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巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

日程&第80代4番打者セペダ

2014-05-16 16:27:13 | 巨人
巨人はヤクルトにまさかの3連敗を喰らったが日程面にも問題があったと思う。
巨人は長い9連戦が終わった後、福島→茨城→東京と連日の移動を強いられている。この事をツイッターでつぶやいたら「それは相手も一緒でしょ」と言われたが、それは違う。ここで反論したいと思う。

巨人の場合は9連戦の最後は甲子園だった。当然、遠征となる。一方のヤクルトの9連戦の最後はビジターだが場所は横浜(対DeNA)だったので自宅から通える。遠征の多いプロ野球選手。試合が終わってホテルに帰るのと、自宅に帰るとでは‘くつろぎ度’が違う。やっぱり我が家はホッとするものだ(中には家庭崩壊でそうではない人もいるかもしれないが‥‥)。

また移動の際もホームチームとビジターチームでは違う。試合前の練習はまずホームチームから始まるので巨人は(試合開始が18時だったので)14時あたりから練習開始となる。一方のヤクルトは16時から。つまり巨人は約2時間早く移動しなければならないのだ。つまり睡眠時間(休める時間)が2時間も違う。この差は大きい。よく「朝の30分の違いは大きい」と言うが、スポーツ選手にとってはそれ以上に大きい。今日の読売新聞にも書いてあったが誰もが疲れていた。

問題はなんで9連戦が終わった直後に営業サイドがこの遠征を組んだかだ。別に時期でもよかったではないかということ。これは現場サイドが文句を言わなければならない。来季への反省材料だ
広島も同様に遠征を組んだが場所は同じ米子で、しかも2連戦だったから、昨日は東京への移動だけで済む。この違いは何なんだということだ。



話は変わるが、昨日の試合でキューバから獲得したセペダがいきなり4番レフトでスタメン出場した。巨人軍第80代4番打者の誕生である。第2打席でタイムリーヒットを放つなど上々のデビューとなった。
キューバは今までは海外でのプレーは禁じられていたが、亡命が後を絶たないため(アンダーソンも亡命した一人)ようやくOKを出した。セペダは2度のオリンピック、3度のWBCに出場と実績は十分。
4打席見たが、何より選球眼がいい。ストライクからボールになるフォークにまったく反応しないのだ。日本に来る外国人はよく変化球責めに苦しめられるがセペダはその心配はなさそうだ。スイッチヒッターというのもいい。

ただ問題はレフトの守備だ。守備範囲はアンダーソンよりやや広いが肩の弱さは巨人でもプレーしたラミレスレベルだ。2塁にランナーがいてレフトのセペダのところに打球が飛んだらよほどの鈍足の選手じゃない限りホームに帰ってくるだろう。心配な点である。


ヤクルトにまさかの3連敗 

2014-05-16 08:37:48 | 巨人
巨人4-11ヤクルト

この3連戦始まる前の時点で最下位だったヤクルトにまさかの3連敗
正直、これはかなりの想定外だった。敗因は打たれすぎ。ヤクルトと昨日まで9試合を戦ったが9戦61失点。平均6.77失点。つまり巨人は7・8点取らなければならず、これはキツイ。
この3連戦だけをみてもヤクルトは120打数48安打。打率はなんとジャスト4割。チーム全体が好調なのだろうがあまりにも打たれすぎである。

この3連戦でのヤクルトと巨人の差は凡打の内容である。巨人の選手があっさりとフライを打ち上げる(特に坂本ね)のに対し、ヤクルトの打者は簡単にはアウトにならない。その象徴が5回表の攻撃だった。川端・雄平とアウトにはなったが、粘りに粘って10球以上投げさせた。大竹が5回に投じた球数は「40」にも及んだのである。
5回のピンチはなんとか凌いだ大竹だったが、6回には畠山・荒木・中村に3連打を喰らいあえなくKOとなった。

巨人の場合、長野を筆頭に坂本・片岡と勝負が早い打者が多いのでヤクルトのように「球数を多く投げさせる」作戦はできない。まさに‘弱者の兵法’に屈した感じだ。このヤクルトの粘りを守備の際に見てどう感じたか?長野が10球近く投手に球数を投げさせるというシーンを見たことがない。10球どころか7球も滅多にないんじゃないか?ヤクルトが打となっているのに対し、今の巨人につながりは感じられない。この3連戦、ヒットは12→9→8と本数は出てはいるんだけどねえ。

原監督もどうしたらつながるか試行錯誤している。40試合でスタメンは20通り。井端・片岡・セペダの加入や怪我人(橋下・アンダーソン)もあり猫の目打線となっている。まあ、これは開幕前から「オーダーが固まるのは夏場になると思う」と言っていたからね。

これで4連敗。ある程度のカンフル剤が必要だ。私が提案するスタメンはこう。

1(遊)坂本
2(二)片岡
3(右)高橋由伸
4(左)セペダ
5(捕)阿部
6(中)長野
7(一)横川
8(三)村田

だ。原監督はディフェンス重視でセンター橋本or松本or大田、ライト長野を崩さないが、東京ドームならライト由伸でOK。
2軍で2冠王と調子の良かった横川をスタメンに抜擢。一向に調子の上がらない村田は思い切って8番。打率2割5分を切ったロペスはベンチだ。もちろんこれはあくまで暫定的措置。長く続けるわけではないが、鞭を入れなければいけない時期に来ていると思う。

他の方のブログで「コロコロと打線を動かしすぎ」という意見もあったが、結果が出ていないんだから仕方ない。
村田が8番、ロペスがベンチ。これで腐るようならユニフォームを脱げばいい。もちろん首脳陣のフォローは必要だが‥。