空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

猫を預かった

2014-05-27 | 日日是好日



猫を預かっているうちに、言葉が通じるようになった。
猫はとってもおとなしい。おしゃべりじゃないので、私が一人で話かけているようだが、ちゃんと返事はするし、よく言うことがわかる。

前に犬を飼っていたときは、近所中で一番気立てが良くて可愛い、イケメンだとおもっていたが、猫が来てみると、なんて賢くて可愛いの、と思う。

朝は顔の前でフンフン鼻息がするので目が覚める。たぶん自分は早起きしても6時ころまで起こしにこないなんて。「いい子ねぇ」といいながら目が覚める。

昼も夜も良く寝る「だから寝子という」と息子が言った。
前足がプニュプニュ、ホカホカして触ると気持ちがいい。グーの時は仮眠中。パーの時は熟睡中。

「さぁ散歩に行こう」というと喜んで勝手口にダッシュする。雨だと「こりゃだめだわ」という顔で帰ってくる。一応おしゃれな女の子なので(^^)
肩を落としてしおれた様子になる。
「そろそろ帰ろう」というとさっさと勝手口に戻るには戻るが。名残惜しそうで不満そうで、「また外で遊ぼうね」と言ってご機嫌ををとっている。

家の中で飼っていると、退屈するのかな、家の中だけでいるなんて、とは言っても外は危ない。猫も暮らし辛くなったのだ。
やはり日光に当たって鳥の声やよそのうちの立てる音や車が通り過ぎる音が聞きたいのだろう。猫の散歩なんて考えた事もなかったが、一緒に家の周り(狭い塀の中だけど)を歩くと、猫は気持ちよさそうに土の上をころころ転がっている。
そういえば今年はアマガエルの声が聞こえないし、カナヘビの子も見かけない、引越したのかな。

パソコンの前に座るとキーボードの上に乗る、どうもニャハハという顔をしている。
「ニュースでも見るかな」と言うとテレビの前に座ってしまう。困ったものだ。
「さあテレビ」と言ってパソコンの部屋に入ってドアを閉めるとニャアと大声で鳴いた ワハハ。

「お風呂よ」「ご飯よ」いちいち猫に知らせている。外から帰ると、車の音を聞きつけて玄関で待っている、可愛いなネコって。




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