ハゲタカには、格好いいスーツ、時計、ネクタイ、手帳、そして眼鏡(キラン)など、様々に魅力的なファッションが登場しております。
それについてのメモ書きを。
某mixiで錯綜している情報をとりあえず自分のためにメモメモ。
1. 眼鏡
a) スタルクアイズ
言わずと知れた鷲津眼鏡です。
P0001-03 50,400円
b) レス ザン ヒューマン
赤いハゲタカ劉一華の眼鏡。
andrei.c 35,700円
http://www.meganepark.biz/Plan/hagetaka/hagetaka.htm
(衣装協力しためがねパークさんURL)
2. 携帯電話
a) カシオ製SoftBank830CA(Black)
Time is moneyの鷲津携帯。
b) auW62CA
赤いハゲタカの携帯。
とにかく丈夫らしい(笑)。
3. 時計
a) 鷲津時計(劇場版)
インターナショナルモデル、SCJV001 (SEIKO)
http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SCJV001
逆輸入版:SNP003P1
b) 鷲津時計(ドラマ版)
MONTBLANC STAR XLクロノグラフオートマティック08451
4. 鞄
a) 由香ちゃん鞄
土屋鞄製造所 Raffine ギャザーバンドショルダー
http://item.rakuten.co.jp/takuminowaza/rf0118/
正直、この鞄はかなり個人的に欲しいな・・・。
サイズを調べて携帯にデータ保存してます。似たようなのがあれば買い叩きたい・・・。
b) 村田さん鞄
土屋鞄製造所
プロータ 防水スクエアブリーフ
http://www.tsuchiya-kaban.jp/shop/A184/pVy1BSMvx/syoinfo/406
5. 手帳
a) 由香ちゃん手帳
Filofax Classic (Cherry or Red)
http://www.filofax.jp/distributor/store/SEURLF/ASP/SFS/DISPLAY./SIZEID.3/RANGEID.86/DSIZEID.3/SFE/organiser.htm
とりあえずはこんな所。
買えるのは・・・ない。
金がないものは、舞台を去るしか無い。
それが資本主義ってもんだよ・・・。
ああ、金のない悲劇!!
ネタバレ3
次こそは、半分以上こしたい・・・。
1. 鷲津ファンド会見会場
即座のプレスリリースを開始した鷲津さん(と中述さん)。
即刻記者会見。
ホワイトナイトを名乗りでます。
一株1400円で買いますと。
相変わらず憎まれちっくにBWをこき下ろし、そして颯爽と会場を後にする鷲津さん。
それを追う由香ちゃん+ディレクター。
「必ず帰ってくるって言ってましたよ。」
と治くんの予言を伝える由香ちゃん。
「(西乃屋は)盛況らしいな。」と答える鷲津さん。
結構気にしてますな、鷲津さん。
治君の所には直には行ってないだろうけど(イロイロあるから)、気にはかけてるんだね。
しかし疑問ですが、鷲津さんはホライズン時代に西乃屋をそれこそ優良企業である観光企業に売った訳で。
それを治君はどうやって買い戻したのかな・・・?
西乃屋を見る限り(治くんと由香ちゃんが喋ってる場面)、治君が経営してる西乃屋は、以前の西乃屋だし・・・。
やっぱしグウーンとあがった株価でもうけたお金で買い戻したのだろうか・・・?
しかしここで待ってましたの赤いハゲタカの一声が。
「重大発表があります。」
マスコミ各社は一声に鷲津ファンドからBW方向へ。
鷲津と中述さん、一気に取り残されてます・・・。
中延さんの髪の毛が!否応無しに乱れとります。
<中延さんが髪の毛乱れてる時が鷲津ファンドの危機の時と考えることはいけないことでしょうか?!
マスコミのハゲタカぶりが否応なしに出てますなあ。
新鮮な良いとしかとってかないだけで、基本的にマスコミはハゲタカだと私も個人的に思う瞬間。
net配信でBWが記者発表をしております。
何か、待ってましたって言った感じだね。
「一株1700円で買わせて頂きます。」
鷲津ファンド、カウンター・アタックなるか?
