夕食後、そそくさと動き出した。今日はわずかな団らんもカット。
「どこ行くの」「二階(自室アリ)に上がるね」「早いね」
「もうぅ、鍵が開かないし、今回はやり方がわからん」
「ふすまに鍵なんかつけたの」「いやいや貴志さんと張り合ってるねん」
近くの図書館で月一の読書会。
「どう生きるかって 、どう生きたかの方がピンと来るね。」
若者は司書さんだけ、でもこの先大いに役立つ知識は若者だけではないと
話にわずかに花が咲いた。もう満開はとっくに過ぎてから読むにはもったいない
名著ではあった。司書さんが並べてくれた関連本の中で
やはり池上さんに人気が集まった。ご時世だなぁ。