乳幼児の予防接種が拡大 スケジュール作りに苦労 同時接種、分かれる見解
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43092360Y2A620C1NNSP01/
(ログインが必要です)
■予防接種のスケジュール管理が難しくなっている。
それは、厚生労働省が2007年以降、0歳時から接種できる「ヒブ」「小児用肺炎球菌」「ロタウイルス」などのワクチンを次々と承認したためだ。
これらは一定の間隔を空けて2~4回接種する必要がある。
■乳幼児の予防接種を巡っては、昨年春、複数のワクチンを同時接種した乳幼児の死亡例が相次いで明らかになり、厚労省が一部の予防接種を見合わせる事態に発展。
結果的に「明確な因果関係は認められない」として、1カ月後に再開した経緯がある。
■こうした混乱を受け、同時接種に懐疑的な小児科医や保護者もいる。
■NPO法人の「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子供を守ろうの会」(東京・中央)はインターネットを使ってスケジュールを作成できる仕組みを一般公開している。
昨年12月にはNTTドコモと共同で、日程管理ができるスマートフォン向けのアプリを開発し、無料で公開。
子供が生まれた日付を入力すれば、いつまでにどのワクチンを接種すべきかを自動的に表示してくれる仕組みだ。
■国立感染症研究所感染症情報センターも「0~6歳」「小学生~高校生」「20歳未満」など、世代に応じた接種スケジュールをホームページで公開している。
■厚労省は5月、ヒブと小児用肺炎球菌のワクチンを13年4月から原則無料にすることを決めた。
さらに、ロタウイルスやB型肝炎についても、公費助成の検討を始めている。
出典 日経新聞・夕刊 2012.6.28
版権 日経新聞社
2012.7.3撮影
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43092360Y2A620C1NNSP01/
(ログインが必要です)
■予防接種のスケジュール管理が難しくなっている。
それは、厚生労働省が2007年以降、0歳時から接種できる「ヒブ」「小児用肺炎球菌」「ロタウイルス」などのワクチンを次々と承認したためだ。
これらは一定の間隔を空けて2~4回接種する必要がある。
■乳幼児の予防接種を巡っては、昨年春、複数のワクチンを同時接種した乳幼児の死亡例が相次いで明らかになり、厚労省が一部の予防接種を見合わせる事態に発展。
結果的に「明確な因果関係は認められない」として、1カ月後に再開した経緯がある。
■こうした混乱を受け、同時接種に懐疑的な小児科医や保護者もいる。
■NPO法人の「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子供を守ろうの会」(東京・中央)はインターネットを使ってスケジュールを作成できる仕組みを一般公開している。
昨年12月にはNTTドコモと共同で、日程管理ができるスマートフォン向けのアプリを開発し、無料で公開。
子供が生まれた日付を入力すれば、いつまでにどのワクチンを接種すべきかを自動的に表示してくれる仕組みだ。
■国立感染症研究所感染症情報センターも「0~6歳」「小学生~高校生」「20歳未満」など、世代に応じた接種スケジュールをホームページで公開している。
■厚労省は5月、ヒブと小児用肺炎球菌のワクチンを13年4月から原則無料にすることを決めた。
さらに、ロタウイルスやB型肝炎についても、公費助成の検討を始めている。
出典 日経新聞・夕刊 2012.6.28
版権 日経新聞社
2012.7.3撮影
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます