金鉱山と無電力地帯での電力事業

アフリカ、パプア・ニューギニア、アジアで再生電力

金、プラチナの偽物タングステン。

2010年05月12日 07時12分32秒 | 日記

ギリシャ問題は90兆円がドンと効いて、すっかり落ち着き、世界の株価は急上昇、一先ず安心。

ところで、金より高価なプラチナは日本では「白金」と表記され「白い金」と解釈されてしまい、また英語に訳するとホワイトゴールド (white gold) となることなどから、白金=ホワイトゴールドと間違われる事がよくあるが、これは誤りです。
ホワイトゴールドはをベースとした合金であり、白金(プラチナ)とは全く異なる金属です。
プラチナの生産国は圧倒的に南アフリカで、2位のロシアを大きく引き離しています。価格も金の1.4倍もする希少金属ですが、最近は自動車の排気ガス浄化装置に大きな用途が出ていますが、何しろ生産量が非常に少ないのです。
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最近はプラチナや金の偽物として、タングステンの偽物が出回っています。タングステンは金やプラチナと同じ比重というやっかいな代物です。
比重計は非常に便利な機材ですが、比重が同じ金属だと、真贋(本物かどうか)は分かりません。比重計以外の鑑定方法として、タッチストーン(試金石)や、X線を使った分析装置などもあります。
タングステンは比重
19.3で金やプラチナとほとんど同じ比重で、違いは黒い色をしている金属だという事です。比重は金と同じなので全く厄介なものです。
最近、このタングステンを金メッキして、延棒にする詐欺事件が時々あります。
この場合は、表面はかなり厚い金メッキをしているので、見た目では判断出来ず。比重も19.3で比重による確認も出来ません。
ただ、タングステンは色が黒なので、表面の金を切断すれば判断出来ますが、延棒を切断すると価値が下がるので、切断出来ません。困ったものです。

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