2. 攻防戦
個人的には、この車の中の会議?が一番すきかもしれません。
BWに1700円で買うとネット上で宣言された鷲津さん。車の中で1750円にしろ!無理でもやれ!とごり押しまくり。
「ギリギリまでつっこみますよ!」と鷲津さんも熱くなっております。
鷲津本人も言ってますが、ホワイトナイトを名乗り出て負けたら、信用問題だもんなあ・・・。
「上限はいくらだ?!」
中述さんも珍しく声を荒げてますね。何か、新鮮・・・。
そしてここでも髪の毛が乱れとります。
ここで鷲津ファンドの上限が出てきます。
必死こいて値段をはじく鷲津ファンドの兄ちゃん。
「2000円です!!」
それが上限です、と中述さんは鷲津さんに伝えると。鷲津さん、お得意の窓たたき、バン!!
フリな闘いだ・・・。
1700円、1800円、1810円、2000円となり、最終的には2200円でBWに軍配が上がることに。
新聞には、鷲津ファンドが敗北した・・・みたいな見出しが出てます・・・。
いつの時代も敗者には泥ひっかけていくマスコミさん。
持ち上げるときには誰よりも持ち上げて、落とす時にはそれ以上に勢いつけてたたき落とす。マスコミではなくマスゴミと言われる所以ですな。
そんなこんなで、拍手の起こるBW陣営。
がっかりしてるアカマ自動車側。
どーなってるんだ?!
古谷社長の声がむなしく会議室に響く。
社長、負け犬スメルがプンプン。
そして、人望がなさげなスメルもプンプン。
<誰も社長の顔(というより視線)を見ようとしてない;自分のことで精一杯という見方もあるけど・・・。こういう時だからこそ、bossのいうことに頼る・・・みたいな心情は湧いてこないの?
3. アカマ自動車工場
劉さんは、かつて大空電機を見学したホライズン・鷲津さんと同様に見学に訪れます。
赤いハゲタカらしく、赤いマフラー着けてますな。ちょっと笑いそうになったのは内緒ですが。
<仮面ライダーみたいじゃん。
その仮面ライダーですが、派遣工の守山さんにストーカーちっくにアタック開始。
「ここ長いの?」
と珈琲を差し出します。<微糖エメラルドマウンテンだった
工場に仏居合いなまでのスーツの不審な劉さんに、不審がる工員の守山くん。
珈琲だけもらって逃げる気満々。
そんな守山くんに面白いね、と劉さん。さりげなく名刺を渡していきます。
「仕事探すなら・・・。」って感じで。
それを一応真面目に受け取る守山君。そんな真面目な青年の窓の向こうには、重役出勤で良くて月に300万、ボーナス1億円のスタンリー・ブラザーズの外人(ジョンだっけ?)がいます。
彼に比べると割に会わないよね、と劉は言います。
でも、守山君はここでは反論とかも特に何もしてないんだよね。そんなもんだと思ってたのかな。世界が違うから・・・みたいな。
彼らの出会いはその後のアカマの運命を変える・・・のか?
4. 鷲津ファンド対策室
鷲津ファンドのroomでは、村田さんが某から得た情報をbossの鷲津さんに披露しております。
BWの資金源が解ったという。
中国系国家ファンドがバックにあると。
BWは隠れ蓑・・・ということがアカラサマになったということ。
とここでまたもや思い出したことを。
国家ファンド自体は、別に悪でも何でもないことで。
他の先進国では結構やってたような・・・。やってないのは日本だけだ、だから日本も作るべきだ、と言っていたのは竹中さんだったけど(KO義塾教授で議員でもありましたね)。そのイメージがあるから、悪いとは思わないんだよね・・・。
ここでお得意のプレゼンテーションスタート。
中国系ファンド(要するに、共*党)がバックにあるよー、資金は20兆円あるよーっというのがここで発覚。
MGS銀行から鷲津ファンドが動かせるのは2.5兆円だったから、10倍近くも差があるわけで・・・。
「まともにやって勝てる相手じゃないな。」
考える鷲津さんたちに村田さんが問いかける。
「どうしますか?」
村田さんは、良い意味で鷲津さんに緊張感を与える役割だからいっつも結構、上司である鷲津さんを試してるような気がする・・・。
なまじ、自分に自信があり1人で旨く行けるとおもってる年上の部下がよく陥る罠だったり・・・(汗)して。
さあ、どうでる?
