丸仏手柑の砂糖漬のショコラがけ

2011-02-01 00:07:16 | 美食
四国には、スダチみたいな丸仏手柑とよぶものがあるらしい。
そのあたりでは、ただの仏手柑は手仏手柑とよぷらしい。

紫蘇を赤紫蘇とよぶのに似ている。
赤紫だから紫蘇なのに、青紫蘇の方が幅を利かすようになって
それと区別するために赤紫蘇だなんて。

つまり四国では丸仏手柑が幅を利かしているということだ。

それにしてもテブッシュカンという読み方は湯桶読みだな。
最初がテならテブッテカンだろが。

ぶって、ぶって、お願いもっとぶって、なんて。

京都のカフェでは、
正月飾りの役目を終えた仏手柑で砂糖漬を作り、
それをチョコレートでコーティングして
二月に売っていた。

仏手柑の砂糖漬は高野山で売っているけれど、
あれはもう柑橘の風味の抜けた飴のようなもの。
カフェで仏手柑を煮始めると、
あたり一体に男性整髪料のようなにおいがたちこめた。
しかし出来上がりにはそんな香りはなかった。

あみさんからもらった丸仏手柑は、折角果肉があるので
その果汁で煮たところ
酸っぱい酸っぱい。
甘みやアミノ酸系の味など一切なくて酸っぱいだけ
砂糖やチョコレートでは誤魔化せず
どこかに配ることもできない失敗作となった。

それで原木を見に行ったのだが、
昨日の写真のとおり実の数が少なく、
来年またレモン汁で作り直すかなあ