M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

人間ドックにいってきました。

2008-03-06 23:55:35 | 暮らし
朝から水も飲まずに家を出て、
予定の電車に乗り遅れそうになり走ったため、
人間ドックを予約しているクリニックに着くと、ヘロヘロの状態でした。

腹部超音波の検査では、「よく胃が痛くなる」といったせいか、
例年よりやけに丁寧に検査されました。
上半身をおこして後ろ手に両手をついた態勢でもエコーをとったりして、
「なぜ?なんかみつかっちゃったの?」
と心配になってしまいました。

胃の検査では毎度のことながらバリウムの前の発泡剤が辛かった~!
ゲップするなというのは地獄の責め苦ですよね。

ベッドがグイーンと動いて、頭がさがるぐらいになると、
自分の体重を握力だけで支えなければならず、
二の腕がぷるぷるしてしまいました。
頭に血が下がって、歯も喰いしばるので、
「これで頭の血管切れたら本末転倒じゃ~!」
と心の中で叫んでいました。

最後の脳ドックでは、磁気のものすごい音の中、うとうとしてしまい、
「私ってこんな騒音の中でも寝られるのね。これって特技といえるかも。」
と思いました。

ただ、残り数分というところで、「むむむ!」と目が覚めました。
バリウム検査の後に飲んだ下剤が早くも効いてきて、
お腹のなかで雷がゴロゴロなりだしたのです。
「これはまずいですよ。早く終われ!」
冷汗がでましたが、何とかセーフでした。恥をかかずに済みました。

そして午後は、せっかく都内まで出てきたのだからと、
さらに表参道まで足を延ばし、まだ行ったことのなかった「表参道ヒルズ」へ。

建築家の安藤忠雄氏がデザインしたというので
一度行きたいと思いながら今日までいけませんでした。

中央の吹き抜けをぐるりと囲む形で巻貝のように斜めに通路が続いていて、
吹き抜け部分のタイルの床がすべて階段になり、
その両サイドのライトがアクセントになっていて、
思った以上に癒される空間となっているなあと感じました。

平日とあって人も少なく、ゆったりと店を見て回ることができました。

その中のあるステーショナリーの店には革製の製品が揃っていて、
「まあすてきねえ」と物色していると、
制服姿の、場慣れしていない感じの高校生数人がうろうろしながら、
ぼそぼそと話をしているのが聞こえてきました。

「ちょっと高いけど買ってこうかなあ…せっかく来たから記念だしなぁ。」
「うーん、どうしようかあ。」

ああ、その気持ち、わかるなあ~と思いながらも、
「確かにお高いでしょ、これらは。おこづかい大丈夫?」と密かに心配に。

きっとそうやって、家に帰ってから、これは今は必要なかったなあ、
とか後悔しながらお金の使い方なんかも学んでいくのでしょうね。