5. マンダリンオリエンタルホテル
「食事に行こうよ。」
黒塗りの車の劉から誘われた守山くん。
別世界みたいだー。他の社員(派遣)が結構な目で見とるよ?
まず服装から引っかかりそうなマンダリンホテルを劉の顔パスで通り抜け、ゴーカなレストランに誘われて・・・誘われて・・・結局行かず。
守山くん・・・と呼んでた劉も、思わず守山!と言う程度には怖じ気づいてしまいます。
「帰ります。」といってそのままバイバイ。
あーあ、といった感じでそのまま降りて行く劉。
そして振られた劉をレストランで待っていたのは・・・鷲津さん。
そのまま無言でテーブルにつく2人。
<くう~~、カッコいいなあ!
テーブルには飲み物あるけど、それには目もくれずに
「BWは中国のひも付きだったとはな・・・。」
とジャブをかます鷲津さんに
「そんなことも解らなかったのか?」
と返す劉。
「ホライズン時代のあんたはそんなんじゃなかった。」と劉は語る。
ここら辺、昔話に花が・・・咲いてるのか?
NYのホライズン時代の鷲津さんの思い出(劉の目線)が・・・。
使いっ走りの劉の目の前には、部屋を与えられた鷲津さんと、ホライズン社長(当時?<大空電気買収に絡んで辞任してたりして・・・)のクラリス。
社長直々に
「Merry Christmas! Masahiko. 」
と祝われる鷲津さん。若手筆頭だなあ!
それを劉は暗い部屋(個室じゃない)から一人でぱちぱち拍手でお祝い。学生のインターン時代か使いっ走りか時代か?
同僚が口々にCongratulations!と言っているのとは対照的に。
切なすぎるよ・・・。
「ホライズン時代には口もきいてもらえなかった。」という劉と若手筆頭株の鷲津との差がここに歴然と切なく描かれて・・・。
ほんと、お兄ちゃんに憧れる弟の図だよなあ。(T_T)
「あんたはちっとも嬉しそうじゃ無かった。」
どこまで鷲津のこと見とるんだ。
クリスマスなのに部屋を貰えたのに嬉しそうにない鷲津さん。クリスマスデコレートされたNYの地下バーで、一人サビシく飲んでおります。
そんな鷲津さんににじり寄る劉。
「May I ?」
そんな劉にメもくれず、置物に話しかけるみたいにこう言った。
「お前、人を殺したことあるか?」
200万だ、200万で殺したと鷲津さんは言う。
クリスマス前、大きなリターンを手にした鷲津。その彼が気にしていたのは、200万が返せなくて首をつった三島製作所のオヤジさんのこと。
「強くなれ。強くないと、人を殺してしまう。それが、資本主義だ。」
鷲津さん・・(涙)。
ちっっとも変わっとらん鷲津さん。
根本的にやっぱし変わっとらん鷲津さん(涙)。
「世の中は金だ、金が悲劇を生む」
そういってグビリと飲み干す鷲津。
そして、それを見つめる劉・・・。
その時の言葉は俺のバイブルだ、と語る劉。
「お前は誰なんだ?」
そんな劉に鷲津は問いかけるが、劉は挑戦的に返して言うのだ。
「俺は、あんただ。」
ループ、ループ、ループ。
+++++++++++++++
また終らん!
