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久しぶりに、「はるばる函館シリーズ」だ。訪れたのは昨年の夏。ほんの少しの滞在だったが、あまりに写真を撮り過ぎたのと、将来のズボラもあり、とうとう1年かけての連載になってしまった。
写真は、「真宗大谷派函館別院」。真宗大谷派ということは、浄土真宗の東本願寺の系列の寺だということだ。ここの歴史は、1641年に、松前の専念寺6世の浄玄が木古内村に創建した阿弥陀堂に始まる。1710年に函館に移ってきた。1907年の函館大火で堂宇が焼失した後、1905年に、帝室技芸員・9代目伊藤平左衛門設計で再建された。鉄筋コンクリート造りだが、国の重要文化財に指定されている。なお、別院と言うのは、本山に次ぐ格式の高い寺のようだ。
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近くには、文芸評論家として有名な亀井勝一郎生誕の碑があった。
○関連過去記事
・函館教会めぐり(はるばる函館15)
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