはずだが・・・・。どっちにしても、私の真意は伝わらなかった。

大学の先生の講義はそのなかで、その人のメッセージや考え方を感じたりできるところが面白い。今の先生は、楽しい、面白いことで、学生に人気が有るようだが、それだけではなく、結構熱い考え方を持っていると感じることがある。しかし、最近は学生の雑談に振り回されて時間が終わってしまうことが多く、彼のメッセージも何も感じられない。もちろん、私の英語能力の問題ではあるが、それだけでもない気がしている。学生に妥協しないで、あなたの意見を聞かせてというつもりが、誤解されるような英語を使ったらしい。困った。どうしようかと迷っている。

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ガレージセール

2006-04-20 05:04:16 | 徒然に

昨年引越しして痛感したのは、いつの間にか雑多なものが増えて、整理されていないこと。今年は、様々な意味において、自分を整理整頓するためにも、ガレージセールをやることにした。正直いって、日本からこちらに来た当初は、不用品をお金に換えることに抵抗があった。日本にいたなら、使えそうなものは、よかったら使ってくださいと 差し上げることはあっても、お金に換えたりはしなかった。日本人は、お金が絡むと人間関係を悪くしてしまうような、そんな文化を持っていないだろうか?私は、小心者なので、お金がらみのはちょっと勘弁!と、そんなスタンスで来た。

こちらは、あれ?日本人の方ですか?と、問いたくなるくらい、お金に関してドライだし、さっぱりきっぱりしている。戸惑いは三年で大分克服した。まだ、使えそうなものを、妥当な値段で労力を使って売ろうとするのは、間違ってはいない気がする。

今年はやるぞときめ、同じような仲間を探し出し、上半期の計画を立ててきた。さてと、決まったからにはやることになる。もはや、逃げられない。初めてなので、ノウハウもないが、ちょっと楽しく、きままに、きっちりと、やってみることにする。目的は整理整頓。

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一斉に春爛漫

2006-04-19 00:54:47 | 舞いあがる

北国の春の特徴は、次々に時期を追って春を感じるのではなく、一斉にくるところかな。梅の次に桜、その次につつじ・・・・と感じていた、私の郷里の春とはちょっと違っている。桜も、木蓮も、連翹も、チューリップも、すいせんも、一気に満開になって本当に美しい。そうそう、すみれも可憐に咲いている。

ミシガンの雄大な自然の中で、のびのびと大きくなっている街路樹も美しい葉をつけていて本当に美しい。しかし、街路樹に枝葉が伸びてくると、ちょっと見通しが危ういなあと思えても来るから、注意が必要。それに、雄大な自然のもと、たまに襲ってくる、サンダーストームや強風に、大きな街路樹が倒されて、走行中の車を直撃ということも、しばしば起こる。ちょっとやそっとの木ではないから、被害も大きいし、道路は間違いなく遮断してしまい、通行できなくなる。

物事には何にでも二面性がある。

 

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内に向く

2006-04-13 23:50:49 | 徒然に

学生時代に学んだ方法論の中で、ずべての雑多な枝葉をはがしていき、主軸となるべきものを探し出すというのがあった。日本語でいうなら、修飾語やら、接続詞やら、枕詞やらを払いのけて、主語と述語のシンプルな関係を探し出すようなイメージかな。

内に向って、自分に向って、ちょっと様々な事を整理する必要があるような気がしている。生活面も含めて様々に。本質的なシンプルな関係とはなにかまったく分らないけれど。ガレージセールをやろうとも思っているので、ちょうど片付ける作業をしながら、自分自身も片付けてみようとする。

ミシガンの春は美しい。花はもうちょっと時間がかかりそうだけど、葉っぱや鳥のさえずり、そして空の色が春になった。明日は、ゴルフに誘われた。一緒にいると心地いい、アメリカのお姉さまたちのご指導を受ける。楽しみ!

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鬼の霍乱

2006-04-13 14:04:49 | 徒然に

ちょっと予定外に、意外に、体調を大幅に崩してしまった。風邪の症状が長く続き、その後、熱を出してしましい、体力は落ちるし、少し気力も落ちてしまったかもしれない。未だに調子を取り戻してはいないが、どうにか日常生活に支障が無いところまでは、回復してきた。

ちょっと自分でも驚いていることがある。それは、自分が実は相当に傷ついているということに、自分でやっと気づいたということ。低温やけどのように、じわじわと心の中に浸透していったようで、途中では気がつかなかった。一定の到達点に来た時に初めて自覚した。というより、なんかの拍子で気づいたという方が正しいかもしれない。バランスを崩し、体調にも影響が出たということかな。

解決策はきっとない。受け入れるしかないことだってあるだろうし。じわじわときたぶん、じっくりと治して行くしかないのだろうと思う。

 山のあなたの空遠く     「幸」住むと人のいう
 噫、われひとと尋めゆきて 涙さしぐみかえりきぬ
 山のあなたになお遠く    「幸」住むと人のいう
                       (カール・ブッセ)

 

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どこをみてる?