さてさて、ネタバレの続きです。
またしても順不同のメモなので、注意して下さい。
1. アカマ自動車GT-X新車発表会
日*の新車発表会のような、ド派手なプロモと演出。大勢の車ファンとマスコミ各社。
そんなスンゴイ舞台の中にさっそうと登場するは、アカマ自動車が満を持して発売するニューアカマGT-X、そしてアカマ自動車の古谷社長。
自信満々に新車の発表をぶち上げてます。
「これがアカマ自動車の粋を尽くした、ニューアカマGTです。」
「アカマのDNAである・・・ハイブリッドが・・・etc etc」
まだまだ続くぞ社長の話。
「これこそがアカマのシンボルです!!」
そんな社長の華やかな舞台の裏側で、浮かない顔をしている関係者が・・・。
言わずとしれた、企業再生の芝野さん。
華やかな会社の雰囲気(売り上げ5兆円の大会社)の一方で、経営困難になってる会社だから、余計眉をしかめるんだろうな・・・。
そんな陰気な社員を置いてきぼりにして、新作発表会は終わり。
アカマのぼろぼろ具合に気づく人って・・・関係者でさえも気づいていなかっただろう、そんな一コマ。<アメリカのG*会社みたいだね。
2. 東洋テレビ
こちらは、東洋テレビの一室。
由香ちゃんと野中さんたちのお仕事部屋です。
ドラマ版から4年たって、由香ちゃんはなんと34歳の設定ですが・・・。
無理有り過ぎですわ。若い。
私より年上なんて、とてもとても・・・。
さてさて。
由香ちゃんは。キャスターとして、確実にステップアップしているようでしっかりばっちりミーティングをしております。
話題は、鷲津ファンドが負けた裁判のことについて。
「外資が日本を見限り始めた。」
と分析する由香ちゃん。
脚本にちゃんとした経済記者がついてたのだな、と少し思った一面でした。
一々突っ込みを入れられるほど私も経済に詳しくもないですが(私の経済は自分の財布のみ)、この裁判結果には不条理なものを感じますんで。個人的に。
細かいのは、このシーンに、ライオンソースと鷲津ファンドとの裁判と敗訴に関する見出しが出ている雑誌が映っていることでしょうか。
相変わらずリアルです。
外資は日本の市場の半分を現状、占めているというのに、ライオンソースに対する裁判結果は、経済をかじっている人たちにとっては少し首を傾げるような結果であった様。
このままでは、外国のファンドは間違いなく他の市場(インド、中国?)に流れて行くだろう・・・という展開に対して、由香ちゃんは「ジャパンパッシングの始まりです。」と報告。
ただ・・・。
世の中の話題にのっかっていくメディアの人間にとっては、鷲津さんはすっかり過去の人・・・として扱われているようで。
「鷲津は死んだって噂もある」といわれる始末。
小泉改革でも何も変わらなかったと眼鏡の兄ちゃん(名前解らん;ディレクター役?)に言われる始末。
面白いのは、死んだという話題をしていても、鷲津が負けていい気味だとか言ってる人がいなかったということ。ライオンソース裁判に関しては、実際のブルドッ*ソース事件も含めて不可解に思ってる人たちが結構いたという証拠になるのではないかと思います。
自分の追ってる話題を若干スルー気味にされて、さらに言い募ろうとする由香ちゃんですが、野中サン(プロデューサー)は「新しいものにしろ。」とバッサリ。
「次、次、次ぎ!!!」
まさに、「news」ですね。
そんな報道現場に、赤いハゲタカからの一撃が届く。
「TOBです!しかけたのはブルーウォール・パートナーズ(BW)!」
ファンドの役割が終ったと思っていた矢先、思わぬ新たな外資の登場。
これは、格好の話題。
「カメラを2台まわせ!!」
野中サン、由香ちゃんの取材班は、東京マンダリンホテルに向かいます。
新鮮な餌に悉く飛びつくマスメディアも、或る意味ハゲタカと言えますな。
3. BWによるTOB会見 in マンダリンホテル
大勢の記者たちに囲まれている会場に、劉一華が登場!!
「ブルーウォール・パートナーズはアカマ自動車さまに対するTOB, 株式公開買い付けを開始いたします。」
案の定、記者たちからは質問攻め。
敵対的買収か?
