ワレモノ

2020-09-14 20:59:58 | お宝
美しいなあ きれいだなあ

と眺めている

引っ越しの荷物整理から出てきたのを

いつのまにか息子が接いでくれていた

市場に出すわけではないからこれで十分

割れる前はそれほど好きではなかったのが不思議な気がする

実はこれより格上(?)の青磁の香炉があって

これも割れたまま持ち歩いているのに

まだ荷物から出で来ない

こうした骨董はすべて私のあったことのない祖父の趣味だったもので

実家では天袋に入れてあった

それを私が気に入ったものだけ母に頂戴ともらってきた

ああ、残りはどうなった

今ならもっと好きなものもあっかもしれない

「これで最後でございます」

といって祖父の死後骨董屋が持ってきたという

つまりお題は払ったが品物は骨董屋に置いたままだったもののこと

母はこのエピソードを語る時必ず最後に付け加えた

「まだほかにもあったはず」

また青磁の香炉が見つかったら

修理して(もらって)ここに載せます



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