嵯峨野めぐりで次に訪れたのが平家物語でも有名な祇王寺と滝口寺だ。二つの寺は隣接している。当日は休みだったが檀林寺という寺もすぐ近くにある。昔嵯峨野を訪れたときには檀林寺は、嵯峨野めぐりをしてすぐだったという記憶があるが、今回歩いてみると、昔の記憶と全然違う。本当に人間の記憶というのはいいかげんなものだ。祇王寺の名前の元となった祇王とは当時の有名な白拍子だ。平清盛に寵愛されていたが、ある時仏御前という若い白拍子が自分の芸を見て欲しいと言って来たのだが、門前払いされそうになる。しかし、祇王のとりなしで仏御前は清盛に自分の芸を見せることができた。ところが、これがきっかけで清盛は仏御前の方を寵愛するようになり、祇王は追い出されてしまう。祇王が妹の妓女、母親の刀自といっしょに入ったのがこの祇王寺である。後には、世の無常を知った仏御前も加わり、ともに仏の道に励んだという。
また、滝口寺というのは、斎藤時頼(滝口入道)からその寺名が付いている。滝口入道は、建礼門院の侍女横笛との悲恋の結果、ここで仏道修行をしたという。
〇祇王寺
〇滝口寺
もう一つついでに嵯峨野で見つけた、土佐四天王像。なぜここに土佐四天王像があるかは不明だ。立っているのが坂本龍馬というのは比較的わかりやすいが、後は右から中岡慎太郎、武市半平太、吉村寅太郎らしい。(すまん最後の人は初めて聞いた) これで、1日目の旅は終わり。本日は3万歩近く歩いたのでくたびれた。
〇関連過去記事
・京都旅行2
また、滝口寺というのは、斎藤時頼(滝口入道)からその寺名が付いている。滝口入道は、建礼門院の侍女横笛との悲恋の結果、ここで仏道修行をしたという。
〇祇王寺
〇滝口寺
もう一つついでに嵯峨野で見つけた、土佐四天王像。なぜここに土佐四天王像があるかは不明だ。立っているのが坂本龍馬というのは比較的わかりやすいが、後は右から中岡慎太郎、武市半平太、吉村寅太郎らしい。(すまん最後の人は初めて聞いた) これで、1日目の旅は終わり。本日は3万歩近く歩いたのでくたびれた。
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