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鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

自分たちに出来る事

2011年03月14日 06時50分27秒 | 日常
自分たちに出来る事って何だろう・・・と考えます。

去年、母の実家(私にとっては祖母の家)を襲った水害がありました。
川の堤防が決壊し、家の2階付近まで水が浸水。

家の塀は、どこからともなく流れてきた他所様の冷蔵庫がぶち当たって全壊。
ブロック塀が、飴細工のようにグニャリと根元から曲がっておりました。

1Fの家財道具は全滅。
思い出の品物も全てヘドロまみれになりました。
無事だったのは木製の位牌くらい。
アルバム、着物、カップ、布団、服、様々な形見の品々。
通帳、書類、パスポートも全て無くなりました。

水が引いてから家のリビングや客間に残された、ヘドロや他所様の家具やらを片付けてくれたのは、神戸や新潟から来てくれたボランティアや、地元の大学の学生の方々でした。

「僕らがやるから、大事な物を整理しておいて下さい」

そういって、壊れたブロック塀を片付けたり(ハンマーでブロックを砕いて「燃えないゴミ」として出すらしい・・・少し笑ってしまった)、ヘドロを家からかき出してくれました。
身内の私は、愛知県から心配だけしてました(送金はしたけど・・・それだけ)。


そして今、私は自分が何が出来るのだろう・・・と考えます。
決まりきった言い方になるかもしれませんが、受けた恩を返したい、と切実に思うのです。
ただ、私は体力もないし知識もない・・・現地に行っても足手まといになることは解っています。
だから、ここから出来ることをしたいと考えています。

善意は大事。
後は、それを効率よく、被災した方々のお役に立つように、善意が空回りすることないように、何とか廻して行きたいと思っています。
(いわゆる、「千羽鶴を届けるよりも、募金しろ」ってやつね)

募金、節電、献血、正しい情報の提供。
特に、
薬に関する知識提供(免許持ちだから)。
在留外国人のための情報の英訳。
などなど。

アラサーのこの年になると、知り合いや友人が増えます。
東北地方で働くセンパイ、友人もいるし、東北地方出身の同僚もいます。
何か出来ることはないか、と切実に考えます。
(携帯の充電が心配だから、彼らにメールは送ってないのでさっぱり状況が解りませんが・・・)

私だけが抱えている思いでもないと思うので、声高々と宣言するつもりもないけれど、イロイロ考えていきたいと思っています。






秀逸すぎるポスター
グリコ!!GJ






P.S.
地震発生時、私は出張中でした。帰りの新幹線がストップしてしまい、私鉄やらバスやらタクシーやらのミックスで帰宅いたしました。地理が全く解らなかったので、周りの人たち(同じようなサラリーマン)に随分助けて頂きました。多分、同じルートを辿れと言われても、再度はムリだと思います。
また、私の母も出張中でした。ガチンコの東日本とあるエリア。彼女も色んな手段を用いて、ようやく帰宅いたしました。
メールも電話も通じず、家族でモヤモヤした時間を過ごした時間となりました。
でも無事でした。
本当に幸いでした。












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