2006-04-06 02:50:57 | 徒然に

日本での慶事に贈り物を送った。今はまっている、ペッパーミルのアメリカ式でっかいもの。手紙も添えた。郵便局で送った後、そこの出口で、最近会う機会がなかった、イラン人の友人?にばったり会った。イランに帰ってきたのだという。あれ、昨年夏ごろ、3ヶ月帰省していたはずだけど・・・・何かあったのと聞くと、お父様が亡くなられたのだという。イスラム教の信者の女性は、いつも頭にスカーフを巻いている。女性と男性でも、親、兄弟くらいにしか、髪の毛を見せてはいけなかったような・・・・。普段は洋服にあわせ色々な柄や色のものを楽しんでいるようだが、今日は真っ黒いスカーフだった。この夏からはまた、カレッジに復帰したいといっていた。そう、彼女とは最初の英語のクラスで知り合った。ここで、会えてよかった。すこし元気のない、今の彼女のことが分ったから。

そのまま、米を買いに、アジア系の食材店に出かけた。今度は入り口でばったり、韓国の(今は米人)友人に会った。あれ~どうしてた? キムチ作りたい?作りたい、特にきゅうりのキムチが美味しかったから、あれを作りたい。じゃあ、あした家で作ろうと誘ってもらった。ああ、よかった。素直に嬉しい!!

そして、これからアメリカの友人と映画を見に行く。前回の映画では、友人が泣いていた。私は驚いて、この映画悲しかったの?と、聞いてしまった。内容がつかめてないのよねえ。でも、いろいろな友人達がいてくれてよかったと感謝する。大事にしなきゃ。人間関係ストレスもあるけど、圧倒的に楽しかったり、嬉しかったり、助けてもらったりが多いはずだもの。どこを見て生活をするかが問われている。今さらながら思うこと。

 

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事件

2006-04-05 00:45:00 | がっちんこん

また、発砲事件。地方新聞の一面に大きく写真が出ている。今回は、朝8時45分に、それも日頃よく利用するスーパーの大きな道ひとつ隔てた向かい側で起きた。こちらでは、道を境に治安の良い地帯だったり、悪い地帯だったりすることがよくある。

デトロイト警察から指名手配されていた人物がこの街に、恋人とその娘達と住んでいた。そこを見つかって、警察と銃撃戦になり、警察官が二人撃たれ、指名手配犯は射殺された。子供達の目の前で・・・。誰だか知らないが、道路に横たわっている人の写真も乗っているし、犯人の写真、恋人、その子供達も洩れなく写真が掲載されている。恋人はその人が指名手配犯だとは知らなかったと主張している。

日本ではニュースや新聞は毎日欠かさず見ていた。ところが、それは自分が理解できるからであった、日本語を。まったくあたりまえすぎて考えたことも無かった。一方で、それは、理解できないとなかなかに見ないし読まないということと等しい。こちらで、日本人で地元の新聞を購読(まさに買って、読む)している人が、何人いるだろうか。ニュースも見なければ情報はないのと同じになる。殺人事件の情報が必要か否かと突き詰めると、生活していくうえで、自分の身を守るためには必要ということになるだろうか。ここでは、我々は改善する方向ではなく、とにかく避けて逃げて身を守る必要があるから。

その日は春休みに入った初日で学校は休みだった。時間帯から考えて、なんだかとっても嫌な感じがする。

 

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気分一新  春休み

2006-04-04 23:21:16 | 発っする(ハッスル)

バックを変えてみた。気分を一新する。怪人か・・・まさに、今、得体の知れない怪人に向っている気がする。世の中には、たくさんの怪人がいるように見えてくる。

昔は、気分を一新したいときは、とにかく髪をカットした。なので、私はいつも超ショートカットだった。あるとき、忘れもしない・・・高校時代。新聞部の後輩のA君が私に、お前は(後輩なのに・・・)前から見ても、後ろから見ても男にしか見えん。せめて後ろからだけでも女に見えるように髪を伸ばしたらどうだ。。。と、云った。悔しいことに私は、そのときにまず、なるほどと思った。そして、髪を伸ばそうと努力をしてみた。でも、気分一新癖が治らず髪は短いままだった。今は?それが長い。何故か・・。こちらではカットの上手い美容師さんを見つけるのは、いまやここで刺身を見つけることより難しい。だから、切らない。だから、伸びる。加えて、日本のように、なんか行きたくなる雰囲気の美容室がない。ほとんどは、昭和初期の頃の映画でみるような散髪屋さんばかりだ。決して言いすぎではないと、こちらにいらした方は納得してくださるはず。

余談

漢字違いの、海神は私のお気に入り、今はまりにはまっている韓国ドラマ。http://www.geocities.jp/whitecube0919/umigami/umigami.html まみまみさんという方が、すばらしいあらすじサイトを作ってくれている。私はこのかたの恩恵を得て、海神を原語で英語キャプションで見れている。足を向けて寝られない気分だが・・・方向がわからない。気持ちを受け取ってもらうしかないかも。ありがとうございます。

 

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