友好的合併か?
そんなマスコミ記者に対して、BW側からは経営方針の説明が。
経営陣は現状維持/アカマ自動車が苦手としている海外の新興国(中国/インド)への進出のサポートなどなど。
結構、美味しいぞ?
こういうTOBを仕掛けられた場合、経営陣はほとんど入れ替えるもんね。
そんな、結構美味しい話ってあるもんなの・・・?
そんな疑問の中、劉が隠し球をボトンっと投入。
「私は残留孤児3世です。」
日本と中国が手を取り合って行きましょう、というメッセージを強烈にアピールする材料ですね。
そんな劉は、鷲津さんとは正反対かもしれませんね。マスコミ受けは良いだろうなぁ・・・。
「1株1300円で買わせて頂きます。」
赤いハゲタカ、宣戦布告。
4. アカマ自動車本部
さてさて。
そんな記者会見は、勿論LIVEでTVで流れてます。
TOBの一報から、緊急会議をするべくアカマの幹部たちが役員会議を開始すべく続々と会議室に突入しております。
古谷社長しかり、芝野しかり。
苦労人代表芝野さんは、社長に苦言。
「相手側の出方を見るべきだったのでは?」
以前からあったBWからの申し出をスルーしまくりだったみたい。
<これはイカンだろ・・・。
そりゃ芝野さんは寝耳に水だわね。
<芝野さんの立場って・・・orz
「今時、こんなあからさまな敵対的買収が成功すると思っているのか?!」
古谷社長、ケンケンに怒鳴ってます。
まあ、当然だわな・・・。
会社の未来がかかってるもんね。ただ、ここで個人的に思うのは、古谷社長は勿論会社の利益のことを考えているのだけども、無意識に自分の身を会社に重ねているのではないかと思う。
会社の未来=自分の未来というように。例えるなら、アメリカの危機=世界の危機みたいなね。
社長には生来、そんな心理が働くらしいが・・・。
さてさて、そんな社長。
芝野さんにさっそく対策室の設置を要請。芝野さんを呼んだのは、こういった場面での対策をさせる為だったのか?
しかし、その芝野サンよりも立場上の奴がいた・・・。
大手金融会社のスタンリー・ブラザーズの外人さん。古谷社長に紹介された彼が芝野サンに、「War roomを設置するように」命令するんですよね。
芝野さんはナチュラルに「We got it.」と言ってたかな。アカマ自動車のフィナンシャルアドバイザーはスタンリーだから・・・だろうけど、そうなったのは古谷社長の代からの可能性が高いな・・・。<感です。
まあ、そんな芝野さん、war roomを設置するべくスタッフたちを引き連れて次々を指示を飛ばします。
ブルー・ウォールの資金源、劉一華のプロフィール、スキャンダル、などなど。とにかく調べろ!!と。
「今日からここがwar roomだ。情報を決して外に漏らさないように!」
出来る男の芝野さん、やるねえ☆
煌めいとります。
アカマを再建させた手腕を買われてアカマに来ただけのことはあります。
ブルーウオールの会議室に比べて明かに大きいですが、情報戦はすでに出遅れている感がある対策室だけどね。
こうして見ると、巨大になりすぎて状況変化に対応出来ない鈍重な企業としてのイメージが否応無しに見えてきます。
それも狙ってたんだろうけど、NHKは芸が細かいなあ。
とここで気づいたのですが。
ドラマ版ハゲタカDVDを購入した方は知ってますが、DVDの中に未公開シーン特集がありまして。
アケボノ光学をEBOした時に、ホライズンから出向している大賀大空電機社長と、日本法人ホライズンの社長であるアランとが、「裁判の準備だ!!」と言ってシーンがありましたけど。
