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JALファーストクラス機内食ジャカルタ線(往路)2013年10月

2013-10-21 14:58:33 | JALファーストクラス

成田発ジャカルタ空港行き JAL725便  ファーストクラス機内食 (2013.10.12)



今回のシャンパンは7月と同じ「ドゥーツ キュヴェ・ウィリアム・ドゥーツ 2000」をチョイス
ファーストクラスといえばほとんどの人が「サロン」を飲むと思いますが
初心者の私にはちょっと重いというかクセが強いというか・・・

7月に飲んだときはよく違いがわからなかったので、今回はオットが飲んでるサロンと同時に飲み比べ

で、ひと口含んだ瞬間は「クセ強いかな・・・」って思ったんですが、飲み進めているとどんどんおいしくなってきて結局最後までこれを飲んでいました。
お値段的にはたぶんサロンの五分の一くらいでしょうか・・・
やっぱり私の舌は庶民的・・・



シャンパンとともに・・・


“キャビアオードブル”カリフラワーヴルーテのジュレ、卵のポシェ、タラバ蟹添え

私もオットも和食をチョイスしたんですが、「キャビアもぜひ!」とCAさんがおすすめしてくださるのでオットだけ食べてました。
ファーストクラスに乗りはじめて6年経過・・・
ようやくキャビアがおいしいと思えるようになってきた・・・と言ってました。
私は未だに思えない・・・


日本のチーズセレクション

右上ピンクのラディッシュが添えられているものから時計回りに、

きまぐれブルー ~さらべつチーズ工房~ [青カビタイプ]
酒蔵 ~共働学舎新得農場~ [ウォッシュタイプ]
茶臼岳 ~那須高原今牧場チーズ工房~ [シェーブルタイプ] 
鶴居ゴールドラベル ~鶴居村振興公社「酪楽館」~ [ハードタイプ]
若草のカマンベール ~十勝野フロマージュ~ [白カビタイプ]



青カビがこんなにも!以前の私なら見た目で「ムリ!」って手もつけなかったのですが、この機内でいただく国産シリーズのものは青カビでもイケちゃうから不思議。
これもそんなに強い臭みなどはなく、ラディッシュみたいなのと食べるとサッパリします。
ちょっと塩分がありしょっぱいので、小さなガラスに入っているラスベリージャムをつけるとまろやかに。

一番気に入ったのは「鶴居ゴールドラベル」
添えられている茶色い丸いものは、キャラメルと胡桃を薄っぺらーく焼いた煎餅みたいな感じ
ほんのりクセを感じるもののこのキャラメル煎餅と食べたら最高!

今回は出発前にチーズ博士の「miccaさん」に、どれもこれもとっても貴重なものだから心して味わうようにって教えてもらってました。
国産の貴重なチーズを一度に5種類も味わえるなんてほんとに感謝。
機会があったら他のお料理よりも優先してこれをオーダーしてほしいです。


【座付】 鮪オイル漬  烏賊 かぼす釜盛り

鮪の上にニンニクチップたっぷり ひと切れだけいただいて残しました。ゴメンナサイ
烏賊には酒盗添え。 もっちりしたおいしい烏賊でした。


【吸物】 土瓶蒸し

秋ですね・・・シャンパンと土瓶蒸しなんて合わないように思いますが意外とイケます。


大吟醸 十四代

せっかくなので人生初の日本酒を・・・
いやぁ・・・
今まで敬遠してきた日本酒。 
鼻の近くに持ってきただけでツンとくる匂いが嫌いで避けてきてましたが、これは香りがほんとにまろやか!
いいお酒だと独特のお酒臭さみたいなものは全然ないんですね。
もっと辛いものかと思ってましたが甘くてこっくりしてました。


【向付】はサーモンだったので遠慮して・・・


【吹き寄せ盛り】

秋刀魚利久揚げ、紅葉長芋、銀杏、むかご、蒟蒻、栗、胡桃の白和え、
床節旨煮、子持ち鮎甘露煮、魳小袖鮨、合鴨串打ち、落ち葉薩摩芋

日本酒とよく合うものばかり
特に「胡桃の白和え」が上品でおいしかったです。

【煮物】 有機野菜の焚き合わせ  【台の物】 金目鯛塩焼き  鶏牛蒡ご飯

金目鯛はパサパサで残念・・・
ごぼうご飯は香りがよくあっさりしていてお茶碗一杯ペロリと完食



ここでお腹いっぱいになったのでコーヒーだけいただいてデザートはまたあとで・・・


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手打ち蕎麦 ~竹筒盛り~

2時間ほどぐっすり眠り、目が覚めてしばらくしたら小腹が空いてきたのでお蕎麦を・・・
いい香りで歯ごたえもしっかり。
オットは蕎麦湯もいただいていました。


季節のフルーツと黒糖プリン 梨の非加熱コンポートと柚子のジュレ

和食チョイスですが洋食のほうのデザートを・・・
でも黒糖プリンはおいしいものの上に乗ってる柚子のジュレの酸味と合わなくてかなりビミョウ・・・


小倉最中と紫羊羹 お抹茶とともに・・・


オットは和食のほうのデザートを・・・
私もこれにしておけばよかった・・・



せっかくのフルフラットシートなのに食べ終わる頃には睡魔が襲ってきて、結局最後までこんな不安定な格好のままで眠るオット


今回は8席のうち乗客は3人だけ。
私の担当だったCAさんはワインにも詳しく、チーズのこともあれこれ教えてくださるとってもレベルの高い方でした。おまけにとっても上品で美しい・・・
つきなみですが、とっても素敵な空の旅でした。


航空旅行 2013年12月号
ジェットストリームが旅にいざなう
「太平洋浪漫航路をゆく」
イカロス出版