日本人は働きすぎだとかいう事で、休日が増えたのはいつからだろうか。若者は当然のように受け入れているが、出かけてみると、働いている人が多い。
サービス業、交通機関、図書館も、ラジオもテレビも、動いているから、動かしている人がいる。
自由業といわれる芸術家も作家も画家も音楽家も、たぶん休日に働いている。何気なくそういう人たちから常に様々な形のサービスを受け取っているのだが、休日に聴きにいこう、見に行こう、自分中心に考えると休むのが当然だけれど。サービスを受けるのが当然だけれど。休みを返上して働けと言うのではないけれど、いかに長い休日を楽しみにしている人が多いか、車の渋滞が10キロ単位になっているとき、なんだかのんびり空など眺めていると居心地が悪い気がする。私も昔の人になってしまった。
故郷を離れて独り暮らしの若者は帰省したいだろう。親は楽しみに待っているだろう、そんな平和な風景も浮かんでくる。我が家の周りにも子供たちが乗って帰ってきた車が門の外に並びはじめている。他府県ナンバーもおおくて、あそこの子供さんは見ないと思ったらもう遠くで仕事についたらしい。などと散歩に出て、初めて気がつく。
下の道が混んで、車で出かけようとすると、下りたところにある信号機を二回待つ。むかしの道が高速に繋がる抜け道になって、買い物に行くにも時間がかかるようになった。
お天気の写真を撮ってさぁ歩こうと思ったら、電話が鳴った。内にもお休みの勤め人がいた。
「起きたの、朝ご飯にしようか」
休日の主婦はいつも簡単に済ませるお昼ご飯の用意まで増えるのだ。
青空だ。出かけるのか車を洗っている人がいた。今日は大丈夫。
西側の空もOK。
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