アケボノ光学を立て直して・・・という描写を見る限り、ホライズンからの妨害もなく、ちゃんと会社として成立してたんですね。
まあ、そんなこんなでTOBに対する情報戦の開幕です。
スピードと正確性が問われますね。
そして、そんな巨大な経済版仁義無き闘いに登場するのが・・・フリーランスのヒットマン(違います)鷲津。
5. 密談 in どっかの料亭
ヒットマンが来るのは、どっかのボスと打ち合わせをするためですが。
鷲津と中述さんが来ると、もう部屋には料理とボスたちが勢揃い。
アカマの古谷社長、役員の芝野
MGS銀行頭取飯島、スタンリー・ブラザーズの外人。
ドラマだと、鷲津が呼び出す立場だったから、料亭の至る所にハゲタカのモチーフが鏤められ照りましたが。今回の料亭では、ハゲタカの木像があったという事実は・・・ありませんでした。<多分
無造作に飯島は切り出します。
「ホワイトナイトをお願いしたい。」
アカマ自動車の最大出資者・MGS銀行としては、なんとしても今回のTOBは阻止したい構え。
「口出し量込みの大盤振る舞いや」
2.5兆円の大盤振る舞いを見せます。
儲かり話に余念がない飯島サンが、莫大な金額を提示しておりますが、まあ、今回はそれくらいの危機なんでしょうかね。鷲津さんが飯島さんにジャック・アブラモフばりの伝説のロビイスト(口利き屋さん)ぶりを依頼した時は単位億の報酬だったけど。
ま、今回は報酬じゃなくて活動資金込み込みだから規模も枠組みも違うか・・・。
「アカマを助けて頂けませんか?アカマは日本国そのものです。」
という古谷社長の言葉に耳を傾ける?鷲津。
正直、こういった外資からの圧力を受けると、にわかナショナリストが増えるけど、古谷社長は結構そのパターンなのかな?トヨタばりの会社としてアカマを認識して良いのでしょうか?
鷲津さんがそんな言葉に感銘を受けた訳ではないだろうけど、暫し顔を傾けた後、
「お引き受けしましょう。」
とホワイトナイトを請け負う鷲津。
伝説のハゲタカが、赤いハゲタカを迎え撃つ構図が、ようやくオフィシャルに完成。
料亭を辞した後、鷲津ファンドミーテイングルームにて鷲津たちは戦術会議を開始。
結構、ファンドとして軌道に乗ってるみたいで、様々なスタッフがおります。ホライズン時代に比べると、国産(日本人)スタッフの数が多いみたい。若いお兄ちゃんの姿が。でも、・・・金髪碧眼のお姉さんは・・・やっぱりいたけどさ。
スタッフは、ブルーウオールに比べると、あからさまに洗練されてエレガントです。
クールというやつですね。そして、アカマに比べるとやっぱり機能的。ここにもやっぱり暗示がひしめいている・・・?
「ブルーウオールについての情報は?」と問う鷲津に、ノーマーク的なことを返す村田サン。
<やっぱり鷲津さんの隣には、中延サンと村田サンだよね♪
情報戦の最たる先端である彼らにとっても、ブルーウオールについては情報が少ない・・・。
ただちにミーティング開始です。
そして鷲津さんは、ここで記者会見(プレスリリースをなるべく早くする)をすることを発案。
しかし、いたちごっこになるデメリットが・・・。向こうも値段をつり上げたら・・・。
焦りは禁物です、と懸念を示す中述さんを抑えて、ここはあえて勝負にでる鷲津。
「大丈夫だ。この勝負、必ず取る。」
++++++++++
あ、れ・・・?
まだ半分にも到達してない・・・orz
見てきました、ハゲタカ劇場版!
乏しい脳みそが覚えているうちに、メモメモ。
<妄想用に。
ネタバレしてるので、未見の人は回れ右!!
