M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

シベリア帰りは強靭!

2008-04-09 23:39:56 | 暮らし
入院当初は時々呼吸が止まってしまっていた義父。
その後、肺の奥のタンを吸引するために、のどを切開して管を挿入し、ずいぶん容体が回復してきました。
本日、またお見舞いに参りましたところ、めでたく一般病棟に移っておりました。
酸素の量も、10リットルから2リットルに減りました。

眠っているところを、彼の孫娘と耳元で声をかけて、半強制的に起こしてみたら、ちゃんと反応してくれました。危険なため入れ歯をはずされたおちょぼ口をもごもごさせながら…。
むかし、「クシャおじさん」って、いましたっけね。
ちょっと安心したら、義父の顔がすごくカワイくみえてきました!

実は義父は戦時中、シベリアに抑留された経験を持っています。
マイナス20℃以下の土地で、過酷な労働を強いられ、
仲間がバタバタと倒れていくのを見たと、元気なころ話してくれました。
戦争と、捕虜というサバイバルをくぐり抜けた体力は、並大抵のものではないのでしょうね。
年齢の割に、肺炎の数値以外は全部正常値で、お医者様もびっくりだそうです。

義兄のほうも、肩の手術が無事に終わり、病室で娘の「さんすうセット」の名前書きにいそしんでいました。