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南阿蘇鉄道のレトロ調気動車

2006-12-06 | 鉄道[九州・私鉄等]
 

熊本県を走る第3セクター鉄道の南阿蘇鉄道に関しては、「MAKIKYUのページ」でも先日一度取り上げさせて頂きましたが、今日はこの鉄道では最新の車両を取り上げたいと思います。

この車両は3010号を名乗っており、新型ながらも敢えて古風なイメージで飾り立てたレトロ調の外観と内装が特徴ですが、1両のみの存在ですので同線に乗車した際にこれに当たるかどうかは運次第です。

ただ車内は木目などを用いた内装でイメージを盛り立てているとはいえ、一般的なボックス席が整然と並んでおりシートピッチも決して広くありませんので、特に豪華な車両という訳ではありません。

また南阿蘇鉄道では他の車両も含めて化粧室の設置はありませんが、路線長や乗車時間が短い実情を踏まえると、妥当な所といったグレードです。

ちなみにMAKIKYUは南阿蘇鉄道に往復で乗車しましたが、帰路に一本列車を遅らせて乗車したのがこの車両(その間の事も近日中に掲載したいと思います)で、この鉄道には先日取り上げたタイプとレトロ車両以外のレールバスも存在しますが、これは稼働率が低い様で乗車は難しそうです。(MAKIKYUが訪れた際には車庫の奥に居り、写真すらありません)

あと余談になりますが、南阿蘇鉄道のレールバスで立野~高森間を往復するのは…という方は、片道を休日などに運行されるトロッコ列車(要追加料金)や、(肥後)大津~高森間で運行されている産交バス、また熊本~延岡間の高速バスなどを活用し、これらと組み合わせての乗車も良いかと思います。

画像はレトロ調気動車の外観と車内の様子です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
南阿蘇鉄道 (酔扇)
2006-12-07 22:16:55
幻の「九州横断鉄道」の片割れ(=高千穂鉄道)が無念の結果となった今、こちらには精一杯生き残って欲しいものです。


地方鉄道の行く末は、地元自治体の熱意の程度に大きく左右されるように思います。思えば、南阿蘇鉄道と高千穂鉄道の運命の差は、熊本県と宮崎県の意識の差でもあるのかな、と感じずにはいられません。
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熊本県も… (MAKIKYU)
2006-12-07 23:33:02
酔扇様こんばんは。

この南阿蘇鉄道ですが、国鉄高森線の転換時に県はバス代行を望んでいた様で、地元の高森町が頑張って何とか3セクで存続という事になった様です。

ただこの様な地方を走る路線が健闘している状況で、一方では行政の無策で某大手私鉄の軌道線の如く、県庁所在地でそれなりの人口集積があるにも関わらず廃線に追い込まれる事例もありますので、自治体の意識の差は大きいと感じます。
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