しかも順番通りじゃないよ。
順不同ですよ。まともなネタバレ希望する人はつらいかな・・・。
1. どっかの農村 in 中国
細い農道が広い中国の大地にどこまでも伸びている。
伸びていく道路のその脇には、貧しい農夫たちが老若男女を問わず黙々と作業をしている。
小さな老女、やせ細った子供、背中を丸めた男たち・・・。黙々と灰(肥料になるのかな?それとも種?)をまいている。
そしてその中を、爆音と共に道を駆けて行く赤いスポーツカー。
物語は、ここから始まる。
2.どっかの海岸 in 南国(外国)
ライオンソース(元ネタ;ブルドッ*ソース)買収に絡んだ裁判に負けた鷲津の旦那
(ということは、鷲津ファンドは*チールパートナー*をモデルにしたものだったのかな?あそこのトップはリヒ*ンシュ*インという外人だったけど)、南国へひとっ飛び
セクシーな水着のお姉さんがウロウロしている浜辺にて、ふて腐れた表情でブランデーを煽る。
なんつーか、ただのふて腐れた子供+オッサンです。
<可愛い~←?
日本の市場に辟易しているようで、ブランデーを飲みつつ日本には戻らない気マンマン。
余談ですが。
ブル*ッグソース裁判でもそうでしたが、あの買収+裁判で得をしたのは司法関係社だけだと言われる位、ルールも何もあったもんじゃない閉鎖的な日本の市場は、外資から結構辟易した目で見られたみたいです。
日本の市場の資金の半分は外資ですが、彼らが日本から資金を引き上げたら大変なことになりそう・・・。
<こういうのをジャパンパッシングというのかな?
閑話休題。
そんな、ふて腐れた鷲津さんの所に、「こんな所にいたのか、探したぞ」と穏やかに声をかけてきた芝野先輩。
アケボノ光学を立て直した企業再生家として名を挙げた彼は、今はアカマ自動車(モデルは・・・マ*ダとト*タのmixか?)の役員になってました。
日本の高度成長と共に歩んできた日本企業の雄・アカマ自動車も、イロイロな問題があるみたい。
現社長に招かれて、立て直しにかかる所・・・だけど、いつもの弱気?で結局押し切れない所があるみたい←変わってない。
そんな芝野先輩に、鷲津くんはすっかりハブてた口調で「日本の市場には失望した<私は日本を捨てた」みたいなことを言っちゃいます(原文はクリアーには覚えてない。ニュアンスで・・・。)。
「日本は何も変わっちゃいない。腐ったままだ<ニュアンスで・・・。」と言って、すっかり日本を見捨てたよう。
そんな後輩に、芝野は切り出すのだね。
「・・・アカマを救ってくれないか?」
3. どっかのホテルのカフェ in 南国(外国)
「・・・アカマを救ってくれないか?」
そんな言葉に鷲津はつれない。
「そんなことを言うために、ここに来たんですか?」
日本には帰りません、と言ってる矢先にアカマを救ってくれと言ってくるThe KY kingの芝野さんに、多少、鷲津さんもオカンムリ。
そんな鷲津に芝野さんは言うのだな。
「確かに日本は腐ってる。だがそんな国にした責任は俺たちにもあるんじゃないのか?」
お前も同罪だ、だから戻ってアカマを救えと言う。
結構残酷なことを言う芝野さんは、きっと本当に、自分の良心と向き合いつつ生きてきたんだろうな。
或る意味シアワセなことかもしれん・・・。
そういってさっさと去って行く芝野先輩。
一人残された鷲津の旦那は・・・お得意の八つ当たり?で持ってたグラスをバーンっと投げつけたのでした。
4. 日本の空港
そしてまんまと芝野先輩の言葉につられた鷲津の旦那。
日本の空港にしっかり到着。
そしてニュース番組に目をやった鷲津が見たものは・・・。
<眼鏡なしで可愛い・・・(鼻血)
5. 共*党幹部含む某会議場 in 中国
「日本は宝の山だ!日本を買い叩け!!!」
兆とも言われる巨大資本を持つ中国政府系ファンドの手先?として、党幹部ら(背後に*国国旗があったからさ・・・)の指令を受ける劉一華。
鷲津眼鏡みたいなシャープな眼鏡を駆けてますが、日本は君の故郷だと一部幹部に言われて、ピクリともしない劉さん。
