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西鉄電車の観光電車世代交代「水都」に続き「旅人」も~8000形は運用終了に

2017-09-18 | 鉄道[九州・私鉄等]

日本列島を縦断した台風18号、3連休は国内各地で様々な被害も発生し、楽しみにしていたイベントなどが中止で残念な思いをした方なども少なくないと思います。

交通機関も九州から北海道まで、様々な所で影響が及び、JR九州や四国などでは暫くの間列車運行ができない状態になってしまった箇所も発生する状況になっています。

JR九州では台風の影響で列車運行ができなくなった区間が生じただけでなく、直方駅構内でまだ登場からまもない最新型車両が脱線し、一帯を走る列車も運休や遅延が相次いでいます。

JR九州にとっては最悪の3連休になってしまったと言っても過言ではなく、特に直方駅構内事故は負傷者等が生じた報を聞かないのが不幸中の幸いとは言え、今後原因究明と共に再発防止に向けて全力で取組んで頂きたいものです。

九州では残念なニュースが次々と…という状況ですが、3連休中にはJR九州と並び九州の公共交通をリードする存在と言っても過言ではない西日本鉄道(西鉄)の観光電車「旅人(Tabito)」引継式が行われており、リニューアルして再出発と言うのは明るい話題の一つかと思います。

西鉄電車の観光電車は大宰府観光列車「旅人」、柳川観光列車「水都(Suito)」の2種が存在、双方共に運行開始当初は特急用2扉車の8000形を改装した車両が用いられていました。


MAKIKYUは日頃首都圏に身を置く事もあり、8000形「旅人」と「水都」は共に1回ずつ乗車しただけで終焉を迎えてしまいましたが、後に登場した「水都」が先に車両代替となっています。


「水都」の車両引継が「旅人」よりも一足早い7月に行われ、現在特急の主力車両にもなっている3000形を改装した車両に代替、そして「旅人」もその後を追う様に先日車両引継式を行い3000形に代替されています。

8000形は元々車両代替か更新の時期を迎えており、2つの観光列車へ改装された編成以外は既に退役を迎えていただけに、車両特性なども考慮すると運用離脱も止む無しかと思います。

ただ8000形運用離脱と共に観光列車の運転を取りやめるのではなく、部分的に変更しつつも同種のコンセプトで特別料金不要の観光列車を走らせる辺りは、大いに評価できる事とも感じたもので、今後の末永い活躍にも期待したいものです。

またMAKIKYUは「旅人」と「水都」には各1回ずつ乗車していながらも、今まで「MAKIKYUのページ」で取り上げる機会のないまま8000形での運行を終了、また両観光列車の車両引継に伴い西鉄8000形の運用自体も終了となっています。

8000形の永年の活躍に対する労いも兼ねて、以下に「旅人」「水都」両列車が8000形で運行していた頃、両列車の車内を撮影した画像を以下に掲載します。

・旅人
     

・水都
  

MAKIKYUが九州へ足を運ぶのはせいぜい年に1~2回程度と言う事もあり、車両引継で新たに3000形で運行する事になった「旅人」や、一足早く車両引継となった「水都」へ乗車する機会が巡異って来るのは暫く先になると思いますが、こちらも今後乗車機会が巡って来た際には、「MAKIKYUのページ」でも取り上げられれば…と思っています。

8000形・3000形両形式の「旅人」「水都」に関する感想をはじめ、先日の「旅人」引継式を持って旅客営業から離脱した8000形に関する思い出などがありましたら、是非コメントもどうぞ。
(8000形に関する思い出話などは、「旅人」「水都」以外の列車に関する事でもOKです)



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