文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

黒歴史大決戦 (1)

2023-03-17 09:45:38 | 書評:その他

 

 

 黒歴史とは、思い出すと死ぬほど恥ずかしくなるので、できれば忘れたいという自分の過去の出来事である。喧嘩の強い見るからにヤンキー獅子目丈にもその黒歴史があった。それは、小学校5年のときにウ〇コを漏らしたということ。

 小学生のころにウ〇コを漏らすやつは確実にいた。私の同級生でも授業中にウ〇コを漏らして(いやあれを漏らしたといっていいのか)、黒々ととぐろを巻いていたのを見た記憶がある。

 そして、黒歴史を思い出すと、脳内物質である「クロレキシン」が分泌され、超人的な能力を得ることができるのである。その能力は黒歴史に依存している。だから、獅子目の場合は、ウ〇コを垂れ流しながら戦うのである。そして、その際にウ〇コは武器にもなれば防御にも使えるという優れものだ。(でもいくら優れものでもいやだな)

 獅子目の父親は、「クロレキシン」の研究者だ。この研究を盗み、不完全で非合法のドラッグDPDを流通させている者がいる。DPDは失敗作なので暴走する危険性がある。(ちなみに、獅子目の場合は、父親が開発したスマホアプリにより、暴走することなく黒歴史モードになることができる)

 本作品は、基本的には、黒歴史を持った者同士の戦いである。出てくるのは火遊びや男の娘などで黒歴史を持つもの。しかし、ウ〇コを漏らしながら戦う主人公って初めてなのでは? 読んでいると、もう爆笑の連続。といっても、くれぐれもウ〇コを漏らさないようにね。

☆☆☆☆

 

 

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