Sな幹部はちょっとガッカリしてそう。
動揺する劉さんを見たかったのかな。
何ツーか、クルーりと回って退場します。
まあ、あの会議の中の幹部は一枚岩ではなさそうだから、劉を推薦した幹部の足を引っ張ろうとして揶揄した可能性が高いけど・・・。
ドラマの1話で、クラリスに日本を買い叩け!と言われていた鷲津を見ていた人たちは、その違いにビックリするのではないかな。
政府系ファンドって・・・こういうものなのかな?ホライズンなら失敗しても失職するだけだけど、こっちのファンドはゴルゴ13に撃たれるか、名も無き殺し屋さんに殺されそうな雰囲気です。
6. キックオフミーティング in ブルーウオールパートナーズ
ブルーウオールパートナーズのCEOとして、日本に降り立った劉。
もちろん、ヘリコプターです。ほぼ、まねっこです。<鷲津の登場シーンもヘリでしたよね。
ここまで来ると、好きなお兄ちゃんの真似をしたがる弟の図です。
そしてそのままキッキオフミーティングへ。
ミーティングルームは、全くもって雑然としとります・・・。
コードとかの配線は、もっと良いやり方があっただろうに・・・と思ってしまう位には。
外資だ何だと洒落てるもの着けてるのに、なんでオフィスはこうも雑然としとるんだ。
垢抜けが足りとりません。入り交じった路地裏みたいだ。
スタッフたちの中国語によるアカマ自動車についての説明を遮り、日本語で言うようにオーダーする劉。結構、CEOとしては絶対的な権限をもってそうです。
社内言語を直ぐに統制できるというのは、結構な権限+カリスマ性をもってると思います。
「日本の会社を買収するのだから日本語で話すように。」
簡単な日本語は出来るだろう?と言う劉さん。
ボスにそういわれた中国人スタッフは、日本語でそのまま説明・会議を再開。
さすがエリート!ですなあ。
中国でエリートになるには、最低3カ国語は出来ないと話にならんと中国人留学生(彼女も3カ国語を話す)が言ってたが、凄いなあ・・・。
中国が伸びる訳です。
ここで日本の市場の閉鎖性についてコンコンと話されます。<ライオンソースのヘンテコ裁判結果について
「だから、鷲津ファンドも手を引いた・・・・」というスタッフの言葉尻に劉さん曰く。
「鷲津は、下手だったのさ。」
むむむ。
なんだか怪しい予感・・・。
ハゲタカといえば、一方的に誰かが誰かを知ってる片思い(違)ループが象徴的だけど。
ドラマは、鷲津→芝野、西野→鷲津だったけど。
今回は、劉→鷲津のフラグが。
もてますなあ、鷲の旦那。
そして舞台はTOB会場の東京マンダリンホテルへ。
(マンダリンホテルを使う所が、へへえという感じだね。)
+++++++++++
力尽きたのでまた次回へ繰り越し。
今日から(6/6)、ハゲタカ劇場版が公開です!
鷲津が資本主義の焦土と化した日本にやってきます。
エキストラ参加した人たちの話を聞くと、カットされたシーンも多かったとのこと。
裁判(元ネタってブルドックソースの奴に似てるのかな?あの裁判で特をしたのは会社でもなくスティール側でもなく、法律家だけだという話だけど・・・??<JMM)で鷲津が大暴れするシーンもあったようで、なんだよー、とブー足れてしまう私。
ま、それはDVDで完全版にしてリリースしてもらおうかな・・・。
王様のブランチで、映画のコーナーを見たけれど。
南朋さんも鉄二君も、格好良かったなあ・・・v
それに、千明さんは美しかった・・・!
ああ、公開初日に行けなかったのが、心残り・・・!
お金ないからレディースデイかレイトショーで行くことにします・・・!
これぞ金のない悲劇!<爆
そして見れない地獄!<泣
誰かが言った。
人生の悲劇は2つしかない。
ひとつは、金のない悲劇。
そしてもうひとつは、金のある悲劇。
世の中は金だ。
金が悲劇を生む
劇場版ハゲタカ公式HP
http://www.hagetaka-movie.jp/