晴れて秋めいた朝です。洗濯物が風で揺れて早く乾きそうです。
今年も水引草が咲きだしました。
また立原道造の詩を思う季節が来ました。四国の川沿いの細い山道を思い出します。
ミズヒキソウ 庭の雑草の中でも元気に増えてます。ちょっとピンボケ。
のちのおもひに
立 原 道 造
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
───そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……
夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
白い立浪草はもう種になりました。次の春、又白い波頭を見ることができるかな、
増えて花の間に入り込んでいます(^^)
おまけの時計草です。
まだ夏本番だというのに、少し涼しい風が吹くと、秋の気配がします。ふといつも彼岸花が咲く辺りを覗いて見ましたが、影も形もなくて、未だ一月も先なのか、ごめんなさいごゆっくり、と言っておきました。
台所の窓から、突然油蝉の声がしてびっくり。出てみると金木犀に、二匹止まって頑張ってました。ラジオの声が負けそうな勢いで「やっぱり夏か、ハイハイ!」と言っているうちに気温がぐんぐん上がっています。
いつもご訪問ありがとうございます。 ↓↓↓
応援クリックをお願い致します/(*^^*)ポッ人気ブログランキングへ