昨夜、仕事先の友人Fさんのお義母さまが亡くなられたとの連絡があり、本日、お通夜に行ってまいりました。
亡くなられたお義母さまは、大阪に住んでいらしたのですが、悪性腫瘍がみつかって手術し、長い入院生活が続いていました。Fさんの夫は一人息子。Fさんは、お義母さまの看病のために仕事のない週末は毎週のように千葉から大阪に通っていました。
体力的にも経済的にも大変だったと思います。
その後、一人息子のそばにいたいだろうと、千葉に住まいを移し、介護環境の整ったマンションで暮らし始めたばかりでした。
近くなったらなったで、頻繁に呼び出されたりしていましたが、彼女はいつも明るくお世話に向かっていました。
でも聞くところによると、ほかに頼れる人もなく、辛くてひとりで、近くの海の砂浜にすわって泣いた日もあったそうです。
今日、お焼香を済ませた後、Fさんが挨拶に来てくれたので、
「よく最期までがんばったよね。きっとお義母さまも喜んでくださっていると思うわよ。」
と声をかけると、
「なにもしてあげられなかった、もっといろいろできたと思う…。」
と涙を拭いました。
それは心からでた言葉だとわかりました。
彼女は普段、どちらかというと毒舌家で、仕事のうえでも言いたいことは はっきり言うし、イヤなものはイヤというタイプなのですが、彼女の行動を見ていれば、その慈愛深い人間性がわかります。
人間の本質というのは、その人の言葉ではなく、行動にあらわれるのです。
亡くなられたお義母さまは、大阪に住んでいらしたのですが、悪性腫瘍がみつかって手術し、長い入院生活が続いていました。Fさんの夫は一人息子。Fさんは、お義母さまの看病のために仕事のない週末は毎週のように千葉から大阪に通っていました。
体力的にも経済的にも大変だったと思います。
その後、一人息子のそばにいたいだろうと、千葉に住まいを移し、介護環境の整ったマンションで暮らし始めたばかりでした。
近くなったらなったで、頻繁に呼び出されたりしていましたが、彼女はいつも明るくお世話に向かっていました。
でも聞くところによると、ほかに頼れる人もなく、辛くてひとりで、近くの海の砂浜にすわって泣いた日もあったそうです。
今日、お焼香を済ませた後、Fさんが挨拶に来てくれたので、
「よく最期までがんばったよね。きっとお義母さまも喜んでくださっていると思うわよ。」
と声をかけると、
「なにもしてあげられなかった、もっといろいろできたと思う…。」
と涙を拭いました。
それは心からでた言葉だとわかりました。
彼女は普段、どちらかというと毒舌家で、仕事のうえでも言いたいことは はっきり言うし、イヤなものはイヤというタイプなのですが、彼女の行動を見ていれば、その慈愛深い人間性がわかります。
人間の本質というのは、その人の言葉ではなく、行動にあらわれるのです。