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デニス・ルヘイン原作の映画

2014-04-28 | 映画
デニス・ルヘインの「夜に生きる」を半分読んだところで、とまらないのを無理に止めて、気にかかっている映画をメモしておかねば。

ルヘイン原作の映画や、作品のことは、あとがきや解説で初めて知った。
原作は二冊([ミスティック・リバー] と [雨に祈りを]) しか読んでいない。
これはメモしてあるので思い出せたのだが、映画は見ただけでもう細かいことは 記憶が朧になってきている。

「ミスティック・リバー」「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「シャッターアイランド」の三本を見たのだが゜(*´□`*)゜




「ミスティック・リバー」はアカデミー賞を受賞した。3人の遊び仲間のひとりが誘拐された。暫くして帰ってはきたのだが。その後成人した三人は過去から逃れることが出来ない上に、さらにおきた悲劇、原作の意図も良く伝わってきた。ショーンペンが名優ぶりをみせた。


「ゴーン・ベイビー・ゴーン」はベン・アフレックの監督、俳優もいいし身近なテーマも含めた問題作だった。
題名のように子どもの誘拐事件なのだが、話の結論は観客に任せたような形で、そういうところも迷いがなく案外好きだと思った。
劇場では公開されなかったそうでDVDしかないけど、余計なお世話かもしれないのに、一度見れば、面白いよと周りに勧めた。

ちょっと話がそれるけれど、ベン・アフレックといえば、先日彼の監督した「アルゴ」を見たがこれは面白かった。実話だそうだが、スリルありサスペンスあり、タイムリミットありというもの。テヘランが舞台で撮影も大変だったろうと思ったが、テヘランの雑踏を抜けて脱出するシーンは見所だった。
映画の中で映画を撮るというのも、実際は映画撮影という奇想天外な作戦であってハラハラドキドキ、文句なくおもしろかった。
史実は少し違うとかいう意見もあったそうだが。

「シャッターアイランド」は脳みそをかき混ぜられるような変った作品で、噛み砕いて時系列に、あるいは出来事順に分類して流れをつかんでから見直すという厄介な作品だったが、それも面白かった。
心理学や流行のシステムを使ったSF映画というか、込み入った内容だった。この程度しか覚えていないので、もう一度見直してみようと思っている。

ただ原作とは違った映画作品自身の価値というものもあるが。

後になって原作があると知れば興味も深まる、面白かった映画も出きるだけ怠けないでちょっとでもメモしておこう。


今読んでいる「夜に生きる」も面白い、残念なことに、この前につながりのある「運命の日」が出ているそうで、しまった!順番を間違えたと気がついたがもう遅い。二作目からでも十分面白いという解説に救われるが、良く調べもしなくて、何事にも軽々しい自分の性格を、改めてあきれながら見直している。でも、もうなおらない。
図書館に予約したが「上下」二巻の大部とかで、体力をつけておかないといけない(^^)





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